エロゲー世界に神様転生って勝ち組じゃないのか?
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幕間10 婚約者の陸軍長官と夫婦の営みについて図上演習をする
――――山下利古里の部屋――――
「いつもの軍服姿で、すまない……もっと綺麗に着飾りたいんだが……」
「忙しい中で時間をつくってくれたんだ、気にしないでよ。それに利古里ちゃんの制服姿、とても魅力的だよ?」
「ありがとう……私もこの制服姿で演習を行うと気が引き締まるので気に入っている」
「相変わらず固い言い方するよね。婚前交渉前の夫婦の営みを図上演習だなんて……」
「ぅ……そうか? 私は夫婦となるのであれば大事な訓練だと本気で思っているのだが……」
「そういうところも本気で可愛い」
「……馬鹿。それでは……始めさせてもらうぞ?」
「ああ……今日もお願いするね」
「んっ……ふ、ぅぅ……んむっ、ちゅっ、くにゅっ……んぷっ、くっ、ふむっ、んは……」
軍服姿の利古里ちゃんが目の前に突き出された戦艦へと唇を寄せ、艦首を口膣内へと入れていく。
ぬるりとした唾液の感触と、唇と粘膜の温もりが、腰にゾクゾクと肌が泡立つような快感を伝えてくる。
「んんっ、むっ、ぐっ……! ふくっ、むにゅっ、ぢゅっ……くむっ、ふぅっ……」
ピクリと跳ね上がった艦橋が上顎を叩いてしまい、それが不快だったのか、唇がキュッと締まり、艦橋を抑えつけきた。
その刺激は、より一層の快感を艦首に与えてきて、さらに艦艇が脈動しそうになってしまうが、
唇の拘束がそれを許さず、弾薬が砲門の中で膨らんでいく。
「くぷっ、ぢゅっ、んむっ……にゅぷっ、むふっ、ぷぶっ……ぐちゅっ、んっ、むふぅっ……ふぷっ、くむぅっ……」
利古里ちゃんが上目遣いにこちらの反応を確めながら責め立ててくる。
弾薬の内圧に圧され、硬く大きく膨れ上がった主砲が、
柔くぬめる頬の内側の粘膜と舌に押さえつけられ、窮屈さとそれによる快感に喜びと悲鳴を上げていた。
それが形となって戦艦から溢れ出した淫靡な燃料が、山下の口の中で混じり合い舌と粘膜に纏わりつき、
さらなるぬめりを与えて、追加の燃料を求めるように砲廓を責め立ててくる。
「れるっ、にゅちゅっ、はぷっ、んくっ……にゅもっ、れろれろ……くむっ、ぢゅっ、ぢゅむむむむ……」
口の中で舌がうねうねと踊るように蠢き、内底や、旗竿や、砲台をねっとりと貼り付くような感触で這い回ってくる。
きつく柔らかく、ねっとりと責めあげてくる山下の口の中での奉仕は、
本日まだ一度も発射していない戦艦にはかなりの刺激で、重油庫の奥で沸々と滾る興奮と欲望がぐんぐんと熱を増していく。
「にゅむっ、ぬちゅっ、れるっ、ぺろっ……ふぁっ、は、ぁふ……ま、また口の中にねばねばの
……いやらしい液が……んはっ、はぷっ……にゅるっ、んふぅ……」
利古里ちゃんは毎晩ではないが時間さえ合えば一緒に寝てくれるようになった。
婚前交渉はまだだが、我慢はよくないということで、最近では寝る前には必ず口で抜いてくれるようになった。
根が真面目なだけあって何度も図上演習を繰り返し、今では戦艦を巧みに撃沈できるほどの腕前となった。
「くむっ、れちゅっ、ぬむっ、にゅもっ……ぺちゅっ、んむっ、ぷふっ、くふぅっ……き、気持ちい……」
「気持ちいいの? 随分といやらしくなったね。最初は口に含んで、舐め回すのを苦手にしてたのに……」
当初は利古里ちゃんが精液の味を苦手としてたので、手で抜いて貰うことが殆どだった。
こちらから口淫をお願いするのを申し訳なく思っており戸塚軍医に相談したところ……
試作段階だという特製サプリメントを毎日飲むようにと渡された。
「んぐっ……そ、そんなことはない……! 気持ち悪いが……貴方が気持ちよさそうにするから……
仕方なくだ……誰も好んでなんか……んっ……くぶっ、ぢゅるっ……む、んぐっ……」
そう口では文句も言いつつも、それでも主砲を銜え込んで、舌を艦首に這い回せ続けてくる。
戸塚軍医のサプリメントによって僕の精液には僅かながら媚薬的な催淫効果が含まれるようになったらしい。
癖になる味らしく利古里ちゃんも嫌がらずに精飲できるようになり、
今では睡眠前の口淫が殆ど習慣となってきている。
ただサプリメントの精力増強効果なのか、ほぼ毎日射精しないと辛い体質になってしまった。
「後で利古里ちゃんの下着がどうなってるか確認するのが楽しみだね……」
「むぐっ、ぢゅっ、ぐぷっ、んにゅっ……ば、馬鹿なこと……確認するな……れぢゅっ……
明日は早い、今日は……さっさと終わらせようと思う…ぁむっ、ぐむ……」
「それなら、もっと気合を入れて……んっ、くっ……」
発破をかける前に、ねっとり絡みつくような感触の奉仕に、膨張した艦砲が疼くような痛みにも似た快感を訴えてくる。
「れろっ、ぺちゅっ、にゅるっ、むぷっ、ぢゅろっ……くむっ、ぢゅっ……ぢゅるる……にゅるっ、れぢゅっ、ぺちゃ……」
いやらしい音が艦砲を銜えた唇の隙間から漏れ出し、こぼれ出す重油を淫靡な燃料として啜り、砲身と一緒に吸い込んでくる。
火照った口膣内の熱が砲身を蕩かせて、そのまま溶けて沈んでしまいそうな快楽に、思わず声が出そうになる。
そんな様子を知ってか知らずか、艦首を銜え込んだ利古里ちゃんの唇がキュッと締まり、
窄まった頬の内側の粘膜と共に柔らかくきつく絞り上げてくる。
「くっ、ふはっ、んにゅっ、ちゅるっ……私の、口で……舌で、こんなにも大きく……
ビクビク、震えて……ふぁっ……私まで、熱くなってしまう……ぁむっ、くふっ……!」
利古里ちゃんも快楽に酔い痴れ、いつもとは違うとろりと蕩けた表情を見せる。
官能的で淫らな姿と、砲身を刺激してくる唇と舌の感触。
流石に、もうっ…………!
「いっ、いいよっ……もう、出るっ……!!」
「ま、待っ……んぷっ、ぐむぅっ……! んぢゅっ、ぷぐっ、にゅぢゅっ、むっ、ぐぅっ……
んばっ、はふぅううぅぅんっ!!」
こみ上げる滾りを抑えることなく、砲身を焼くような熱さの液状弾薬を、口の中へと勢いよく発射した。
脈打ち、激しく暴れながら白濁の液状弾薬を噴き出し続ける戦艦主砲。
その動きが強すぎたのか、利古里ちゃんの口の中を満たしきる前に、飛び出してしまった。
「んはっ、うぇっ、ぷえっ……はぅっ、んぷっ……! やっ、かかっ……むふっ、ひはっ……あぅぅっ……!」
利古里ちゃんが口からボタボタと白濁の重油を垂らしながら浴びせかけらる精液に顔をしかめる。
その苦しげに歪む、穢された美貌を見るたびに、快感がゾクゾクと背筋を駆けあがり、射精にさらなる勢いを与える。
「もうっ……やっ、んぷっ、くはっ、ぁっ……! これ以上、かけるのはっ……んくっ、ふぁっ……はぅぅっ」
そうは言いながらも潤み揺らぐ瞳は愛おしむように主砲を眺めるのだった。
「ありがとう……受け止めてくれて」
「ふっ、んはっ……はぁっ、んっ……口の中も……喉も……熱い……くふぅんっ……」
「明日は早いみたいだけど……いつも通り感想戦だけはちゃんとやろうか?」
後書き
夜の艦隊戦は難しい……感想戦は普通に書きます。
エロ主にエロゲーにありがちな特殊能力(催淫精液)を与えてみた。今のところ効果は[弱]です。
ノクターン年間1位の“鬼才”ムンムン先生が執筆する「せっかチ」の表現力の深さには脱帽します。
せっかチは薔薇騎士や黄金騎士がいるからエロゲー化はアレだけど……朗読劇とかはありと思う。
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