エロゲー世界に神様転生って勝ち組じゃないのか?
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幕間19 昏睡淫欲レイプ! 野獣と化したアイドル
前書き
幕間18の続き。
せっかチのムンムン先生の性技のバトル描写に刺激を受けて作成。
文体はエロスとバイオレンスとオカルトの分野の大御所小説家を意識しました。
オカズとしての利用できるかは分からないけど、
夜のアイドルアルティメットなりにガンバレタと思います。
――――ホテルエクシール最上階スイートルーム――――
相対する雌の名前はグレシア・ゲッベルス。
体は、セクシーダイナマイトであった。
心は、プロデューサーであった。
普段は軍隊風のスタイリッシュな制服の下に隠された桃尻が、
絶えがたい誘惑となって、雄に覆い被さってきた。
気が付けば、雄雌の二匹は裸で一つのベッドに横たわり、
互いの粘液を舐め合うポジションになっていた。
雄は雌の卑裂を責め立てた。
鼻。
嗅。
舐。
舐。
指。
指。
舌。
鼻。
嗅。
舌。
手。
みごとな攻撃であった。
雌は雄の肉棒を双つの見事な山で挟み込んだ。
「ん……っちゅ、ちゅっぷ、ぷちゅッ……ちゅッ……」
手は?
逃げ出さぬよう抑える!
舌は?
しっかりと責め立てる!
唾は?
いやらしくテカリ滑る!
先ほどまで主導権を握る頭脳戦を行っていた
薄暗いバーカウンターとは違って
ほとんど明かりも落とさず一騎打ちを始めた二匹の淫獣。
雄の名前は伏見空。
体は、アイドルに相応しい男の娘であった。
心は、エロ主に相応しい変態紳士であった。
問題ない。何も、問題はない。
一体、何の不満があるだろう。
自分には、こんなに立派な肉棒があるではないか。
一人でも戦い抜くだけの、無尽蔵な性欲が、あるではないか。
闘え、闘え。
そう言ってくれる欲望が、あるではないか。
((応!))
声にならない、声をあげる。
自分の本能に、応える。
邪魔な枕やシーツは脇に寄せて、
二人は互いの隅々が見渡せるであろうポジションに移動した。
「れる……っ、んふッ……まだまだ音をあげないでよ?」
アイドルに相応しい漢となるためには、
ベッド上でのテクニックやセックスアピールが必要だ。
生半可な知識をアイドルの肉体で試されたり、
アイドルを乱暴に扱うようなら容赦はしないと責める。
雄の心の全てを暴き出そうと決めた雌が、
可能限り獣欲を刺激するように舌先をすぼめて奉仕を始める。
今更――なにを今更、
緊縛、凌辱、強姦、乱交、鬼畜、痙攣、失禁、排泄、薔薇、百合など
とうの昔に禁じ手として、
置いてきたはずのものばかりであった。
忘れていたものばかりであった。
忘れていたいものばかりであった。
童貞の妄想を思い出させるな。
野獣の牙を思い起こさせるな。
「っ、素晴らしい、な……」
「ふふ……、並みの男なら泣いちゃうところよ。
耐えていることを、褒めてあげるわ。っちゅッ……」
雌は人より長い舌で、丹念に筋から亀頭を舐め上げる。
硬度、弾力、規模、全てが人並み以上――だが、
それは、諸刃の槍であることを、雌は十二分に知っていた。
デカマラやヤリチンなどというものではない。
己が槍に過信があるものこそ。
己が技に磨きをかけることを忘れることが多い。
雌は永らく忘れていたい昂りを思い越す。
抱かれた秘書からは虜になったと噂を聞いていた。
しかし規格外というほどの相手ではない。
となると問題は持久力や回復力だ。
持久力が高く、回復力も高ければ、
長期の連戦を繰り返さねばならぬ、ということだ。
「味は……っは、少し濃い目、かしら……?
キライな、カンジじゃ……ん、ないけど……」
先走りの汁に濡らされた肉棒を
舐める。
呑込む。
咥える。
酔いにより雌は自らが昔は精飲を嫌っていたことを忘れていた。
はッ、はッ……と、口元にかすかな湯気が立つほど
ヌチャヌチャと男根の先端を弄び、更なる媚薬精液を求める。
枝毛ひとつない長い黒髪をゆらしながら、
玉のような滴が溢れ出す肉茎を絞り出すようにしゃぶり尽くす悪戯な舌先。
しなやかな黒い雌豹を思わせる目つきは気の弱い雄犬であれば、
それだけで射精してしまいそうなほど魅力的な強い眼光を放ち敵を見下ろす。
「口淫も上手だが……、君の凄さは胸部は勿論、
むしろ下半身にも秘密が詰まっているようだ」
「あン……、私、はいいのよ。黙って大人しくされてなさい。
黙って大人しくされてなさい……」
雄が狩りの最中に幾度と無く聞いた言葉が、また聞こえてくる、というだけだ。
獲物を狙う獣が、狩人に狙われていることに気付かない。
それがどういうことか知っているだけに、雄はどうしようもない、虚無感に襲われた。
ちゅっ、ちゅっ、と音を立ててカリ首に口を付ける
雌猫ゲッベルスの尻肉を掴み、雌芯をぴちゃぴちゃと嘗め回す伏見。
「ん、あ、あン……、ギリギリのラインで、
しつこさを感じさせない……なんて大したものね。驚いちゃった」
むっちりと詰まった雌肉を舌先で割りほぐし、
柔らかくなるまで丁寧に舐め続ける老練な手腕に、
さすがのゲッベルスも己の雌が濡れてくるのを感じてしまっていた。
「ン……、まとわり、ついてくるわ……」
なんという──
なんという、雄なのか。
舌先が雌芽から、つかず、はなれず、
ギリギリの感覚で快楽を与え、そして元の状態に戻す。
相手は自然にそれをやって退けるのだ。
このようなことを、するのか。
このようなことが、できるのか。
獣欲などといったものに邪魔されることなく、
理性で自らを律し、こういうことをしてのける。
たまらぬ雄であった。
「まるで……っふぁ……新種の生き物ね……」
巧みな技と技のぶつかりあいに、
雌豹は自らの最大の武器を持ち出すことにした。
自らの手で持ち上げても、乳房に指先が埋まりきるほどの
ボリュームを持つ雌豹の美乳は、
そそり立つ雄の強欲を象徴の大半をその柔肉の中に、
いとも簡単にうずめてしまう。
「ふ……ぁ、でも、隠れちゃわないんだ……フフフ」
むにむにとゲッベルスが指に込める力を変えると、
それに呼応して胸の輪郭も自在に波打ち、戻る。
「あ……は、こうするほうが安定してていいわ。
ん、んぷ……むちむちのおっぱいで左右から
揉みこまれてるの、わかる……?」
「ああ。わかるよ。すごい圧力だ」
男の声は小さかった。
何故か審判を待つ罪人のような声であった。
顔を、背けた。 せめてもの抵抗のつもりだった。
大きいからよう――ゲッベルスのおっぱいが、
小せえからよう――デーニッツのおっぱいが、
二人を比べると半分、いやそれ以上の差があるだろう。
デーニッツの控え目な胸では伏見の肉棒を挟み込むことができなかった。
堪らなかった。 悲しかった。悔しかった。
勝負の最中にも関わらず男からは涙が零れそうだった。
「……っちゅ……持久力は男の娘としては、いい線いっているわ……
これならレーティアのコンサートツアーに同行して共演も可能かしら?」
漢としてあり続ける為、己を縛ってきた鎖―――
脊髄の、自律神経の束の中で、幾本かが、ぶつりと鈍い音を立てて切れるのを感じた。
「で……も、まだわからないわね……ねりゅっ、ねりゅっ……、
レッスンを続けさせてもらうわよ……っちゅ、ちゅ、ちゅっ」
顔に、一滴の水が触れた。
雨――?
いや違う。
これは、涙だ。
感情の昂ぶりに因って、涙腺から搾り出される体液。
そいつの事を涙というのだ。
あくまで己のアイドルのことを思いやってのフェラチオに
伏見は胸がジンと痺れるような感覚が走った。
僕は泣いているのだ。
涙を流しているのだ。
そうだ。
もう泣いていいんだ。
伏見の股の上に乗った巨大なマシュマロが、
乳首のコリコリとした感触と共に陰茎を挟み込む。
ゲッベルスのプロデューサーとしての奉仕の姿に、
伏見の中に芽生えつつあったアイドルの魂が吼えた。
野獣の、哭き声であった。
「急に押し返されてくる。みたい……超高密度なペニスね。
こんなもので突き上げたら清純派のアイドルでも、
夢中になって腰を……振っちゃうかも」
「その仮説……君で試そうと思うのだけど」
「結構……よ、ん、ぷちゅっ……
これでも今、相当おかしくなってるわ……」
「見ているならわかるでしょ? ……私が感じているのが」
「ああ。早く入れたい」
雌豹の秘部からは蕩けて中から愛液がとめどなく流れ出している。
ここに入ったら気持ちようさそうだと雄の肉棒が態度で主張する。
「……ふぁ……、そりゃそうよ……どんな男性アイドルでも、
誑し込んでスカウトできる、と、自負するわ……んんッ」
あくまで上から目線を崩さず、部屋の明かりに照らされた白い乳房を蠢かす。
「なら。本気でイカせてから味わうとしよう――」
風が、吹いた。
くすぐったい様な、栗の花の香りが混じっていた。
伏見の中の野獣が目を覚ます。
アイドルとしての覚醒が始まろうとしていた。
ぐちゅ……、ぷっちゅ……、くちゅ……
温かな乳房の中心で、
催淫精液と紅茶カクテルを含んだ唾液が混じり合い
一つに溶け合う。
伏見による悪辣な仕掛けは未だ発動しない。
ねるねるねる……ぷちゅぷちゅぷちゅ……っ
舌の速度を上げ、半円を描くようにこねくり回し始めた雌。
雄は動きをトレースするように、まったく同じ動作を会陰部にお見舞いする。
「この私を狂わせようっていうの?」
雄の意図に気付き、雌は一瞬血の気が引いた。
このままでは主導権がひっくり返り、
はしたない声をあげなら果ててしまうだろう。
かすかな戸惑いと焦り、
慌てて本気を出す。
遅い。
己に過信があったゆえに、遅い。
雌の身体が燃える。
激しく。
甘く。
ヤバイ……、
翻弄されたゲッベルスから余裕の素振りが消える。
(ヤだ……口だけで、私をイカせるつもりなの……ッッッ!!)
ヒクヒクと痙攣する尻肉を雌豚のように上下させ、
今すぐ欲望のままにイきまくってしまいたい。
……アイドルの為という名目で必死に自我を保つ。
最高のご褒美にさえ思える舌技が、雌の肉体を炙り、メラメラと炎上させる。
ゲッベルスは深く感じた時ほど寡黙になる。
イヤイヤと小さく首を左右に振るった。
(……だ、ダメ……! 流され、ちゃう……っ)
何とかチロチロと舌を動かしながら、白く霞む視界を払う。
(プロデューサーなのに……アイドルに先にイされちゃうなんて……あ、もう!)
ついに雄の指先が蕩けた雌陰の封印を解き放つ。
クパ……っ
「きゃんんんんんっ!?」
重い衝撃がきた。
込みあがる絶頂の予感。
「あ、あぁあああンっ?」
たまらず生娘のような声をあげ、
それを誤魔化すために唇を絞り、猛然とバキュームを繰り出す。
伏見も歯を食い縛って、それに耐える。
「では一緒に果てようか?」
今の提案は、一体なに?
一方的に、蹂躙するのではなかったの?
雌猫は混乱で動きを止める。
隙。
死。
死。
死。
快。
今の衝撃は、一体なに?
「や、やぁあああっ、冗談でしょうっ……!?
今、ソコをそんな風にクチュクチュしたらっ……むりっ」
「さあ!」
「あっ、あああッ……!」
ビュルルルルルッ! ブビュルルルッ……!
アイドルがプロデューサーに先駆けて、
思いのままに精を解き放つ。
野獣が撒いた白濁液を顔面に浴びながら、
安心した雌犬は嬉しそうに目を細めて尻を振り、
自らも同時に極まってイった。
「ん、んあッ……あぁああああぁっ……!!」
プシ……ッ!
歓声と同時に吹き上がった潮が野獣の顔に振りかかった。
「は……はぁ、はぁ、ああっ……!」
(ん……ふ、とんでもない男の娘ねッ!)
百戦練磨の自分が最高のコンディションで蕩けさせれた。
それも男上位の挿入ではなく、
雌がマウントポジションを取った状態から、
雄が組み伏せられてからの口技で――。
(勝ちを譲ってもらえたのは……
貴方のプロデューサーとして認められたってことでいいのかしら?)
残り一滴が出尽くすまで、胸で丁寧に精液を搾りだす。
「んっ……!!」
ゲッベルスは荒くなった吐息を噛み殺し、
己のアイドルに対して愛情のこもった丁寧なお掃除フェラを行う。
「……っ、……ん……合格よ。
レーティアのためにも第三帝国の解散コンサートは、
私と貴方の力で必ず成功させるのよ」
「わかった。よろしく敏腕プロデューサー」
あえてプロデューサーを立てる態度が気に入った。
ゲッベルスはウインクをするように片方の瞳だけを閉じ、
久方ぶりの心地よい陶酔に浸る。
考えればレーティアが過労で倒れてから心休まる日など、
一度も無かったことに気付いた。
「これからも定期的にコンディションのチェックを行って。
セックスアピールのレッスンも取り入れる必要があるわね?」
濡れた桃色の唇を、笑みの形に歪める。
ふとゲッベルスは乳房を流れる熱い迸りの白濁液が。
全身を溶かすような肌を焼く熱を発していることに気付いた。
「プロデューサー? まだまだレッスンはこれからだよ?」
股間に目を向けると膨らん立直棒が再レッスンの必要性を主張する。
覚醒したアイドルの瞳には野獣のような鋭い眼光が映されていた。
後書き
四連続予約投稿を終えてホッと一息。
幕間では欧州外交編の裏側(心理描写など)がだいぶ補足できたかと。
此処をやっておかないと伏見が帰国した後のレーティアとの絡みが難しいので、
どうしても先に幕間を仕上げたいと思ってました。
ただ幕間を誤字チェックで読み返すと作者(自分)はキ×ガイだなと思いました。
ロマン派がアヘンとかアプサント(ニガヨモギ入り)をヤッて作品書いてた気持ちが何だか分かるわ。
ストロング〇もアップ系っていうかダウナー系のドラッグだし……ごほんごほん。
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