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KANON 終わらない悪夢

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116若教主様も快獣も降臨

 控室
 また白目剥いてタヒのダンス踊らされた、金8天国や茶髪のガイジン少女の被害者が出た。
 約一名青白い炎を揺らめかせて、エタノール燃料が燃え移ってしまったインディカーのメカニックみたいに、焼け落ちながら再生してタヒのダンスを踊る少女もいた。
『…この娘の火、消えない』
 復讐心や呪う心が強かったので、栞さんみたいな死なない鋼鉄の肉体ではなく、燃える復讐の炎が消えない体、どっかのファイヤパンチさんみたいになった。
 自分の肉体まで一緒に焼いてしまったり、電流が流れ過ぎてジュール熱で手足から消し炭になったり、教団か里に余分な鎧武者でもあれば、ラムダドライバ展開してウラジオストックにでも上陸して、「私をペトロパブロフスクカムチャッキーに連れてって」して、ワンナイトスタンドしそうな少女が増えた。
 自分の命より復讐優先で、たった一晩でも命が持てば、その間に故郷を火の海に変えたり、全員に落雷させて消し炭。
 現地で石のゴーレムでも作るか、向こうからはソビエトユニオン崩壊したときに、戦車に自動小銃に手榴弾、果てはロケット技術とか小型核爆弾まで流れてきたので、たまにはこちらから逆に兵器輸出してやって、鎧武者さんでも西ドイツからセスナ機に乗せて赤の広場に着陸させてやるとか、赤レンガ製の鬼武者みたいなのがスターリン廟破壊して暴れまくるオチまである。
 佐祐理の舞も、その醜い心の声を聞いていながら、悪魔の力と復讐のための闘争心を与えてやった。
 これも今まで自分たちを(リサー)悪魔(ジヤヴォール)の一人として葬り去ろうとした、GRUだとかロシア国家安全保障局への意趣返しでもあった。

(この娘、背は高いし発育も良いけど、絶対中*生だよなあ?)
 佐祐理に処女の陰毛を全部引っこ抜かれて、ギャンブルのお守りとして没収されてしまった、股間がツルットゥルの少女3人。
 最年少の娘は序盤のめぐみん年齢以下で、下手すると○学校6○生か新中1*生。
 まだ生えそろってないか、生えてもいない、生理始まってない娘に中出し孕ませ。最初の生理で大量排卵させて、狐の子6匹ぐらい産ませる悪魔(ジヤヴォール)
 そんな子供まで犯して快楽堕ちさせて、対魔忍顔にして一回タヒなせ、尾骨から脊髄通して全身の骨と骨の髄にまで妖力叩き込んで、脳みそ下から突いてかき混ぜて、脳幹まで溶けてしまって耳から脳汁出るまでイキまくらせて、無限の妖力を与えてしまった悪鬼羅刹で現人神クン。
 でもロリとロリの間、キンパツと茶髪の間にBBAが入っても構わなかったので、教主とかチョロインさんの母親でもヤれた、義母ファッカーで叔母ファッカー。
 未亡人下宿の管理人とか言われると、飼い犬の惣一郎さんでもヤってしまいそうな悪魔。
 天孫さん降臨したので、守備範囲も野球界随一のオリックス谷選手より広がり、40歳超えで経産婦のBBAでも、ノンケでも平気で食っちまうような「凄く、大きいです(///)」な男子高校生の精力で、もうすぐアナさえ空いてたら北川君でもクマ先生でも、爺やさんでも猊下でも、無理矢理イマラチオさせてゴックンさせてからヤれる魔物に成る。
 安岡力也さんの持ちネタみたいに、女っ気がない山の撮影現場で、ヤギか羊が居たのでヤってしまい、「メーメー言わせてやったよ」みたいな、相手が誰でも山羊でも入れられるようになり、団地妻が一棟まるごと窓から全員黄色いハンカチのオッケーサイン出してて、上から順番に全員ヤッテ行ける精力が出来た。
 明日には美汐のお婆ちゃんでもバックからなら十分ヤれるし、高橋留美子でも袋かぶせてしまえばヤレる悪鬼羅刹、冥府魔道にオチた獣が誕生していた。

『あはは~~』
 ついでにバリセメのお姉ちゃんは、少女の胸に刺さっている棘も抜いて、汚い手を差し込んで魂の座まで犯し、復讐のために悪魔に魂を売り渡した少女の大切な物までゴックンしてコレクションしてしまった。
 昨夜の女子陸上部とかも、全員違う意味で佐祐理に食われた。
 舞の精霊を数時間でも憑依させて肉体改造、霊体も精霊へと変化させれば、後は魔物を抜かれても建設改装工事は続いて、命の危機がない少女なので、遺伝子も書き換えられて強化工事だけが進む。
 佐祐理のように今までに3体もの精霊を入れられて、フェイズ3改装までオワッテしまい、後部甲板からトマホークミサイル撃てるようになった戦艦ニュージャージーほど改装されていないが、アイアンドームで砲弾とかロケット弾を落とせるぐらいには改造される。

 更衣室
 その後、若教主様とザコちゃん巫女に誘導され、舞台出演のために着替えさせられた一同。
「アタシコレ着る~~」
「オメエそんな細いの着れねえから、ギャハハハ」
「ええ~、ハイヒールとか履いたこと無いからムリ~~」
 頭の悪い女子高生とかは、祐一や佐祐理が控室でヤっている頃からドレスを見せられ、初めて見る高そうな服を見てキャーキャー騒ぎ、見たこともなかったブランド物の靴とか装飾品を身に着けて、有り得ないぐらいピーピーギャーギャー騒いでいた。
『静かにしろ、お前たち』
 またデッカイ月人さんが、騒いでいなかったザコちゃん巫女を叩きのめして、マウントしてタコ殴りにして燃やして、1人を残酷に処刑して100人に警告した。
『ああ、この娘、またこんな役回りに…』
 佐祐理お姉ちゃんまで引くほど残酷に処刑されてしまったザコちゃん巫女。
 紙製なのでよく燃えた、火災報知器鳴るぐらい燃えた。

 集会所
 香里さん主演の「奇跡の故意シーズン2、たった一晩の初恋編」が上演されて、とても温まっていた会場。
 また猊下が出演して解説し、「これから現人神様と、巫女の皆さんにお出で頂きます」と言っただけで会場大盛り上がり。
 ジジイババア全員で、スタンディングオベーションでウェーブなんかしながら、教団のビデオカメラに収まった。
 控室でもプレイ時間が2時間以内で済んだので、魔女で若教主様主演の「キセキの故意シーズン3 悲恋編」天野家推薦の「奇跡の濃いシーズン4」までは公開されずに済んだ。
 ちなみに深夜枠とか昼メロの「未亡人、秋子」は、血がつながってなくても叔母と男子高校生の恋愛?というか、交尾シーンだらけなので放送コードで放送禁止。深夜かCSでないと放送できない。
「さあ、拍手でお迎えしましょう、この度目出度く妖狐の巫女となられたお嬢さん達ですっ」
 十把一からげで、名雪のコネで巫女になって、たとえ舞の呪いで世界が滅びても生き残れる女子陸上部、隣のサッカー部1年。
 佐祐理の呪いやザコちゃんの活動で相互確証破壊になって、世界が核の炎で燃え尽きても生き残れる、栞や真琴(本物)の友人枠で巫女になった少女も呼ばれた。
「そして巫女のご父兄でもあり、倉田家のご当主様にもご来場頂けました」
 現倉田家当主、有名な学者で講演料取れるぐらいのPTA会長、忌み子川澄舞の母まで敬称付きで呼ばれた。
 さらに舞の精霊まで貸してもらえたヤンキー娘とか教頭の孫、眼鏡地味子さんは名前に敬称付き「様」で呼ばれ神人扱い。
 栞と香里、マコピーや名雪様、秋子様はご欠席、と伝えられ、敵であるはずの「天野」美汐さん、「倉田」佐祐理さんまで「様」付きで呼ばれた。
「そして現人神様のお姉様であらせられる、現世での月詠でいらっしゃる川澄舞様!」
 空っぽの舞も、自分が「様」付けで呼ばれ、名前の前に「忌み子」が付かないで歓迎されたのは始めてだったので、ちょっと幼児化して泣いた。
『…はちみつくまさん』
「さあ、次世代を代表する神人でもあり、現人神様のお嫁さん方にご来場頂けました、皆さん盛大な拍手をっ」
 あゆとか、先程までタヒんでいたょうじょたちは、この後のめでたいイベント後に呼ばれる。
 自分の足で元気に歩いたり、車椅子に座ったまま寝ている眠り姫を連れてやってくる。

 そこで拍手が鳴り止み始めると、教団側の本日のメインイベントが始まった。
(あの、高いんですけど?)
 祐一は三階の控室から舞台の上側に白のタキシードで登場し、猊下の足が震えて歩けない時に使う「ゴンドラ」を使って、舞台の最奥のさらに上から、二酸化炭素のスモーク出てる会場に降ろされて行く。
(天孫降臨? みたいな?)
 闇の王子様だけに、舞台の奈落から迫り上がって登場する演出もあったらしいが、つんくさんとかモモクロの赤い子みたいに、飛び上がって出演するのは挟まれてしまう危険性から拒否したので、二択で上からになった。
 荘厳な音楽が流れる中、ほぼ冗談のような、バブル時代の結婚式でも使わないぐらい高い場所からゴンドラ降臨?させられた。
「わが教団からも巫女として迎えられた乙女たちです」
 宗教的な独特の発音で姪と友人を紹介する猊下。
 祐一きゅん降下予定場所の階段上の舞台に、ザコちゃんにチョロインさん、デッカイ月人が巫女姿で現れ、背中にも羽とか背負っていた。守護天使的な演出らしい。
「そして若教主様も、ついに現人神様の花嫁として、嫁ぐ日が来たのです」
 そして、神道には場違いな「結婚行進曲」が会場に流れて、偽マコピーで若教主様が派手でデカイウェディングドレス、セーラームーンスーパーモードとか、ウェディングピーチよりギラギラで派手派手の、ライトで反射して光るスパンコール一杯の衣装着て登場した。
 さらに祐一クン降下終了した降着姿勢で、黒子が出てきてゴンドラから降ろされ、二人で「小林幸子か?」と言うぐらいのセットと合体させられ、タカラヅカの衣装どころじゃない、幅5メートル、高さ3メートルはあるデッカイ羽も背負わされた。
(あ、下に車輪着いて、上からも吊って、重さでコケないようになってるんだ)
 歌舞伎役者か猿之助がワイヤーアクションでも出来るように、羽のセットと小林幸子本体も上から吊っていて、セットが倒壊しないように工夫されている。

 もう猊下さんも、姪の結婚式で晴れ姿見てガチ泣き。
 そこで偽マコピーで、一人だけウェディングドレス着てる若教主様も異変に気付いた。
 舞台上の女達全員、紫とか赤とか派手なドレスを着ているが、白を着ているのは一人もおらず、参列者扱い。
「うぐぅ」
 思わずこれからの激しいお仕置きと仕返しを思い、同じ月宮の一族として「うぐぅ」の音を漏らした若教主様。
 女帝に処刑されると、学校の男子生徒とか、信者のジジイ全員に輪姦されて、巫女にはふさわしくないボロ雑巾に作り変えられる。
 祐一きゅんのお姉ちゃんズで、女帝でハレの姫の方は「信者の若い女全員、俺の里に行ってファックして良し」という裏取引が成立していたので、昨夜のように倉田家の事情で政治的に結婚式が行われても、教団の事情で宗教的に結婚式が行われても苦情は出なかったし見逃してくれたのだが?
『…真琴、お前を殺す』
 どこかのヒイロ・ユイみたいな舞が、招待状破きながら言った。
 周りの三人が、「リリーナ様」とか「なんてことを」と言ってくれたが、もう外では嫉妬の鬼武者が暴れだし、金棒振り回して周囲のコンクリート製の弥勒坐像とか、木造の施設破壊しながら会場に近づいて来て、重々しい足音と破砕音も信者の悲鳴も聞こえた。
 他の人格で炎と風と土の精霊も、ロシアの娘から抜け出したのか、舞WIFIで接続してあるので外から憑依者を操作しているのか、5体の鬼武者さんが結婚式ぶち壊すのに軍事侵攻した。
 少年漫画のお約束で、昔なら女先生のお見合いを壊すため、ちょっと前なら恋人とか彼女、最近なら彼女や恋人でなくても、楽クンみたいに九州の鍵持ちの女の子のお見合い壊して、千葉県のYさんとザクシャインラブさせるのに出陣した。
「うそ~~~~~~~~~~ん」
 若教主様にも破滅の足音が近付いて、まだ朝なのに血の臭いが漂ってきた。

 誰かが快獣栞さんに電話でもしたのかもしれない。
『あ~、モシモシ~、栞~? アタシアタシ~、今ねえ、月宮の里で祐一と真琴、マコピーじゃない方ね、ソッチと結婚式しようとしてるんだけど~、ドースル~~?』
 舞の別人格でヒキニートの土の精霊が、ヤンキーに電話させて栞に鬼電していた。
「ベキッ!」
 舞にも電話を握り潰すような音が聞こえたが、あえて聞かなかった事にした。

 設問
 車で三時間のバス旅行の距離、音速で走ると何分? バスは時速60キロで走り続けたとする、音速は時速1200キロとする。
 
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