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エロゲー世界に神様転生って勝ち組じゃないのか?

作者:笠福京世
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幕間09 婚前交渉を拒否する許嫁に素股で猛りを鎮めてもらう

 
前書き
らぶらぶが書きたかったんや! 

 
幕間09 婚前交渉を拒否する陸軍長官の婚約者に素股で猛りを鎮めてもらう

性器全体を愛撫していた動きを止めて陰核に狙いを定める。
僅かに爪を立てつつ傷とつけぬよう気を遣いながらもぐりぐりと弄れば、
利古里ちゃんの四肢は今まで以上の反応でがくがくと震えた。自慰の経験はあるのだろうか。

陰核ばかりを執拗に攻めると、くぐもった嬌声を零しながら、
利古里ちゃんがまるで助けを求めるふうな表情で見つめてくる。
普段は強気な彼女の今にも泣き出しそうな容貌は、男性の欲望をストレートに刺激した。
下半身の主力戦艦が出撃を希望するが、何とか要請を抑えた。

勘違いとはわかっているが、挿入を求めるような顔に見えてしまうのだ。
陰核を弄っていた指先を下着の隙間から差し入れて秘部を触った。
粘液の濡れる感触があり、彼女の性器がすでに愛液でびしょびしょになっている事実を知る。

そのぬめりを借りて膣を擦りながら彼女の耳元に囁く。

「すごいな、利古里ちゃん。もうこんなに濡れてるよ」

言いながら自分の呼吸も荒くなっているのを感じる。
利古里ちゃんは恥ずかしそうに無言で首を横に振る。羞恥心から来る無意識の行動なのだろう。

彼女の上着を脱がして楽な格好にさせて下着もおろす。
自分もベルトをくつろげて衣服を乱し、主力戦艦の発信を許可する。

「な……なんだそれは!?」

股間からそそりたつ戦艦の主砲を見つめながら利古里ちゃんが驚きの声をあげる。

「見るのは初めて?」

「そ、そ、そんなことはない……
 だだ、そんな大きくなったものを見るのは……その初めてで……
 ……それに想像してた以上に…………」

愚問だった。強がってはいても彼女は一度も男を知らない処女なのだ。
婚前交渉を嫌がるくらい身持ちが固い婚約者を欲望のままに傷つけてしまうのは、
今後の関係を考えれば失策だろう。お陰で少しだけ冷静になれた。

「入れるつもりはないけど、怖いなら、ここで辞めとく?」

「……い、いや。続けてくれ……想像していた以上のものだったから驚いただけだ。
 猛っているのが分かる。辛いのだろう? 遠慮なんてせずに私の身体で鎮めて欲しい」

ああ。健気でめちゃめちゃ可愛い。
挿入不可だし慣れないフェラチオやパイズリも難しいだろう。

「ほんとは女の子と一緒に気持ちよくなるのが好きなんだけど……」

「だ、大丈夫だ。わたしも嫌な気持ちにはなってない……その……少しだけ……感じている」

見ているこちらが可笑しくほどうろたえて消え入りそうなことで利古里ちゃんが答える。

「……良かった。婚約者に初夜で恥をかかせないよう頑張って来た甲斐があった」

「そうなのか?」

「結婚した後に性生活の不一致で別れるのは嫌だからね」

「ばっ、ばかなことを言うな……それより……どうしたらいい?」

さて……ほんとにどうしよう。手コキで終わらせるのは勿体ないし……よしっ!!

「悪い、すぐ終わらせる。……入れないから、少しだけ我慢しててくれ」

愛撫していた指を引き抜き彼女の肩を掴んで体勢を変えさせる。
ベッドの上で互いに正面から向かい合っていた体勢から、
利古里ちゃんを壁に向かわせて背中に覆いかぶさる。

微かに戸惑った眼差しを見せた彼女の膣とふとももの間にいきり立った肉棒を挟み込む。
いわゆる素股だった。できるだけ彼女に負担をかけないように気遣う。

突然の行為に驚いた利古里ちゃん僅かに身体を緊張させる。

「素股って言うんだ。入れずに性器同士を擦り合わせて鎮めるから……いいよね?」

出来る限り優しい声を出して婚約者を安心させるよう囁く。
利古里ちゃんが首をひねって振り向き、おずおずと頷いたのを認めて、腰を前後させる。

愛液にまみれた膣が性器に擦れられて、ぐちゅぐちゅと卑猥な音をたてる。
その音がに挿入しているかのような錯覚を覚えた。
利古里ちゃんが身をよじりながら余裕さなげな声をあげる。

「伏見、待ってくれっ……」

「どうしたの?」

「そんなにされたら、私が……感じてしまう……」

「一緒に気持ちよくなっていいんだよ? 嬉しいな……感じてくれて」

敏感な部分が擦れるのか律動のたびに腰が跳ねる。
性的な経験はないだろうに感度は高いみたいだ。
切なげに痙攣する秘部がじわじわと獣欲を煽る。

「利古里ちゃんのここ、ひくひくしてる……可愛いな」

「い、言うな……恥ずかしい……」

「だけど、もうこんなになってる……」

「うわ……あっ、やっ……そこっ、蕩ける……んんん!」

髪から覗く耳朶を真っ赤に染めながら婚約者が弱々しい声音で答えた。
普段とは違った素直さがめちゃくちゃ可愛らしくて、
もっと彼女の羞恥心を刺激したいという気持ちにさせる。

「熱い愛液のがどんどん溢れてくるのがわかる?
 この淫らな音も利古里ちゃんのここがびしょびしょだからだよ」

「んぁっ!? ゆ、いうな……あっ。あああ……
 やっ、いっぱい溢れてっ……わ、私が……ふぁぁぁ」

粘液の量と淫らな音を指摘すると、利古里ちゃんが首を横に振って感じ始める。
髪の隙間から覗くうなじも赤く色付いている。ちょっぴりM気質もある。
言葉攻めに弱いのかな? 普段とのギャップ差に萌えてピストンを早める。

「ふぁっ、あッ、あぁっ! だ、ダメだ、もうダメ……っ」

「ごめん、まだオレ出してないから、もう少しだけ――」

「ちが、あの、そうではなく……私の方が……達してしまいそうだっ」

彼女の敏感な部分を狙って腰を前後させたせいか背を仰け反らせて劣情を訴えて来た。

「わかった。じゃあ一緒に――」

「あっ、ああッ――」

淫らな水音を立てる続ける二人の営みがさらに加速する。

「んぁ、あぁ~~~~ッ」

「っ――――」

快楽に身震いするような反応に合せて、ここぞとばかりに腰を突き上げる。

びゅくっ、びゅくん――――

溜め込まれていた性欲が白濁液となって一気に飛び散り彼女の尻肌を汚す。

「ふぁ……はぁ……あ……ああ、ぬるぬるして……熱い……」

「……終わったよ。ありがとう」

壁に手を付けて後背位の姿勢だった彼女を楽にさせて頭を撫でる。

「男は大変だな……あれだけ狂暴なものを溜めこんでいるのだから……」

「失望した?」

「いや、今まで我慢をさせてしまって済まなかった思っている」

「また甘えても平気?」

「ああ……流石に毎日は無理だが……私が手助けできるときは相手をしたい」

マジかっ、嬉しすぎる。けどヤバいな。たぶん歯止めが利かなくなるぞ。

「……他の女の子と寝るのは駄目?」

「いや、あれだけのものだ。私一人で何とかできる自信はない。気にしないで欲しい」

ふふふっ、婚約者の公認キタコレ。エロ主として頑張って来た甲斐がマジであったぜ。
神様、仏様、ALICE様、ありがとうございます……もうゴールしてもいいよね?

「それにしても……なんだったのだ、最後のは? 一瞬だが頭が真っ白になったぞ」

「軽くだけどイッたんじゃないかな? 初めて?」

「そ、そうか……アレが……」

「利古里ちゃんが、オレで感じてくれて嬉しいよ?」

「ああ……私も……婚約者を満足させることができて嬉しい」

「誕生日、おめでとう♪」

「ありがとう。素敵な一日だった……大切な貴方をこれからも支えよう」

「婚約者の君が支えてくれるなら、今まで以上に頑張れるよ」

「あ、いや……わたしこそ……」

「あああああ。もう可愛いなぁぁあ」

「やっ、やめろ! 恥ずかしいことを叫び出すのは!」

このあとイチャイチャしてたら、やっぱり再勃起しました。
今度はじっくりと男性器を眺めて貰いながら手コキをお願いしました。

婚約者だし利古里ちゃん的には挿入以外はOKとのことらしい。
お風呂何かも一緒に入ったよ♪ これからは楽しいデートもできるぜよ。


後日、陸海統合軍制改革の更なる推進の為に
山下陸軍長官からの推薦で腹心の有馬兎子陸軍大佐が軍令部付けの人事・行政幕僚(参謀)として配属された。

利古里ちゃんからは……

「彼女はヤクザ男と付き合ってDVを受けて男嫌いになってるから無理に手を出すな」

と注意を受けたが、からかい半分で

「紳士的に接するし、合意を得たなら一緒に寝ていいの?」

と言ったら

「ご、合意の上なら仕方ない……兎子なら信頼できるしな……す、好きにしろ!」

とのことだった。理解ある嫁(婚約者)の存在はマジで最高だな!!もう何も怖くない(フラグ)


今までの日本軍は海軍と陸軍が縄張り争いで対立してバラバラの指揮系統で動くことが弱点だった。
今後は数十万の陸戦隊を再編し、陸軍の新鋭艦の大部分を海軍に編入することなどが決まった。
対ガメリカ、対エイリス戦争の勝利に向けて伏見空の軍令部総長としての戦いが続く……。



第一部、完。 
 

 
後書き
8月に大帝国の二次小説を投稿した時点で考えてたプロットは此処で終了。
当時の自分が書きたかったものは書けたと満足した(ぉい)

いちおう今はハワイ攻略までのプロットができてるので、もう少し頑張ります。

戦術フェイズの艦隊戦の描写は苦手なのでやってませんが、
いつかは夜の艦隊戦を満足のいく出来で書けるようになりたい。
 
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