KANON 終わらない悪夢

　巫女全員と花嫁まで妹メスブタ調教されてしまい、参列者とか来客も主催側の教団も、微妙な空気の中で披露宴とケーキ入刀が続けられた。
「ほら、あれが倉田のガチレ…」
「ええっ？　あれが噂の？」
「若教主…　までガチ…　調教…　メス奴…」
「イザナミとして選ばれた、あゆ様までメスブ…」
「何てことを、ガチ…　表の倉田家の分際で？」

　嫌な囁きとか呟きとか噂話がコソコソと広まり、佐祐理お姉様も顔面装甲の外面偽善者偽装部分に大ダメージを受けて、顔から火が出るような爆発炎上をしている。
　諸刃の剣である、佐祐理女王様で、お姉様としての治安出動は、公共の場での祐一くんロボのジャイアントバズーカ発射と同じで、社会的立場とか信用を全て犠牲にする必要があり、世間の評判にも大ダメージを与えていた。
（重力子(グラビトン)エネルギー急速低下、顔面装甲の偽装と、世間の評判回路にも大きな被害を受けました、顔面装甲のパージを推奨します）
　佐祐理ロボ？に初登場した、田村ゆかりの声の戦闘AIからのインフォメーションアラート。
　現在嫉妬の舞が佐祐理の中にいるので、縛り上げられてたまま、目隠しとギャグボールだけ外して、現状を報告した。
（現在、空気読み取り装置も故障。顔面装甲へのケツ液の集中と温度上昇も停止できません、顔真っ赤プルプル耳まで真っ赤チワワ状態です。世間にミセラレマヘン回路を解放したので、生き恥状態を維持しています）
　もう全陣営にガチレズ情報が蔓延して、巫女連中も現人神様も、妖狐真琴様も、若教主様も、イザナミあゆ様も、忌み子川澄舞も全員妹メスブタ調教済みのお姉様として、少女漫画特有の周囲全部白い目で見られて、佐祐理お姉さまも見世物状態だった。

「おい、アレだけの人数の女、全員喰ったんだぜ…」
「あの人数？　どんなバケモンだよ？」
「倉田の伝統ゲイでな…」
　曽祖父もゲイでバイ、お祖母様もレズという伝統ゲイを持っている倉田の家なので、好き放題言われた。
　丘の妖狐も、普通の男女の恋愛ではマン足できず、男同士、女同士、難病、包帯、火傷、などなど、ヘンタイプレイの方が妖狐が来てしまう、特殊形状の愛情を持っている者が多かったらしく、倉田家は非常にハッテンした。
　まあ男男女で連ケツしたり、子種だけクスコの中にぶち撒けるような、「中出し20連発AV」みたいに契約している男優は2人だけで、ノースキン中だしはその２名だけ、他は入り口で発射するような汁男優が、レズの妖狐を妊娠させたりしたらしい。

（生き恥状態加速中。将来的にもLGBT解放戦線と共同歩調を取らない限り、選挙活動とかも到底ムリ（プーー、クスクスクス）完全破壊された世間の評判回路と社会の信用回路の代行として、羞恥プレイ回路を作動させます）
　仏の顔も三度まで、佐祐理にも我慢の限界があった。
（うるさいわ、この戦闘AI）
　もちろん妹達も、女同士でパッコパッコ貝合せをされたり、電マ、クリキャップ、双頭ディルドーで長時間連続マジイキさせられ、後戯とかピロートークも男には出来ないサービスが満点、ヤったら即終了の男との性体験では決して得られない快楽に身を委ねて、妖狐様以外は、女としか愛し合えない体にされているのまでバレた。

「ああ、きっと名雪様も秋子様も同じ目に、おいたわしや…」
「あれが倉田の力か、代々ああやって妖狐様への不敬を働いておきながら御利益を…」
　多分、名雪様も秋子様も、ガチレズメスブタ調教も終了していて、佐祐理女王様の前に跪いて、鞭と暴言と蔑みの表情を頂きながら、御み足を上げて踏みにじられたくて仕方ない、レズでマゾの妹にされているのだと誰もが思った。
（向こうの二人はまだです）
　名雪とはキャラ被りで相性が悪く、舞のような男前なメスや男装女子が好きな佐祐理は、自分と同じ、たれぱんだ系で癒し系の妹は不要で、秋子のような物腰が柔らかくても、実はキッッッッッツい性格をしているメスでお姉さまは結構好物なので、未亡人下宿管理人メスブタ調教をして、屈服させるのは是非ヤリたかった。

（このままだと、敵陣営にもガチレズエネルギーの情報が漏洩してしまい、政治的に対抗策として利用されます、この会場からも早急に撤退を推奨します（プーー、クスクスクス））
（うるさい、黙れ)
　佐祐理からも、戦闘AIの時の嫉妬の舞はポンコツ扱いされ、非常に役立たずだった。
　現状報告しか出来ないで、佐祐理の心の傷に塩コショウマスタードを塗り込むような発言しかしない戦闘AI。
　祐一には嫉妬の舞を黙らせる手段は無く、せいぜいオ＊ニー時、自分と同化している栗と栗鼠をゴッシゴッシ擦って、自分の種出しの快感を味あわせて姉調教する程度だったが、佐祐理には実力行使で黙らせる手段があった。

「「「「「ああ、愚かな私(わたくし)めにもぜひ鞭を下さい……」」」」」
　教頭の孫、眼鏡地味子さん、クラスメイト、暗黒聖闘士(じょしりくじょうぶ)などなど、まだ妹調教を受けていないメス達も、一弥様（祐一）とのケーキ入刀の後に、お姉様最愛の弟くんを取った、お仕置きとお言葉を賜り、足蹴にされて蹴られて、汚い言葉と唾を吐きかけられ、踏みにじられたがって、オネダリまでしていたので、佐祐理の世間体顔面装甲の偽善者偽装部分は全壊してしまった。
（顔面装甲の偽装が全て剥がれ落ちました、般若の面(ペルソナ)をかぶって、周囲にもガン付けして威嚇、眼力ビームでの制圧を推奨しま、ひぎいっ！）
　佐祐理はまた嫉妬の舞にギャグボールを咥えさせて、電マ責めを再開しようとしてパワーも最大、うるさい戦闘AIを無力化して、プシャアアもさせてATLASの世界地図領域を、インド極東方面までシッカリ描かせた。
（あふうっ、あうぅ、あおおううっ）

　その後も順調にケーキ入刀が進み、次のキャンドルサービスは縁起が悪いのと、工作員が侵入して爆弾を置いていったのを、ザコちゃんが東京方面に配達して敵側に使ったのでキャンセルされた。
「続きまして、若教主様による、お手紙の朗読です」
　その次は偽マコピーによる、ご両親（片方叔父）へのお手紙朗読になった。
『教主様、猊下。いえ、お母様、叔父様、今日まで育てて頂いて有難うございました…（嘘泣き）、真琴は今日、妖狐様の嫁として、巫女として嫁ぎますっ（嘘絶句）』
　魔女は自分の芝居に入り込んで、涙ぐんだり、嘘泣きしたり、嘘絶句したり、香里並みの芝居を披露して観客を唸らせたが、先程のレズバレ、メスブタバレで、こっちも大恥を晒していたので、感動の場面にはならなかった。

「続きまして、先々代ご当主様のお嬢様からのお手紙朗読です」
　珍しくメスブタ堕ちもしていない人物だが（舞お姉さま派）、人前で脚本通りのお手紙朗読で号泣したり、嘘絶句して芝居が出来ないチョロインさんは、父親似なのか気が弱すぎて、脚本家が書いたお手紙を読めなかった。
「あ、私、無理です」
　一切世話にならなかった現当主や、何度も殺されかけた先代当主に感謝したり、虐めまくられて蔑まれた人生を送ってきたのに、里の連中に感謝する手紙とか読み上げるのが不可能だったので、文面を見てキッパリ断った。
　即興で勧進帳して、自分を虐めた人物の名前を読み上げてやったり、どんな虐めと差別と迫害を受けたか発表してやれば、敵の顔面装甲を吹き飛ばしてやって、来客の前で家に恥ずかしい思いをさせた連中を、内部処理で処刑できたのだが、そこまで気も回らず、頭も回らない気の毒な子だった。
　そいつらに復讐されたり、口封じに吹き矢とか吹かれたり、キッツイ術とか掛けられなかったので、案外暗殺を免れて命拾いもしていた。
（この子だけは幸せにしてやってもイイよね～？）
　天使の人形からもマジ哀れみをかけられ、スナイパーとか暗殺者とか排除、エレベータのカゴごと墜落寸前で、機械式の自動ブレーキまで外してあった所に同乗してみたり、母親と一緒に何度か始末されそうだったのを、紙の化け物と共同で助けていた。

「あの、あいつ殺されそうでしたら、アタシが入れ替わっときますけど？　ちっこい頃からのダチなんで、死なれたり大怪我されると困りますんで」
（大丈夫だよ、呪いのATフィールで張ってあるからね。手出ししようとしたのは、マコピー以外、さっきから自滅してるよ）
　暗殺が発覚して披露宴も中止になって、親族で始末するのではなく、射殺しようとしたら銃が暴発して失明して指全部吹き飛んで、爆破しようとしたら、何を思ったのか自宅で調整しようとして、ローン抱えた家とか家族が吹き飛んだり、全員碌でもない目にあって自滅していた。
　何度か兜が無い鬼武者、落ち武者状態で透明な頭蓋骨から脳みそ丸見せのにも射撃されていたが、見え見えの罠に掛かって自滅したり、クレイモア地雷とか手榴弾が暴発して、本人だけ穴だらけで両手無くなったり、碌でもない目に遭ってもらっていた。
（暗殺の発注元は全員死んでるのに、皆んな律儀だねえ？）
　前金は受け取っているのか、家族でも人質になっているのか、雇い主が居なくなっても忠実に指令を実行している暗殺者。
　人質解放の手当はしてやらなかったが、不法なことをしていれば、座敷牢からでも出してやれるので放置した。
（ああ、ダチなんだったら、あの娘の復讐もしてやりなよ、男には口を割らない方みたいだし、恥ずかしい虐めとかされてるなら、男には言えないだろうから、君が手伝って殺るんだ）
「分かりました～、まあ、あいつも処女だったんで、せいぜい子供の頃ひん剥かれて写真取られたぐらいで、林間学校とかされてないと思います。ネグレクトもあったみたいですけど、８歳ぐらいから一緒だったんで、それからは月人も入って、大人以外はぶん殴って黙らせましたんで」
　主に大人からの容赦ない虐め、辱め、差別、暴言に晒されて、何度か自殺経験がある気の毒な娘。
　祐一の嫁共通の、メンヘラヤンデレリスカボーダー糖質爪噛み自傷宗教女だった。

「「「「「「プーー、クスクスクス」」」」」」
　未だに顔真っ赤プルプル耳まで真っ赤チワワ状態の、お佐祐理お姉さまとメスブタ妹達。
（（（（（（オマエラ全員、後でブっ殺す））））））
　不可視のプレデターが巡回処刑しているのと、舞の左手が火種を仕込んでおいて、後で電流爆破デスマッチ。
　眼鏡地味子さんが写真撮影して顔も記憶、おみやげに座古菌が入っていて、家族全員紙のバケモンに背乗りされたりもする。
　机の引き出しからタイムマシンで出現して、押し入れの上段に住み着いたり、股間のフクロから未来グッズを出したり、金属バットで桜君を撲殺したり、夜兎が銀さんの押し入れに住み着いて酢昆布を要求したり、眼鏡でマゾのニンジャも押し入れに入っていたり、マクドで働いている魔王さまの押し入れにも両性具有の天使が住み着いてネットとかパソコンを要求したりするかもしれない。

（栞ちゃん？　今日は放課後デートお休みするかい？　昨日のBBA先生の末路が決まるよ）
「ア、スグイキマス」
　式も終りが近いので、一瞬でレプティリアンみたいな目と魔物の声になった怪獣。
　BBA先生のホスト堕ちとか、無様な破滅の足取りを確認するために中座した。
　帰り道は月宮神社入り口～倉田神社出口、又は天乃御渡出口に出現するので、ノーコストで移動できる。
　夜に秋子ちゃん＠未亡人下宿管理人メスブタ調教前、と陸上新世界女王がお腹をすかしていると、出張してデリバリーもできる。