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エロゲー世界に神様転生って勝ち組じゃないのか?

作者:笠福京世
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幕間02 中帝国の女スパイを媚薬を使って陥落させる

 
前書き
エタりそうでしたが感想というエネルギーを頂き復活しました。 

 
――――ラブホテル――――

もう何時間、まぐわったのだろうか。
すでに手首を縛っていた縄も外し互いにフリーハンドで抱き合う。

「んぁっ! あっ……ああ! 気持ちいいよっ……ん♡」

ハニトラは合わせて腰を揺さぶりながら伏見の肩をつかみ爪を立てる。
そんなハニトラの膣内を伏見の肉棒が何度もかき混ぜる。

「はぁっ! もっと、もっとぉ……! もっとちょうだ、あ、いっ!」

少し動きを緩めた伏見の剛直をねだるため、
ハニトラが腰を揺さぶり結合部から淫靡な音をたてさせた。
ぐちゃりぐちゃりと粘り気のある濃厚な蜜が溢れ水音が室内に響き渡る。
伏見はハニトラに応えようと激しく、細かく、腰を押しつけた。

全身に感度を高める媚薬を塗りたくって互いに裸体を絡め合う。

「あうっ! らめ、そんなにされたりゃぁっ……! 壊されちゃうぅぅっ!」

快楽に溺れ舌が回っていない。頭の中までとろけてしまっているのだろう目も虚ろだ。

「くぁっ! んぁ! 奥まで、ジュブジュブされてぇぇええ」

切なさを埋める肉棒を柔らかい雌肉が物欲しそうに包み込む。
ハニトラの足が東郷の足に絡みつく。

「中にっ……中にちょうだい!
 あなたのっ……濃いのたくさん、あっ」

密着した身体の埋もれた部分がぷくっと膨らんで弾けた。
ビュクビュクッ、ビュクビュクンッ!!

「はうぅあぁぁあっ! 出てるっ、いっぱい出てりゅっ!」

まだ精液を搾り取ろうと蠢いているハニトラの膣内から肉棒を引き抜く。

「あぅ……」

流石に体力的に厳しいのかハニトラの身体からも力が抜ける。
恐るべきは太古より中帝国に伝わるという房中術。
今も幼い身体が無意識に肉棒を絞り上げていた。

筆おろしを終えたばかりのセックスビギナーの僕が、
こんな長時間の激しいまぐわいに耐えれたのは戸塚軍医が特製だといった精力剤のお陰だ
つうか、この薬はヤバいな。
プライベートの品でレポートして欲しいって言ってたけど……(汗)

それに終わっては、ただ互いに気持ちよくなっただけになってしまう。
たしかに記憶を取り戻した転生エロ主として性に溺れることも楽しいがそれだけが目的ではない。
そう思ってハニトラを見たが、彼女の顔はもうすっかりと緩みきっていた。
もしかしたら十分過ぎたかもしれない。ビギナーの僕には加減が分からないのだ。

だが相手は中帝国の女スパイなのだ。
念には念を入れて二度と逆らえないような深い快感を覚えさせることにする。

気を失っている彼女を再び犯し始める。

「ひうっ!? え、なにこれぇぇんっ! あっ、入ってる、あんっ!」

気がついたハニトラは、すぐに状況を把握したようだ。
寝ている最中も犯されていたというのに気持ちよさそうな声を上げる。

「ああっ、急にこんなのっ! もう気持ちよすぎて、あたまおかしくなるのぉぉっ!」

気を失っている間に高まった快感を目覚めた途端に受けたことで感覚が狂っているようだ。

「あう、らめぇ、イっちゃうのぉっ!」

彼女が体をのけぞらせながら何度目かも分からない絶頂を迎えた。

………どのくらい時間がたったのかもわからない。
だけどホテルの外の空が白み始めているであろうことは感覚的にわかった。

「ふぅ、あぁっ、またイクゥゥゥッ!」

一晩中、ロリ体型の女スパイを媚薬で快楽漬けにして何度も犯す。
薬の効果もあるとはいえ中帝国の女スパイとしての役割など忘れてしまったようにセックスにドハマリしている。
今や彼女のほうが快楽に段々味をしめて積極的になっている。

これはもう完全に堕ちたな……。
ようやく仕上げに入ることとなった。

「さて、そろそろ誰の命令で近づいて来たか教えてもらおうか」

「あん、あっ……! シュウ……い、いえっ、ちがいます!!」

「そう? 今更シラを切るんだ?」

振っていた腰を止めて、ゆっくりと肉棒をじらすように引き抜いていく。

「あっ……抜かないでぇ……ダメッ」

ハニトラの膣圧がぐっと高まり肉棒を強く押さえつける。
一瞬止まってしまったが、気を取り直してその姿勢のまま彼女に問いかけた。

「どのみち、ここで終わりだ。罠にはめたつもりがハマったのはおまえだ。
 協力する気がないのなら、もう会うことさえないだろう」

言い終えると一気に力を込めて肉棒を引き抜いた。
きゅぽんっと音を立てて、体液まみれのそれが外気にさらされる。

「ああっ、そんな……ひどい……」

肉棒の虜となったハニトラは切なそうに縋りつきパクパクと口を開閉させている陰裂を肉竿にこすりつけてきた。
だが抵抗され挿入には至らない。どうにか外側を擦りつけるがやっとだ。

「お願いしますぅ……わたしの中に挿れてください……」

熱の籠った潤んだ瞳で懇願してくる。

「今日はもう十分ヤっただろ?」

「どっちにしても、今日はもう十分やっただろ」

ハードセックスの疲れに思わず本音が出てしまった。

「そんないじわるいわずに……んっ♡」

 彼女は甘えたような声をだすが、動くことなく告げる。

「この場で全て白状するなら、これからもオレのオナホとして使ってやろう。
 嫌なら軍の監獄で独りで慰めるんだな」

「いやぁ……このまま放置されたら、おかしくなっちゃうぅ……」

「返事は?」

「わかりましたぁ、シュウ皇帝のこと全て話しますぅ。だから続きをしてぇ……」

「いいだろう。もうオマエはオレのモノだ。裏切りは許さないぞ」

「もうそんなつもりはないの。だからぁ……♡」

ハニトラの口調は再び甘くなり始める。そして俺へと腰をこすりつけてきた。

夜明けを通り越して昼前まで彼女に付き合うことになったが、
ハニトラからシュウ皇帝の館にある隠し財宝のことを聞けたのは大きかった。
ア・バオワ重慶を占領した後に見つかった黄金の船は、
すぐさま廃艦され多くの資源を日本海軍にもたらすことになった。

またハニートラップに引っかかっていた要人の弱みを握り軍内部の統制を深めた。
そしてハニトラを手駒とし軍令部とは別の私的な諜報組織を少しずつかたち作っていくことになる。 
 

 
後書き
R-18の文章って普通の二次小説書くより体力を使う……。
エロゲーのライターさんは凄いと思いました(小並感)

プロットを形にする作業がハードすぎる。
 
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