モンスターハンター(仮)が超次元の女神たち+α(♂)と平穏に過ごすだけのお話(ウソジャナイヨ
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初めはみんなビビるもの
前書き
今さらですが皆さんに言わなきゃいけないことがあります。
自分・・・・・
ぶっちゃけネプテューヌの原作あんまり知りません!!
アズールレーンのコラボで彼女たちが出たのですが(もうすぐ終わるけど)すっかり気に入っちゃって・・・けど、ノワールとホワイトハートがまだだだだだだだ・・・・
と、とにかくなんも入ってない頭を精一杯絞った作品なのでどうか、暖かい目で読んでください!
プラネテューヌ住宅街、その地域に目立たない、下が駐車場、上に部屋のある2階建ての家がありました。
そんな家から若干不機嫌そうな青年が出てきました。
青年は革のジャンパーに二重のベルト、ロングブーツなどまさに冒険者らしい格好をしていました。
そんな彼の行き先はギルドと呼ばれる仕事斡旋(あっせん)組織で簡単に言えば、クエストをこなすお仕事なのです。
彼はまだギルドに冒険者として登録していないので、今からしようと思っていたのです。
昨日町を一日中歩き回った彼は、まだ見慣れない町並みを見回しながらギルドに向かったのでした。
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「やーだー!仕事したくないー!!」
ギルドで一人嫌がっている白と紫のパーカーワンピを着た少女がいるのだが、彼女の名前はネプテューヌ、そう、プラネテューヌの女神であり、超次元ゲイムネプテューヌの主人公である。
・・・・・のだが、彼女は主人公、というか女神とは思えないほどグータラ体質で 仕事を拒んでいた。
「まったく、ここまでつれてきたのですからいい加減に諦めてクエストを受けてください!」
そんな女神を叱るのは、妖精メイドのような見た目でネプテューヌの従者であるイストワール、普段からネプテューヌのグータラ体質に悩まされていた。
「べつにしなくてもいーじゃん!だってシェアは充分にあるんだし、ここのところずーーっとクエストばっかりだったじゃん!」
シェアというのは簡単に言えば女神の源と言えばいいだろう。しかし問題はそこじゃなかった。
「いいですか、今回あなたにやっていただくのは今まで見たことのない謎のモンスターの調査なんです。そのモンスターは数多く存在し、森では一般人はおろか、並みの冒険者でも安全のためにあまり立ち入れないようになってるんです。
そんなモンスターの正体を女神であるあなたがしっかりと明らかにしないと、みんなが森に入れなくて困ってしまうんです。なので森へ調査してください!」
「えー?その謎のモンスターって強いのー?」
「そこはまだわからないけど、数多く存在されてるってことはそこまで強くないモンスターが群れをなしてるんじゃないかしら?」
そう言うのはイストワールの斜め後ろにいた青い服に茶色の髪をしたアイエフ、彼女はギルドの諜報部員で様々な情報を集めるのを得意とし、クエストに出掛ける際、ネプテューヌとよく組んでいる。
「けど、謎のモンスターというだけあって、どんなものかわからないから怖いのです~」
ほんわかとした喋り方をするのは、アイエフの隣にいたコンパという白い縦セーターを着た少女。彼女はこのパーティでいうメディック(医療担当)である。
「う~、なんでこういうときにネプギアがいないのよ~、ネプギアに頼めばいいのに~」
「妹に頼らないでください、というか彼女がどういう容態かは知ってるでしょうが」
ネプギアというのはネプテューヌの妹で、姉とは反対の性格を持ったしっかりもの、なのだが今日は体調不良で家で留守番をしている。
「も~、ネプギアったら仕方ないんだから~」
「なにが仕方ないですか。ほらクエストを受けてください。」
「う~、じゃあトイレに行ってからでいい?」
「そのうちに逃げるつもり、なわけ無いでしょうねぇ?」
ギクリとするネプテューヌ、ちょっと固まってすぐにトイレに向かった。
「大丈夫だって!すぐに戻るから!」
「あっちょ!」
ネプテューヌがトイレに向かっていると・・・
ドン!
「あいた!」
ネプテューヌは誰がにぶつかった、イストワールはあわててネプテューヌを起こそうとする
「ちょっと何してるんですか!すみません、うちの駄女神が迷惑をかけてしまって・・・」
「誰が駄女神なのよー!ってあれ?あなただれ?」
ネプテューヌがぶつかった相手に顔を向けると、アホの子である彼女でもあまり見慣れないとわかる、ちょっと風変わりのしっかりとした男性がいた。
・・・・・・なんかすまん
「あっいえいえ、こちらこそうちの駄女神が迷惑をかけました」
「また駄女神って言ったー!けどあなたは?見慣れない人だね」
「いや切り替えが早いです、あとちゃんと謝ってください」
いや、べつに気にしていない。ちょっとここで仕事をしようと思ってな。
するとアイエフが割り込んでくる。
「もしかして、あなた新入りさん?けどタイミングが悪かったわね、今は誰もクエストに出れない状況よ」
?一体なにが・・・
「森で謎のモンスターが大量に出現しているのよ、だからそのモンスターの正体が明らかにならないとまともにクエストに出れないの」
その謎のモンスターって言うのはどんな感じのものか教えてくれないかな?
「たしか、青色をした恐竜みたいなヤツだって聞いたわ。なんでもたくさんいて素早いだとか」
・・・・・いままでソイツを見たことのある人はしらないかな?
「いや、誰も見たことのない、完全な新種らしいわね」
・・・・・・マジかぁ、ホントにいるんだなここにも・・・
「えっ?どういうことなのです~?」
とコンパも近づいてくる。
・・・多分、俺はソイツを知っているかもしれなんだが・・・。
「おお!ホントにー!?ねえねえなんて名前なの?その恐竜って!」
ネプテューヌがいきなりがっついてかる。それに対して男性は若干動揺する。
ちょ、タンマタンマ、その恐竜は多分ランポスってやつだ。頭に赤い鶏冠(とさか)みたいなのがなかったかな?
「あーたしかに、そんなのがあったような・・・ってなんで知ってるのかしら」
・・・・・昔俺が住んでいるところにいたんだよ・・・
なんだか乾いた声で話す男性、しかしネプテューヌはまったく気にせず彼に夢中になっていた。
「えー!!あなたが住んでたところって恐竜が住んでたのー!?すごーい!ねえねえ!他になにか恐竜いなかった!?なんでも破壊する角を持った恐竜だとかなんでも持ち上げれる空飛ぶ恐竜だとか!!」
落ち着いて、それにソイツは恐竜じゃなくて鳥竜種だよ、たしかに恐竜ぽいがけど
「へ?鳥竜種?」
まぁ鳥みたいな外見を持ったやつだと思ってくれればいいと思うよ。見た目恐竜ぽいのが多いけど。
「・・・・・よく知ってるようね、あなたが住んでたところってどういうところなの?」
・・・・・そこについてはあまり聞かないでほしい、本当悪いと思うけど・・・
「ふぅん・・・まぁとにかく、知ってるみたいだからちょっと私たちと一緒に手伝ってくれない?そのランポスってやつの掃除を」
・・・・・俺でも行けるならなるだけ一人で行きたいんだが、ダメかな?
「あなた新入りさんでしょ?もし登録もしてないなら話にならないわよ」
・・・・・今からしてくる。
「ちょっと待ってください。登録が終わったらどうかこの駄女神も連れていってくれませんか?」
「また駄女神って言ったー!」
・・・・・えっと・・・服装に問題がないか?
「大丈夫です、普段からこんな格好でクエストにいってるので、それにあなたのようなしっかりとした格好でクエスト受けようとするほうが珍しいですよ」
えぇ・・・・(困惑)
「それに、彼女はこう見えてこのプラネテューヌの女神なんです。なので実力は確かなんですよ、だからどうかお願いします」
・・・・・わかった。あまり気が進まないけど、よろしく頼む。
「えー?私行くっていってないのにー」
・・・・・・・なんか買ってあげるから・・・
「えっ!ホントに!?じゃあ私欲しいゲームソフトがあるんだけどー!それ買ってちょーだい!」
えっ
「・・・いいからさっさと行けって言ってるのでしょおがあああああぁぁぁ!!!この駄女神ぃぃぃぃ!!!」
「ひぃぃぃぃいいいい!!?ご、ごめんなさーーい!!」
・・・・・・大丈夫か?これ・・・
「あはは・・・これいつものことだから気にしないで」
そ、そうか・・・
「それにしても・・・」チラッ
?
「・・・いや、なんでもない」
ちょっと照れてる感じがあるアイエフ、なぜそうなっているかはともかく、これからこんな感じでクエストに行くのだった。
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森
ランポスが複数いた。それを草むらに隠れていたネプテューヌたちは珍しいものをみたと言わんばかりに驚いている。
「ホントだ!ホントに恐竜みたい!」
「ちょっと静かにしなさい!けどたしかにまんまみた恐竜のようね・・・」
「あれれ~?たしか恐竜って大昔に絶滅したんじゃなかったんですか~?」
まぁともかく、まず俺がヤツらと戦う、だから君達はしっかりとアイツらの動きを見てどう戦えばいいか観察するんだ。
「わかった!あっそのまま全部やっつけちゃっていいからね!」
『なにアホなこと言ってるんですか、あなたもちゃんと戦ってください』
イストワールは無線でこちらに情報を送ったりしている。
「えー?めんどくさいー」
・・・・俺としてはそっちの方が助かるんだがなぁ・・・
「ほらぁ、こう言ってくれてるんだからやらなくてもいいでしょー?」
『・・・・・これからプリン抜きにしますよ?』
「ひぃ!?そ、それだけはかんべんしてぇ!」
・・・・・とにかく、もう始めるからな。
俺はそういうと一気に草むらから飛び出して全力でランポスに近づいた。
俺に気づいたランポスは威嚇を始める、がそれがむなしい行動だと彼らは知らない。なぜなら・・・・
彼は右手を上から後ろに回し、
・・・・
何もないところから剣を振りかざした。
「え?」
呆気にとられるネプテューヌたち。だが無理もない。
いきなり何もないところから剣を出すのも驚きだが、なによりその剣は、
それは、剣というには余りにも大きすぎた。
大きく
分厚く
重く
大雑把すぎた。
それはまさしく、骨塊だった━━━━━
ってあれ?これなんてベル○ルク?
とまぁ大剣を持った彼は、鬼神のごとくランポスを次々と葬っていく。
ランポスたちは断末魔をあげ、なかには一言も吠えもせず、ただ地にへばりつくのみだった。
大剣の彼に襲うと飛びかかろうとするも、回避と攻撃を繰り返す彼には当たりもせず、結局吹き飛ばされる運命だった。
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っふぅぅぅぅ・・・・・
初めてにしてはかなり上手かったんじゃないか?
まさかここまで出来るとは自分でも思えなかった。
さてと、早くこいつらの素材を剥ぎ取らないと、
ハンターは討伐したモンスターを必ず剥ぎ取らなければならない。
それは生きる者としても大切なルールで、生き物から貰った命を大切に扱うために武器の強化などに使うのだ。
俺は早速こいつらの皮を剥ぎ取ろうとするが・・・、
傷口が半端ない・・・・
それもそのはず、あんな大きな、しかも攻撃力的にオーバーキルのもんで叩かれたら無事なんかじゃすまないだろう。
お陰で皮が台無しになっていた。
ゲームでハンターが理想の素材を出さないのはこうだったからかぁ・・・
物欲センサーのせいにしてすまんかった・・・
とりあえず剥ぎ取りを済ます俺、
とここでネプテューヌたちのことをすっかりと忘れていた。
ネプテューヌたちは俺の方を見て呆然と立ち尽くしていた。
ランポスたちを葬る俺を見て怖がっているのだろうか、
・・・なんて思っていると、
「すっっっっご~~~~~~~~~~~~い!!!」
ネプテューヌが物凄く感動してた。
そのまま近づく彼女、目がなんかすっごい輝いていた。
「と~~~~ってもすごかったよ!!あんな大きな大剣をバンバン振り回して豪快に恐竜たちを吹き飛ばしたりして!!と~~~~~ってもかっこよかった!!」
そ、そうか・・・
い、意外な反応だった。
アイエフにコンパも来て彼女たちも驚いていた。
「すごかったねぇ・・・剣がいきなり出たのもビックリしたのもだけど・・・あんな大きな剣を振り回すなんて・・・」
「とっても強かったです~、一体何者なんですか~?」
モンスターハンター、と言おうとするのだがこの力はあくまでも神様の特典、それにその事を話しても不審に思われそうなので色々とあったと、簡潔に済ませた。
「それにしても、ランポスってそんなにたいした感じじゃなかったね」
「そうね、この程度の強さだとみんなクエストに出れるわね」
まぁコイツらはな、ただ不安なのはいたらの話だがコイツらの親玉であるドスランポスがかなりヤバイだろうな、なんせ・・・
とここで話を切らせ、突如嫌な予感のした方向に首を向ける。
「ん?どうしたの?」
・・・・・俺の嫌な予感は、よく当たるんだよ・・・!
そう言いながらその方向へ全力で走る。
普段は気性の荒いチンピラなどに気づくものだが、今回は違う。もっと危険なものを察知し急いで駆けつけた。
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少女は逃げていた。
突然襲ってきた青い恐竜に必死にかわしつつ、なんとか降りきろうとする。
しかし今自分は極度の空腹状態でほとんど力が出せず走るだけでも精一杯だった。
一番大きい恐竜が少女を倒す。
倒された少女は地に叩きつけられ仰向けになり、そのまま大きい恐竜に脚で押さえ付けられる。
満足そうに吠える恐竜、少女は何もかも諦めてしまった。
刹那━━━━━━━━
少女を押さえ付けていた青い恐竜が吹き飛んだ。
少女はなにが起こったのか理解できなかった。
そのあとに見えたのは、
自分を庇ってくれる、
大きな背中と、
革、そして骨らしきものでできた大きな剣だった。
何あれ・・・と思った少女、だがつかの間に誰かに抱えられ、彼から離れてしまった。
どんどんと離れていく彼の背を見ながら、
彼女は気を失ってしまった。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
数時間後、
プラネテューヌ、病院。
「━━━━━━━━━それで、あの子は無事なの?」
「はい、極度の疲労があったらしいのですが、命に別状はありません。しばらく休めば 目を覚ますそうです~」
病院の廊下で話をしているネプテューヌたち、
ドスランポスに襲われた赤いおさげの髪をした少女を救って急いで病院に連れていったのだ。
「それにしても、まさかあなたの勘が当たるなんて、あの子のことはよく知らないけど、お陰で一人の命が助かったわ」
俺も内心ヒヤヒヤしてたよ、けどよかった。
「うん、それにちょっとかっこよかった・・・」
ん?
「あ!いやなんでもないわ、気にしないで」
慌てた様子のアイエフ、すると部屋からでた看護婦がその少女が目が覚めたと知らせを受ける。
ネプテューヌたちは少女に会いに行った。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
見知らぬ天井が見えた、
一瞬どこに自分がいるのかわからなかったが、今自分がいる場所が病院だとすぐにわかった。
「あっ、起きた?」
誰かが私に声をかけてくる。
声をかけてきた人物は薄い紫の髪にパーカーワンピを着ていた少女だ。
その後ろから青いロングコートに茶髪の少女、白い縦セーターを着た少女。
そして、自分を救ってくれた、あの恩人がいた。
大丈夫か?
そう言われて顔を赤らめてドキリとしてしまう。
「あ、あぁだ、だい・・じょうぶだ・・・」
安心した顔になる男性、そこに青い少女が彼女に質問してきた。
あの森にいた件についてなのだが、少女はどうやら旅人のようで、空腹状態になっているところあのランポスに襲われたようだ。
そのあと男性に助けられ、そして今に至る。と言うわけだ。
「災難だったねぇ・・・」
ネプテューヌが同情する。
「けど本当に無事でよかったです~」
そうだな、無事でよかった。
「・・・・・なぁおっさん!!」
うぉ、ど、どうした、
「オレはおっさんのお陰で命が助かった、だから!オレに恩返しさせてくれ!!
オレに出来ることなら、いや出来ないことでもなんだってやる、だからおっさん!オレを・・・オレをおっさんのもとにいさせてくれ!!」
「」 ←おっさん呆然
・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・
なぁ、ネプテューヌ、一つ聞きたいことがある。
「え、な、なに?」
俺ってそんな老けて見えるん?
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
俺が助けた少女、天皇星うずめが退院してはや一週間、彼女には色々と家事をやってくた。
自分がやろうとすれば、うずめが急にあらわれ代わりに(強引に)やってくれる。
非常に助けになる娘なのだが・・・・・
夜、なぜか俺と同じ布団のなかで一緒に寝るようになった。
彼女が居候する初日、彼女の布団を買うのを忘れていた俺は出掛けようとしたのだが彼女はそれをひがみ、「私でよかったら一緒に寝てくれないか?その・・・身体を暖めれるし・・・」と顔を赤らめてそんなこと言った。
困惑するも彼女に押しきられ、今のように至っている。
原作がゲームの世界とはいえ異性と同じ布団で寝るなんて考えれなかった。
正直気まずいので彼女に背を向けて寝ていると、彼女は背中から抱きついてくる。
俺が恩人とはいえここまでしてくれる理由がわからなかった。けどこれはこれで悪くないと思いながら眠りにおちた。
(おじさん・・・・・・オレになーんでも任せてくれ、掃除も洗濯も、食事も、あと・・・・いつかになるかわからないけど・・・・夜のお世話もオレがやるから・・・\\\\\\けどそのときはオレの秘密を知ってもらわなきゃならない・・・・だけどオレ、信じてるぜ・・・・・おじさんが秘密を知っても・・・絶対に受け入れてくれるって・・・・だから・・・・これからも・・・・・一生任せてくれよな・・・・・おじさん・・・\\\\\\)
うずめは腰にある《ナニか》を彼のお尻に擦り付けながら、ギュッと彼を抱き締めていた。
後書き
次回!!
彼女はついに自分の秘密をおっさんに告白する!はたして、うずめの秘密とは一体!!?!(すっとぼけ)
・・・・・やっぱ小説って超時間がかかるなぁ・・・。
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