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エロゲー世界に神様転生って勝ち組じゃないのか?

作者:笠福京世
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幕間16 海軍大学の同期がセーラ服姿で恩返しにきてくれました

 
前書き
永らくお待たせしました。本日より毎日0時に四夜連続で幕間を更新。
現在行っているアンケートは21日で締め切ります。
選択式で30秒もかからずに終わります。
幕間に登場するキャラにも関わるので、よければ協力ください。

この幕間は時系列的には第28話の後。(連投終了後に幕間を時系列順に並び替えます) 

 

――――Uボート潜水艦フォルケナーゼ、伏見の船室――――

フォルケナーゼは大型Uボート艦だけあって船室もそれなりに広い。
備え付けの情報端末に戸塚軍医から受け取ったデータを読み込み、
付け焼き刃だが欧州外交の知識を少しでも身に着けようと目を通す。
教養を学ぶのは嫌いではないが、連日の缶詰状態に飽きて来た。

艦橋に行っても良いがデーニッツによる
潜水艦トークも三日以上続くとぶっちゃけキツイ(´ε`;)

ピンポーン

部屋のチャイムが鳴る。ドクツ艦のチャイム音って意外と旧式だ。

「あの……伏見、デーニッツです。お邪魔してもよろしいですか?」

「いいよー。ちょうど休憩しようと思ってたところ」

シュン……という音と共にロックを解除した扉が開く。

「……その恰好は?」

目の前のデーニッツはいつもの軍服姿とは違う恰好をしている。

「おっ、恩返しです……私から伏見への。
 恩に報いるのが美徳だと、日本の民話から学びました」

「鶴の恩返し?
 っていうか、僕のが聞きたいのはその服装なんだけど?」

「私の学生時代の制服です。データを検索してたら……
 日本の男性は制服を悦ぶと……伏見の趣味にそえるかと思って」

ドクツの海軍大学ではなく、海軍士官学校時代の制服なのだろう。
デーニッツの服装は日本の男子諸君が“大好き”なセーラー服姿だ。

「あの……奮いませんか?」

「いや、いつもと違った雰囲気だから戸惑っちゃって」

そう言いながらも恥ずかしそう佇むデーニッツを室内に迎え入れる。

「よ、よよよ喜んで頂けたなら……嬉しい……です」

「恩返しって言っても、
 救出艦隊の派遣は総統代理からの要請に応えただけし……」

「今回だけじゃありません。
 伏見は日本に来た私を色々と気遣ってくれて……」

「最初は避けてましたし、イヤな態度も取りました。
 総統の仲介の後も失礼な態度をとってました……
 だから、これはごめんなさいの意味を込めてです」

「僕は悪魔って言われてるし、今さら遠慮はしないけど、こんな時にいいの?」

「今だからです……部下を夜の悪魔(Dracula)の犠牲にするわけにはいきません」

ベットの上に座ったデーニッツが恥ずかしそうに目線を逸らして喋る。

「だからお願いです。どうぞ、デーニッツを悪魔の気の済むように……」

(とは言っても伏見なら私にひどいことはしませんよね?)

「念のために聞いておくけど、どこまで覚悟ができてるの?」

婚約者の利古里ちゃんや義妹分のいずみちゃんみたいなのは勘弁な!
何人も続くと流石に欲求不満が変態SEXとして爆発してしまいそうだ。

「こ、此処に来る前に、私は……ずっとドキドキしてて……」

そう言いながら大胆にも脚を広げて……太ももと
可愛いリボンのついた青色の縞模様の下着を誘うように見せつけてくる。

「だから……えっと……全部です。最後まで覚悟できて……ます。
 悪魔が望むなら、どんな変態行為も受け入れるつもりです……」

「はははは……東郷長官みたいな変質者じゃないから。
 いきなり初心な女性に変態行為を強要したりはしないよ」

そりゃあケースバイケースに対応するけど……僕は割とノーマルのつもりだ。

「あ……奮いませんか?」

「いや、制服は男のつぼを抑えてると思うよ?
 とても似合ってる。意外と他人を喜ばせる才能があったんだ?」

「わ、私は総統閣下から伏見とは仲良くするよう命令されたから……
 い、いえ……二人にさえ悦んで頂ければ……それで」

「そういうところが凄く可愛いよ?」

伏見はぎしりとベッドを鳴らして前に乗り出すと、
デーニッツの髪へとゆっくり手を伸ばす。
髪の長さはボブとセミロングの間くらいだろうか?

「あっ……んく……」

小さな声とともに肩がすくめられると、白い首筋の上で
きめ細やかな茶色い髪がはらりと揺れる。

もう少し伸ばしてセミロングのツインテールなんかにしたら
セーラ服姿が映えてよりエロい感じになるかもしれない。
控え目な体型も本物の女子校生のようだ。

伏見は優しいげな手つきで首筋まで指を引き、細いあごを伝い――
そっとデーニッツの唇に触れる。

「あっ……あああぁっ…………」

抗えず声が漏れ、愛らしい吐息が指を撫でる。
その初心な反応に少しだけ意地悪な気持ちが浮かび上がる。
悪戯っ子が可愛い女の子を虐めたくなるのは仕方がない。

「男とのキスは初めて?」

「……はい」

「キュートな外見だからモテるかと思ってた」

「……そんなことはありません……」

(それにドクツ海軍大学時代は悪魔の本性を知らない男性から伏見の方がモテてましたよ……)

「(……失礼なこと考えるな)……女の子ともないの?」

「な、なっ、なっ……何を馬鹿なことを」

「ほらレーティア総統もデーニッツのことをキュートって言ってたじゃん」

「くっ、たしかにゲッベルス宣伝相に、
 無理やり着せ替えさせらたことはありますが……
 それ以上のことは無いです」

「ほんとうに?」

「は、はい……」

じー

「……あ、あとは総統選挙の時期に騙されてイメージビデオ出演した経験が……」

「へぇ……(にやり)」

惑星ベルリンについたらやることが一つ増えた。
エルミー・デーニッツ出演のイメージビデオなんてお宝ものだろう。
虐めれば虐めるほど味の出るデーニッツは可愛い小動物のようだ。
けど兎も優しくしないと死んじゃうとか聞くので優しくしよう。

「悪魔と口づけの契約を交わすと、もう逃げられないよ――」

何度も覚悟を聞く必要はない。返事を待たずに
唇から話した指でくいっとデーニッツのあごをすくい、
伏見はゆっくりと口づけを重ねる。

「ん! …………んっ……」

(……んっ……伏見に……キスされてます……
 くちびる……思ってたより……やわらかい……)

っ……ちゅっ……んっ……ちゅっちゅっ……

押し付けて浅く浮かせて、熱を注ぐような優しいキスを繰り返す。

「あふぁっ……ああっ……んっ……ふあっ……」

デーニッツは口づけを交わすたびに徐々に唇が緩んでいくことに気付く。

(んぁっ……わ、私は……いやらしい悪魔の……眷属にされちゃうんだ……あぁ)

伏見はそれ以上の深いキスはせず、口づけを頬にずらして
手のひらの制服を胸元に持っていく――。

手のひらを重ねて力をこめてゆくと、
ごわついたブラの乳房の感触が徐々に伝わってくる。

「あんっ! んっ……んんっ!」

初めまして会った海軍大学時代から変らない控えな乳房は、
まだ少し硬さを残しているものの反応は敏感だった。

「もしかして胸で自慰とかしてたのかな?
 デーニッツって意外とムッツリだったんだった」

「……ムッツリは伏見の方です……海軍大学時代は堅物で通ってた癖に……っ!」

引っ掻くように指を曲げ、ブラに手を入れてカップの中の乳首を撫でて言葉を遮る。
デーニッツはびくびくと身体をゆらしながら甘い喘ぎ声を漏らし胸の愛撫に身を委ねる。

「あっ……んっ……いや、そんな!」

「ほら、いい感度じゃないか?」

「か、感度……だなんて……んっ、くっ……んっ! んんっ!」

「敏感なのは恥ずかしいことじゃないさ。
 僕は悪魔だからイヤらしい女の子の方が好物だけど?
 二人っきりだ。声も我慢して抑える必要はないよ」

「でっでもっ……恥ずかしいです……あぁ……伏見……
 私……私……いやらしい悪魔に、胸を……はっ、あぁっ! くっ、んっ!」

デーニッツは伏見の指にじかに乳首を撫でられていることに驚き、
自らの興奮に戸惑い、思はずその事実を悪魔のせいだと口にする。

「ほら、君のここが……硬くなってるよ……
 悪魔の指で転がされて……気持ちよくなっている証拠だ」

セーラー服の下の乳首は硬くしこって伏見の指を押し返し、
その存在と受けている快感を主張していた。

「あっ、やぁっ……! 
 い、いや、言わないで……恥ずかし、くて……あぁ、んっ!」

「止めて欲しいの?」

「いやっ! いいえ、嫌じゃない……嫌じゃないですけど……
 恥ずかしいのぉ……」

「恥ずかしいのは良いことだよ。徐々に慣れていけばいいよ。
 でも誰だって気持ちいときは声を出すんだ……ほら感じてるんでしょ?」

伏見は胸から下腹部へ手を伸ばすと縞パン越しに今度はスリットをなぞり出す。

「あっ! くっ……んんっ!
 だっ、ダメです……そんな恥ずかしいとこ……
 んっ! あふぁっ! ああっ!」

「ここを、弄られるのは気持ちいいでしょ?」

「い、いえ……でもっ……あ、んんッ! 意地悪、です、ふ、伏見はっ!」

「ほら、聞いてるのは気持ちいいか、どうかだけど?」

「あ、あぁっ……! ふ……ふわふわ、して……
 身体が、勝手に、びくって……んん……これっ……
 これ、自分で、する……より……気持ちいい……です……あぅぅ」

デーニッツは恥ずかしさを隠すように伏見の背中に覆い被さるようにしがみつく。
肩に顔を埋めるようにして熱い息を吐きながら、
強張る身体から少しずつ力を抜いていき快感を得る準備を進める。

「素直なところがデーニッツの魅力の一つだね。
 そういうとこ好きだよ?」

「ふあっ、あっ……伏見……いきなり何を……(不意打ちです!)」

「そう。気持ちよくなっていいんだ。
 もっと力を抜いて、感覚に集中してみるといい。
 僕はデーニッツと一緒に楽しみたいんだ」

「ん、んんっ……! 私……私、こんな……いやぁん!
 恥ずかしいところ……で……潜水艦の中で……あ、あ!」

伏見の船室内は防音が施されており、部下に声が聞こえることはないが……
デーニッツは総統閣下から預かった神聖な潜水艦内部で、
自らがいやらしい行為に励んでいることに気付き、より一層の昂りを覚える。

伏見はさらに指先に力を込めてスリットを、
しゅにっしゅにっしゅにっしゅに……と擦りてていた。

「んっ、ああっ、あ……! だめ……ぇ、足に、力……入らなくて……
 ふわふわ……んっ……きもち、いい……です……んんっ、ふあっ!!」

デーニッツの喘ぎから意味のある言葉が消えるにつれ、
伏見の指先に感じる熱が増し、触れている縞パンの柔らかな布地が
じく……じく…じゅく……っと明らかな湿り気を帯びてきた。

「んんっ! あっ……あああっ……んっ! ふぁああっ!」

伏見が手を引っ込めて覗き込むと、スリットにそって、シミが縦に黒く浮かんでいた。

「……こんなに濡れるほど感じてくれると……男として嬉しいな」

 
 

 
後書き
かなり悩んでいたデーニッツ幕間のテーマは、
学生時代の地味っ子が、同窓会で出会ったらめっちゃ可愛くなってたパターンで決定? 
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