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【艦これ】艦隊これくしょん・闇 響・黒編

作者:マッフル
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闇艦娘の提督
  第01話

 
前書き
★こちらがメインサイトとなっています。
マフポコの巣(艦これ、こちら鎮守府前第二駐在所)
(http://mahupoko.blog62.fc2.com/)

艦これ動画「くちくズ」公開中! 詳細はメインサイトをご参照ください。

★他サイト(pixiv)でも掲載しています。 

 
“ずるり……ばしゃぁッ”

 人がすっぽりと包みこめるほどの大きさがある卵型のカプセル。
 そのカプセルの底が破れ、中から透明な緑色の液体と共に少女が流れ落ちた。
 何も身につていない少女はぼんやりとしながら、周囲を見渡す。

「どこ……ここ……」

 そう口走ってしまうほどに、少女の目には異様な光景が写り込んでいる。
 無数の培養ポッド、何かの装置、薄暗い空間、ここは何かの研究所のような場所であった。
 そして床や壁は、有機的とも無機的ともいえない奇妙な物体でできている。
 少女は暁型二番艦駆逐艦、名は響という。
 響はこの場所に漂う不気味で重苦しい雰囲気に身を震わせた。
 日の光が全く入ってこない、ひどく薄暗い空間。
 立ち込める空気はとても冷たく、身にまとわりついてくる。

「提督がお待ちよ」

 不意に声をかけられた響は驚いて身を揺らした。
 響の目の前に、ひとりの艦娘が立っている。
 艦娘は長門型二番艦戦艦、陸奥である。
 艦娘は全くと言っていいほどに気配がなく、目の前にいても気がつかないほどであった。
 ずっと視界に入っていたはずなのに、そこにいると気づくことができなかった。
 そんなありえない体験をした響は、目の前にいる艦娘を凝視する。
 艦娘は真っ黒い衣装で身を包んでいる。
 闇と同化してしまいそうなほどに深い黒色の衣装は、艦娘の内面を映し出しているように思えた。
 全身を黒に包みこんだ艦娘は、不気味を通り越して恐怖すら感じる。

「ついてきなさい」

 そう言って黒い艦娘は響に背を向け、部屋から出ていこうとする。
 状況が掴めずに困惑している響ではあったが、言われるまま黒い艦娘についていくことにした。
 地面に倒れ込んでいる響は身を起こし、立ち上がろうとする。

「あっ」

 響は立ち上がることができなかった。
 手足ががくがくと震え、力が入らない。
 身を起こすのがやっとの状態である。
 まるで長い期間身体を動かさなかったような、身体が動くことを忘れてしまったかのように、身体が全然いうことをきかない。
 不気味な空間の中でひとり取り残されてしまった響は、必死になって身体に力を込める。
 まるで生まれたての獣のようにぶるぶると身を震わせながら、響はやっとの思いで立ち上がる。
 そして壁を伝いながら、黒い艦娘が出ていった扉まで歩いていく。

「ひぅッ」

 扉のふちにつまずいてしまった響は、べしゃぁと顔から倒れ込んでしまう。
 身体のいうことが利かないせいで、とっさの受け身をとることも出来ない。
 それでも響は身を震わせながら、必死になって立ち上がる。

「早くなさい」

 黒い艦娘が目の前に立っている。
 まるで瞬間移動してきたかのように、いきなり響の目の前に現れた黒い艦娘。
 もともとそこにいたのか?
 それとも本当に瞬間移動してきたのか?
 どちらにせよ、無気配な黒い艦娘は目を離すとすぐに姿を見失ってしまう。

「すみ……ません……」

 うまく声が出せない。
 身体だけでなく、口もぎこちなくしか動かない。
 目も、耳も、鼻も、響は全身がいうことをきかなくなっている。
 そんな響の状況を知ってか知らないでか、黒い艦娘はすたすたと歩いていってしまう。
 何も身につけず、全身が液体でびしょ濡れになっている響は、歯を食い縛って必死に黒い艦娘についていく。
 研究所のような部屋を出ると、廊下もひどく薄暗く、まるで闇の中にいるかのような錯覚を覚えた。
 まるで光を嫌っているかのような闇ばかりの空間。
 響はひどく不安な気持ちにさいなまれる。

「あの……ここはいったい、どこなのでしょうか?」

 黒い艦娘の背を追いかけている響は、黒い艦娘に質問をする。

「………………」

 答えは返ってこなかった。
 黒い艦娘は振り返ろうともせず、まるで何も聞こえていないかのようにすたすたと歩き続ける。

「なんだろう……すごく不安な気持ちにさせられる……なんだか怖いよ……」

 不安を胸に抱く響は、必死になって黒い艦娘の後を追っている。
 響はよろよろと蛇行しながらも、無理やりに身を動かして黒い艦娘についていく。

「ここよ」

 黒い艦娘は突然止まり、後ろにいる響に言い放った。
 いきなり黒い艦娘が動きを止めたので、響は危うく黒い艦娘の背に激突するところであった。
 響はよろめきながら、“提督室”と書かれた札が掲げられている扉の前に立った。

「入りなさい」

 黒い艦娘に促され、響は扉をノックした。

「そんなことをしても中には聞こえないわ。例えこの扉を砲撃したとしても、中には絶対に聞こえない。そのようにできているの」

 黒い艦娘はおもむろに扉を開けた。

「んああぅうぅぅあぁぁんッ! て、提督ぅッ! すごいぃッ! すごいわぁッ! すごいよぉぉッ! ひああぁぁぁぅッ! すごすぎるよぉぉぉッ!」

 扉を開けた途端、部屋の中から淫猥な叫び声が飛び出してきた。
 黒い艦娘は部屋の中へと入っていく。
 響は戸惑いながらも、黒い艦娘のあとについていく。

「提督ぅッ! 奥ッ! 奥がぁッ! 一番奥が叩かれちゃってるぅッ! 一番奥、すごすぎだよぉッ!」

 部屋の中に入って、響は目を疑った。
 艦娘が男に馬乗りになって、揺さん揺さんと上下に身を振り動かしている。
 艦娘は長良型二番艦軽巡洋艦、五十鈴である。
 真っ白な軍帽を目深に被っている男は腰を振り上げ、馬乗りになっている艦娘を下から突き上げている。
 あまりにも激しい性交シーン。
 男性経験などあるはずもない響にとっては目を覆いたくなるような惨状である。
 案の定、響ははじめて見る性行為に驚いてしまい、微動だにできなくなってしまった。

「提督、お連れしました」

 黒い艦娘は激しい性行為をしている提督に話しかける。
 提督と呼ばれた男は馬乗りになっている艦娘を激しく突き上げながら、顔だけを黒い艦娘の方に向けた。

「ご苦労。陸奥・黒」

 提督と呼ばれた男は目だけを動かして、立ちすくんでいる響を見つめる。

「お前、その目と腕の傷……」

 全身をぐっしょりに濡らしている全裸の少女を見て、提督はあることに気がついた。
 響の左目の瞳は鮮血のように赤い。
 右目の瞳が青いせいもあるのだろうが、左目の瞳が深紅に染まっているように見える。
 そして響の左腕……そこには大きな痛々しい古傷が刻み込まれている。
 どのような大怪我をすればこのような大きな傷になるのだろうか、腕の半分近くが傷になってしまっている。

「お前よぉ、前世でよっぽどひどい轟沈をしたようだなぁ。前世での損傷が現世にまで影響してやがんぜ。たぶんだがよぉ、腕は骨が見えるほどにずたずたで、目は潰れっちまうようなよぉ、かなりやべぇ大怪我をしたんだろうなぁ」

 響は提督が何を言っているのかわからなかった。
 前世……轟沈……響は過去を振り返ろうと、記憶を探ろうとする。
 しかし何も思い出せない。
 思い出そうとすると、頭の中にはモヤがかかり、ずくんッと鈍く重い痛みが襲う。

「少しだけ待っててくれや、響よぉ。すぐ終わらせちまうからよ」

 すぐ終わらせるという言葉を聞いた馬乗りになっている艦娘は、泣きそうな顔で提督を見下ろす。

「いやだよぉ! もっとしてほしいよぉ! もっともっとぉ! まだ足りないわ! 全然足りないよぉ!」

「そう言うな、五十鈴・黒。またすぐに愛してやっから」

「そんなこと言って! すぐにはしてもらえないじゃない! いくら提督が一日中休みなく愛することができるからって、それでも何日待たされるかわからないわ!」

「そう言うなって、五十鈴・黒。100人以上いる闇艦娘達を全員愛してやるには、どうしたって時間がかかっちまうんだ」

「ほら! やっぱり待たされるんじゃない! 嫌よ、そんなの。嫌だよぉ! まだ愛され足りないよぉ! もっともっと愛してよぉ、提督ぅ!」

「しょうがない甘えん坊だな、五十鈴・黒は。なら、おもいっきりイキまくりな」

 提督は身を起して五十鈴・黒を抱き締め、座位の格好になる。
 がっちりと身体をホールドされた五十鈴・黒は提督にきつく抱きつき、絶対に離さないとばかりにぎゅうぎゅうと提督を抱き締める。
 そしてきゅんきゅんと、提督の肉主砲を咥え込んでいる秘肉門を締め上げる。

「おいおい、そんなに締めつけるな。身体もマ●コもよぉ」

「やだ! ぜったいに離さないもん!」

「しょうがねぇ奴だな。なら、このままするぞ」

 提督は座り込んだ格好のまま、ぐぐんと腰を振り上げ、五十鈴・黒を突き上げる。

「きゃああぅぅあううんッ!」

 ぎっちりと締めげていた肉主砲が、五十鈴・黒の中で暴れ出す。
 肉主砲を締めつけている膣壁が容赦なく擦り上げられ、そのまま五十鈴・黒の最奥にある子宮口を激しく叩きつける。
 凶悪なまでの快楽がいきなり五十鈴・黒に襲いかかり、五十鈴・黒はたまらず叫び上げる。

「すごいッ! すごいぃぃぃぅッ! 提督、すごいわッ! すごいよぉ! 素敵だよぉぅッ!」

 五十鈴・黒はうっとりとした顔を提督に寄せ、唇を奪う。
 そのまま舌を入れ込み、提督の口内を舌で舐め回す。
 対する提督は五十鈴・黒の舌に舌を絡め、ぬろろぉと五十鈴・黒の舌を舐め上げる。

「んぅッ、んむぃッ、んむむぅゅぅ」

 夢中になって提督の口内を舐め上げる五十鈴・黒は、必死になって提督にしがみついていた。
 提督は容赦なく五十鈴・黒を突き上げ、五十鈴・黒の子宮口を叩き上げている。
 突き上げの勢いが凄すぎて、五十鈴・黒の身体は宙に放り出されそうになる。
 しかし提督はしっかりと五十鈴・黒を抱き締め、五十鈴・黒も絶対に離さないとばかりに提督に抱きついている。

「すごぉッ! すごいぃッ! 提督ぅ、わたし、壊れちゃうよぉ!」

 五十鈴・黒は目に涙を浮かべながら、切ない顔で提督に訴えかける。

「おいおい、五十鈴・黒よぉ、こんなのは準備運動だぜ? んじゃあ、そろそろイかせまくってやるか」

 そう言って提督は五十鈴・黒の腰をがっしりと掴んだ。
 同時にズドンと腰を跳ね上げ、ガツンと五十鈴・黒を突き上げた。
 提督の腰は30センチ以上跳ね上がり、五十鈴・黒の身体が真上に投げ出される。

「きゃああぅああうッ!」

 五十鈴・黒は強烈すぎる快楽に襲われて叫び上げた。
 この叫びが開始の合図だとばかりに、提督はガツンガツンに五十鈴・黒を突き上げる。
 突き上げられるたびに五十鈴・黒の身体は真上に投げ出され、そして真下にいる提督の元へと落ち戻っていく。
 何度も何度も五十鈴・黒の身体は浮上し、そして落下する。
 浮上と落下を繰り返すたびに、五十鈴・黒の膣壁は物凄い勢いと速さで擦られ、ゴツンゴツンと子宮口に肉主砲が激突してくる。

「きゃあああああッ! きゅあううあああッ! きゅふゆあああゅああんッ!」

 もはや叫ぶことしかできない五十鈴・黒は、急速に高まって絶頂寸前である。
 いつイッてもおかしくない状態、そんな五十鈴・黒の秘肉門に提督は手を伸ばす。
 そしてキュンときつく、クリ●リス……女淫豆をつねり上げた。

「ッッッッッッッッッ!」

 その瞬間、五十鈴・黒は絶頂を迎えた。
 あまりに乱暴な絶頂を迎えたせいで五十鈴・黒の頭の中は真っ白になり、言葉を発することができなくなってしまった。
 五十鈴・黒は白目をむいて、天に向かって無言の叫びを上げている。
 そんな五十鈴・黒に、提督は無情なほど激しい突き上げをひたすらに喰らわせ続ける。

「ッッッ! ッッッ! ッッッ!」

 五十鈴・黒は激しくイかされ、イッたそばからまたイかされ、イッているのに更にイかされ、ずっとイキッぱなしになっている。
 あまりにもイかされまくっている五十鈴・黒は、口角からよだれを流し、涙で頬を濡らし、がくがくと身を震わせている。

「さぁて、これで終いだ」

 提督はひと際に勢いをつけて、がっつぅぅんと五十鈴・黒を突き上げた。
 同時に肉主砲からは男濁汁が発射された。

“びゅりゅるッ、ぐびゅるるるりゅるるるぅッ”

 肉主砲は五十鈴・黒の子宮口に砲口を押しあてながら、激しく一所斉射する。
 五十鈴・黒の身体には熱くたぎった衝撃が走り、強烈すぎる快楽が五十鈴・黒の全身を駆け抜ける。

「ッッッッッッッッッッッッッッッ!」

 五十鈴・黒は最後の最後に、今までとは比べものにならないほどに強烈な絶頂を迎えた。
 肉主砲を咥えこんでいる秘肉門からはプシャアッと潮が吹き出し、同時にちょろちょろと薄黄色い淫尿汁が尿口から放たれる。
 そして五十鈴・黒は身体から力が抜けてしまい、だらりと提督にもたれかかる。

「……………………すごすぎだわ、提督ぅ」

 正気に戻った五十鈴・黒は、提督の耳元でささやいた。

「五十鈴・黒よぉ、だらしねぇなぁ。しょんべん漏らしっぱなしだぞ」

 ちょろちょろと淫尿汁が流れ続けている。
 激しい絶頂によって弛緩してしまった五十鈴・黒の身体は、膀胱も緩みきってしまっていた。

「しょうがないでしょう、提督がそうさせたんだから……んもう、まるで赤ちゃんだわ。おしっこが止まらない」

 提督に抱きつきながらおもらしをする五十鈴・黒は、愛しいとばかりに提督の頬にたくさんの口づけをする。

「くすぐってぇな、五十鈴・黒よぉ。ほれ」

 提督は五十鈴・黒の身体を持ち上げ、腰を引いて秘肉門から肉主砲を抜き出した。

「やんぅ、そんなことしたら出ちゃうよぉ」

 五十鈴・黒の秘肉門からぼたぼたッと大量の男濁汁が溢れ流れ、提督の腹の上に降り落ちてきた。

「ほらぁ、出ちゃったわ。せっかく中に出して貰ったのにぃ。もったいないわ」

 五十鈴・黒は提督の腹に落ちた男濁汁を、ぺろりと舌ですくい舐めていく。
 ぴちゅぴちゅと淫猥な水音をたてながら、五十鈴・黒は提督が発射した全ての男濁汁を舐め飲んでしまった。

「うふふ、ごちそうさま、提督ぅ」

 五十鈴・黒は上目使いになって提督に寄り添い、甘えるように体をすり寄せる。
 提督は甘えてくる五十鈴・黒の頭を優しく撫でてやる。

「まったく食い意地のはった奴だな。また愛してやるから、今日はもうお終いな」

 五十鈴・黒はウンと頷き、名残惜しそうに提督から身を離した。
 男濁汁や愛液や淫尿汁、その他の様々な汁で身がぬらぬらになっている五十鈴・黒は、床に脱ぎ捨てられている真っ黒な衣装を拾い上げる。
 そして身体を拭うことなく、汁まみれのまま衣装を着てしまう。
 陸奥・黒と同様、真っ黒な衣装に身を包む五十鈴・黒。
 衣装を着終えると、五十鈴・黒は提督室を去ろうとする。
 その去り際に、チラと響を見つめる。

「ふふッ、そんなに怯えちゃって、可愛いわね。思い出すわ、私も同じだったもの。今となっては遠い昔な気がするけど」

 五十鈴・黒は目を細めながら、意地悪な笑みを浮かべて響に言い放つ。
 そんな五十鈴・黒の言葉が聞こえているのかいないのか、響は立ちすくんだまま動けないでいる。

「提督、またすぐに愛してね。絶対だからね」

 そう言って五十鈴・黒は提督室を後にした。
 五十鈴・黒が出ていったのを見て、提督はのそりと立ち上げる。
 そして提督は鈍く黒光りしている漆黒の革張りソファの前にまで移動し、仁王立ちになった。
 陸奥・黒は全裸の提督に、真っ白な軍衣の上着を羽織わせる。

「響よぉ、待ってたぜ」

 提督は胸の前で腕を組み、どかりとソファに座りこんだ。
 声をかけられた響は提督の方に顔を向けるが、すぐに目を逸らしてしまう。
 大股を開いて革張りソファ座っている提督は、肉主砲がぎちぎちに怒張していた。
 五十鈴・黒といたした直後の肉主砲は、五十鈴・黒の愛液がたっぷりと絡みつていて、ぬらぬらに濡れている。

「失礼いたします、提督」

 陸奥・黒は提督の前で膝をつき、提督の下腹部に顔を寄せる。
 そして怒張した肉主砲を咥えた。
 陸奥・黒は口の中で肉主砲を舐め上げ、きれいにお掃除をする。

「響、なに顔をそむけてんだよ」

 響は提督を直視できないでいた。
 男性経験が全くもって無い響にとって、怒張した男性器などまともに見れるわけもなかった。
 ましてや突然始まった口淫に、どうしようもない気まずさを感じている。

「響よ、最初の任務だ。俺を見ろ。俺から目を離すな。俺を凝視しろ」

 任務と聞いて、響の心が動かされる。
 どうしようもなく恥ずかしい……恥ずかしいが、提督の命令は絶対である。
 歯を食い縛りながら、響は気丈に提督の姿を見つめる。

「そうだ、そのまま見ていろ。絶対に目を逸らすなよ」

 陸奥・黒はじゅぽじゅぼと淫猥な音をたてながら、提督のそそり勃った肉主砲を咥え舐め上げている。
 そして肉主砲の根元まで深く咥え込んで、ずろずろぉと口壁で肉主砲を擦り上げる。
 響は肩を震わせながら、しかし冷静を装って陸奥・黒のお掃除口淫を見つめている。
 提督は陸奥・黒の頭を撫でてやる。
 すると陸奥・黒はじゅぞぞぞぉッとバキュームし、肉主砲をおもいきり吸い上げた。
 陸奥・黒は肉主砲にまとわりついている淫汁や唾液、その他の汁を吸い拭き取った。
 そしてぬぷんッという音と共に陸奥・黒の口から肉主砲が抜け出て、お掃除口淫が終了した。

「ッ! ………………」

 響の目に、より一層に膨れ上がった肉主砲が写り込む。
 響はびくんッと身を揺らし、提督から目を離そうとする。
 しかし響は寸でのところで思いとどまり、提督の姿を凝視する。
 提督の肉主砲は陸奥・黒のお掃除口淫によってきれいにされ、大きく膨れた肉主砲が響に見せつけられる。
 陸奥・黒の口淫によって、提督の肉主砲は更に硬く大きく勃起した。

「どうだ、すごいだろ? 俺の主砲は」

 提督は太い血管が何本も浮き出ている肉主砲を、びくんびくんとわざとらしく揺り動かす。
 響は何も答えないまま、ただ立ちつくしている。
 初めて見る男性器……しかもぎちぎちに怒張した凶悪すぎる肉主砲を目の当たりにした響は、提督に返事をする余裕すら無い。
 提督は溜息をつき、そして手招きをして響を近くにこさせる。

「こっちにこいや、響。まだ任務は達成してねぇぞ」

 提督に言われるまま、響は提督に歩み寄る。

「そこにひざまずけ」

 響はエッという顔をした。
 このままひざまづいたら、響の目線が提督の肉主砲と同じ高さになる。
 しかし提督の命令は絶対である。
 響は耐えるように手を握りしめながら、提督の目の前でひざまづいた。

「もっと近くに寄れ」

 響は身を震わせる。
 ただでさえ目の前には肉主砲があるというのに、更に近寄れと言う。
 響は唇をキュッとさせて、おずおずと提督に身を寄せていく。
 この時点で、響の10センチ先には凶悪に怒張した肉主砲がいる。

「もっとだ、もっと近くに寄れ」

 響は身をすくめた。
 もっと近づけと言う。
 もう肉主砲は目と鼻の先だというのに、更に近づけと言う。
 響はグッと気持ちを飲み込み、肉主砲に触れるか触れないかの超至近距離にまで顔を近づけた。
 響の唇が肉主砲に触れそうになるほどの至近距離。
 もう1センチと離れていない。

「そうだ、それでいい。いいか、そのまま俺の主砲を凝視しながら、俺の話を聞け」

 響は提督に向かってまばたきをすることで、返事をした。
 この状態では首を振ることすらできない。
 少しでも肉主砲が揺り動いたら響の唇が肉主砲に触れてしまうという異常な状況。
 にもかかわらず、響は懸命に気持ちを押さえて、平静な顔をし続けている。

「まずは挨拶だ。俺がお前の提督だ。ちなみに俺にはお前達に明かすような名前なんてもんは存在しねぇ。そんなもん必要ねぇしな。だから俺のことは提督って呼べ」

 響はまばたきをして返事をした。
 本来ならば司令官とお呼びするところなのだが、提督と呼べと命令されたのであれば、これに従うしかない。

「聞きたいことは山ほどあんだろうがなぁ、そういうのはおいおい話をするとしてだ。とりあえず今からお前がせにゃならんことだけ説明しとくぜぇ」

 響は黙って提督を見上げている。

「響、お前は今から俺に愛される……つまり、セ●クスをする。わかるよな、セ●クス。俺の主砲をお前の給油口に挿れ込んで、お前の中で一斉放射だ」

 響は目を大きく見開いて驚いた。
 今さっきまで五十鈴・黒にしていたようなことを、今度は自分がされる。
 響はかたかたと身を震わせる。

「まぁ、そんなに怯えんなよ。ちゃんと優しくしてやっから。いきなり五十鈴・黒にしてたみてぇなズコバコはしねぇって」

 提督はにたりと笑って、震えながら肉主砲を凝視している響を見下ろしている。


(遂行中) 
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