KANON 終わらない悪夢

　そんな比較的真面目な話をしている所に、「ドドドッ、ドドドッ」と言う地響きが起こり始めた。
「なっ、何の音だっ？」
　音の調子で言えば「パカラッパカラッ」と言う馬のギャロップと同じ調子だった。

　分家の壁を飛び越えて、巨大な白馬？に乗った鬼武者(おうじさま)が到着し、日本庭園の中で名乗りを上げた。
『先代北海道統一総長！　川澄舞参上っ！』
「「「「「「「うげえっ！」」」」」」」
　分家にこんな代物に対抗できる武器も術者も存在しないので、ブリッツクリーク成功。
『香里っ、助けに来たよっ』
「ああっ、川澄さんの左手の魔物(おうじさま)（///）」
　香里さんも、自分を救いに来てくれた白馬の王子様に即堕ちして、口とか胸を手で押さえて半泣き、「胸のドキドキが止まらない」系統のメスの泣き顔になった。
　こちらもツンデレバリセメなのだが、お相手が舞お姉さまの時だけ素直になれる、らしい。
『べ、別に栞のおなかの中の赤ちゃんの為じゃないんだからねっ、香里にも私の子供を托卵しに来たんじゃないんだからねっ、か、勘違いしないでよねっ！（///）』

『佐祐理もいますよ～、ブヒヒン、ブヒヒン』
　今日はバリセメで怒りの人格の舞に「佐祐理、今日からあなたは私の馬よ、ヨツンヴァインになりなさい」と命じられた上で背中に乗られて、倉田神社からハイドウドウされてしまった。
　口には猿轡？や首輪？も付けられてロープかリードで自由自在に操作され、鬼武者の足に付いているトゲトゲでも蹴られて命令。
　背中に騎馬用の鞍まで乗っけられて縄化粧？　馬用の飾りとか軽い弓矢除け一枚で、ほぼ全裸のまま「おさんぽ」させられている倉田のお嬢様。　
　もう少し上級者になれると、祐一や近所のssのカズマきゅんやジュリアンきゅんみたいに、浣腸した後にア＊ルプラグで栓をされて、腹を蹴られたり虐められてヒーヒーー言わされてから「野外公開出産」させられ、匂いとか色とか音とか汚い行為を罵られて言葉でも汚されてから足で踏みにじられビクンビクンするプレイまで命じられる。

「なんじゃあっ、こりゃあ～～！」
　分家の当主も老人も、神社の祭具殿で鬼武者までは見たことがあっても、それが騎乗できる大きさの魔物でエメロード姫が思いの力で作った鬼武者？は見たことがない。
　人間を食べないで済むよう北海道の大地から地根力を吸い取って、植物かイモかロゴダウの宇宙船みたいに埋められたまま保管されていたらしい。
　当主も分家一同も「これTDNやないか～、なにしとるんや～多田野～、たまげたなあ～」ぐらいおったまげた状態になった。
　鬼武者が騎乗できる大きさなので、純ケツの妖狐が出した使い魔で間違いなく、自分の息子や娘が変わり果てた姿にされた後に自分の使い魔と結合させて、上半身は息子か娘が出した使い魔を使って適合しやすく加工した魔物で武者。
　悲しい方の愛の結晶なので普通の殺し方では死なない、死ねない。
　夫か妻か、その血を引いている一族が、あの世に一緒に付いて行って案内しない限り成仏しない。

『栞～、大丈夫ですか～？　お姉さまたちが助けに来ましたよ～』
　熱血主人公も参加して、「光の矢」を放てると神官ザガートでも倒せて、「光の螺旋」を放てるとエメロード姫の魔神でも倒せるが、炎系の術者は香里とかデッカイ月人さんぐらいしかいないので、もう誰も佐祐理を倒せない。
「ア、ハイ……」
　もう分家一同は処分して乗っ取り済みだったが、お姉さま方が有り得ないお姿で登場してくれたので、開いた口が塞がらない小怪獣。
　仮面ライダーでは倒せない大怪獣が来てしまった。
　秋子とマコピーが近所で屋外待機して、栞の危機には駆け付けられる状態だったが、先に佐祐理の人馬型鬼武者が舞の鬼武者乗せて駆けつけてしまった。

『『『『ど～れ～～？』』』』
　遅れて他の４体も鬼に金棒、キチ＊＊に刃物しながら来てしまい、壁の外と内側で五等分の舞が全員集合した。
　オーラバトラー・ズワースとかガンダムエピオンとかマスターガンダムとかテッカマンエビルみたいな黒系統の化物で黒騎士の鬼。
　ガリアンとかダンバインみたいに、毎週毎週子安武人の声の人がブチメカに乗って主人公メカに負けてしまい、最後には海に落ちてタンカーに拾われ、甲板の上で膝を抱えて泣くような惨めな描写は無い。
　更に嫉妬の舞が、レイプ目のままグスグス泣いているネ右一クンまで握って連れてきてしまったので、純血の妖狐もご行幸。
　ガサラキの世界で豪和の里だったはずが、同じ高橋監督のガリアンワールドになってしまい、もうすぐイレイザーがスッ飛んできて星ごと消される。
「「ほげえええっ！」」
　香里と栞の母親も父親も、呪われた家に復讐を果たしに来たはずなのだが、巨大ロボが参戦して魔装機神サイバスターとかルリルリとかテッサとかナデシコとかトゥアハー・デ。ダナンまでまで出てくるスーパーロボット大戦で、タクティクス物の世界になってしまったので捕鯨顔で驚いた。
　序盤は白い虎退治だったはずの「うたわれるもの」でも、後半に巨大ロボまで出るし、ハクオロさんが巨大化して、面が付いている理由とか判明しないと、こんな代物どうしようもない。

『『『『『俺がガンダムだ』』』』』
　舞が５機もいるので、ヒイロとかデュオとかトロワとかカトルとか五飛までいるOZの起動戦記世界とか、島本和彦キャラ原案の武闘起動伝世界で戦う羽目になった。
　最終兵器栞さんが神罰執行形態になったり、超空の要塞とか時空要塞とか、バビロンの空中庭園とかチフォージュシャトーに変形しない限り太刀打ちできない。
　こうして倉田分家も一瞬で佐祐理の軍門に下った。

　天野本家
「倉田やっ、倉田が攻めてきたで～～！」
　いつものように「四国やっ、四国が攻めてきたで～」になってしまった天野家。
　しつこいようだが、この世界線では私立極道(きわめみち)高校とか魁や暁の男塾が実在し、生身で大気圏突入できる塾長もいる。
　長ランボンタンの人物がトラックに分乗して別の地域に行き、学生同士が戦争を行うような世界なので「ツッパリ全国統一」だとか「極道生徒会世界制覇」とかが普通に聞ける世界線なので仕方がない。
　例えば四国が全国制覇を目指して「四国やっ、四国が攻めて来たで～～～っ！」が日常で、別の地域で暴れたり、ユリクマ会がねらわれた学園を支配して、メリケンサックの栞さんが生徒パトロールするのが普通の世界線なので、女子校生異能力バトル物でも巨大ロボでも成立する世界である。

「美汐が遅いと思えば、このような事に……」
　先日、倉田家の結婚式を襲撃に行った美汐とマコピー鬼の鎧武者を仏陀義理され、生身の方も舞の鬼武者に攫われデコピン食らって気絶させられた美汐のお婆さん。
　その夜は天孫降臨の儀式まで行われ、滅びの巫女である実姉の舞がイザナミに選ばれていれば、この世は死者の世界になって滅び、生者があの世に送られてバイストンウェルしたりオーラバトラーとオーラシップが飛び回る世界になっていた。
　それでも天使の人形は委員長の計画通り、あゆをイザナミに選んだのでラーゼフォンが世界を調律して、太陽系の背景で書き割りのセットが少々壊れたぐらいで済んだ。

　一応、半年以内に破滅して「約束の日」が来て、デビルマン最終回みたいに天使が帰ってきて恥丘？の周りで「ゴゴゴゴゴゴ」とか唸って、両性具有になった北川君の隣で祐一が上半身だけになってタヒんでいて、腐女子(デーモン)族が神罰執行されたり、人類全員墓場から出て来て「審判の日」も行われずに済んだ。
　死ぬ予定だった舞も半年以降にも肉体が残り、学校も更地にならずに済んだが、まだ最終兵器彼女がいるので人類最後のラブソングが放送局も存在しないのにラジオで流れたり、ロシア軍と戦争になって「恥丘？はもうだめです」で滅んで、祐一だけ巨大な最終兵器宇宙船に乗って、栞宇宙船の赤ちゃん袋の中から新人類としてオギャる破滅エンドもある。
　その場合でも、隆山にいる鬼の４姉妹と従妹だけプレデターが乗って来た宇宙船内で生き残り、魅奈神山のガイバーとかゾアロード、宇宙船とか異世界への門を持っている一族、前回の破滅であるトバ火山の終局噴火を生き残れた千組程度のカップルしか生き残れない。

「誰か鎧武者を操れる者はおらんのかっ？」
「婆様、妖狐様より力を頂いておるじゃろ？」
　夫から託された無限の妖力は、この数十年で使い果たし、もう巨大な武者など操れない。
「無理じゃ、動かせた美汐も真琴様も、忌み子川澄舞には手も足も出ずに討ち取られてしもうた。あれだけの剣士で野良の使い魔として十年を過ごした化物５匹、死人を操る術にも長けた術者、他にはおらぬ」
　月宮の里(ホットライン)からの通達で、美汐は日曜朝に送り届けるので、そちらでも結婚式の準備をして待っているよう言われていたが、ガンダム？５機確認。
　今から不倶戴天の敵が鬼武者５体で攻め込んでくる。

　しかし佐祐理と舞の思惑では、親族の心配とは別次元の行為を要求サレる。
　トロワの重武装（ナニが？）が攻めで、カトルが受け役のバリネコさんで、一人で自分を慰めるためにバイオリン弾いている時にトロワがやって来て演奏？を手伝い、フルートを取り出して吹き始めてしまうような濃いめの性描写？を、夕方４時とか５時の放送でヤってしまった新起動戦記が開催されてしまう。
　もともと怪しすぎる設定のマリア様がみているですら、祥子様と連弾だとかロザリオを首にかけて首輪付きのペットだと所有権設定をしたり、月とマリア様だけが見ていた状況で踊ったり、目の前でロサカニーナにアヴェマリア独唱で志麻子さんがヤられてしまう程度なのに「フルート」だとかフェラを連想させる放送禁止レベルの直接的すぎる表現。
　それはもう倉田の伝統ゲイで、美汐もマコピー様も名雪様も秋子様も倉田佐祐理にガッツリ食われてしまい、フルートではなく和楽器の笙にされてガンガン吸われて「ヒーーヒーー」鳴らされ済みだと証明？されたのも同然？
　月宮から来ていた草一同も笙にされて佐祐理と忌み子川澄舞にバキュームクンニ済み。
「今日からお前は俺のギターだ、どんな音で鳴るのかな？」
　と耳元で囁かれ、乳首(ネック)を転がされてピック？で栗をかき鳴らされ、指入れられて奥までかき混ぜられて、やっぱり「ヒーーーヒーーーー」鳴らされてしまった。
　天野家から妖狐様に差し出す巫女で嫁全員が、佐祐理と舞に犯されてしまい、穢れたバベルの塔でも汚されて托卵されてしまう危機が迫っていた。

　更に巫女一同は、お婆ちゃんの予測を遥かに超える不敬を犯し、妖狐様に酢入り浣腸をしてからペニスバンドをソーニュウして栓をする「ステキなルール違反」まで犯して二重スリット実験。
　妖狐様を「ヒ－－ヒ－－」鳴かせてから、美汐は妖狐様の祝福？を受けてしまい、茶色いのを全身に思うさま写生？、気持ちよくガッツリスプラッシュされ、いつもの姿を消す術を破られて現在位置が確定するようなハゲしすぎるプレイまで終了していた。
　他にも委員長とシている間やロシア娘と浮気している間にも時計仕掛けのアレックス君プレイでガン見させられ、妖狐様初恋の相手と体形、顔、足の長さ太さ、胴体の長さを全部比べられてしまう「く、悔しい～～～」NTRプレイまで全部実行済み。
　美少年を差し出したり、病気の娘とか〇中学生を治療？したのは不敬ではないが、月宮の里を出発前にも、ケツの穴を綺麗にした後は倉田の伝統ゲイで、爺やまで妖狐様のケツにワセリン塗ったりケツがビンカンになるオクスリをすり込んだり前立腺調教してからバックからガン掘りして、前側にはクマ先生とか委員長の遺伝的父親までファイナルフュージョンしたと知られれば、美汐は妖狐様への不敬により天野家から討伐対象になり、また名誉殺人サれてしまう。
　お婆さんは滅びの巫女と予備の二人に「穢れたバベルの塔」が新設されていて、名雪様、栞、ロシア娘、ブサイクな金持ちの娘が全員托卵されているような事実を知らない。
　本来美汐を篭絡するのに、昨晩のうちに「私の子供を産んで欲しいの」される所だったのに、全員天使の人形から大人しく寝るように処理されたので延期されている。

　これから佐祐理と舞が侵攻(ブリッツクリーク)して来るまでに、香里は舞に小部屋に連れ込まれて「私の子供を産んで欲しいの」されてしまいそうで、佐祐理は童貞喪失？に舞を選んで栞にも托卵する。
　セックスとか性の喜びを覚えたての男子高校生並みの性欲でガッツリヤる。
　美汐は二人に代わる代わる輪姦され、「ヴァージンロードは精液まみれ」になるまで犯し尽くされてしまい、結婚式の間も文金高島田の下は精液まみれで、祐一との子供以外に二人も赤ん坊を托卵されて、不義の子で３つ子を産まされてしまう。
　それでなくても美汐は「男の妖狐を呼んだ上に女の妖狐まで呼んだ、受けも攻めもできるオールラウンダー」と噂されているのに、レズでバリセメのお姉さまが二人もいると認識される。
　堅物属性があるお婆さんには腰を抜かされ、元は堅物後輩貞操体女属性だった美汐は、みーちゃんになってからはどっかのハメ撮りされている間ずっと「ふしだら、ふしだら～～」言わされながら、何かの薬ガンギマリの目で上下ピストン運動させられている、山口まほほんぐらいふしだらな女だと思われてしまう。
　それは天野家での死を意味した。