憑依転生男の娘一夏がイチャラブエッチする話
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第二百三十.五話 箒と簪がエロトークする話
「行ったか」
箒は淫紋を通じて得た一夏の座標が十分に離れて戻ってくる気配もない事を確認した。
「一夏は男だぞ。漢字の漢と書いてオトコだ」
「男の娘じゃないの?」
「見た目はな。でも下は凄いぞ。エロ漫画かと言いたくなるくらい凶悪なチンポだ」
「どのくらい?」
「30センチはあるぞ。あの体には不釣り合いだがな」
「へぇ………………え?」
「いやな、容姿があれだからせめてチンポだけでも男らしくありたかったらしくてな。
そう考えると可愛いだろう?」
「たしかに」
「ああ、一夏の昔と今のヌードがあるのだが」
「え!? 見せてくれるの!?」
「ああ、別に構わない」
箒はウィンドウを操作し━━一夏が簪に隠してないので自分も堂々とISを使い━━二枚の画像を簪に見せた。
どちらも風呂上がりで、腰にタオルを巻いている画像だ。
「ねぇ…箒、これ…」
簪が指したのは一夏の四肢だ。
「一夏は例の第二次白騎士事件のISの起動実験で手足を失っている」
「そうなんだ……ん?」
「どうした?」
「一夏って今筋肉落ちてるの? なんか以前の写真の方が腹筋割れてるけど」
「四肢の筋肉が無くなった事もあるだろうが、吸血鬼になったことが大きい。
半情報生命体の吸血鬼は周囲のイメージに影響を受けるそうだ」
「つまり一夏がロリって認識されてるのが影響を与えてるってこと?」
「そうだ」
「これで女の子にはならないの?」
「『半』情報生命体だからな。本質、つまり情報は変わらない。つまり女にはならない」
「へー」
「まぁだからといってチンポが小さくなる事はなかったがな」
「フルヌードは無いの?」
「ありはするが簪には刺激が強すぎると思うぞ?」
箒がポンと表示させた画像は全裸でナニをフル勃起させた一夏の物だった。
「え? え? 合成? CG?」
「残念ながら現実だ」
「え、でもこれ一夏の腕くらい…え? おかしくない?」
「そこはご都合主義とかという奴だ」
「えぇ……」
「拡大するぞ」
顔を赤らめる簪をからかおうと箒が画像をズームした。
「このエグいカリがな、私達の中をぐちゃぐちゃに蹂躙するわけだ」
「はわわ……」
「奥まで届くぞ。ポルチオどころかウテルスセックスまでできる。
いや、まさか本当に入るとは私も思ってなかったからな」
「え? 嘘よね?」
「嘘ではないぞ。あの体の入ってはいけない所まで征服される感覚の背徳感と言えば…」
「も、もういい! もうわかったから!」
「む、そうか。せっかくだから一夏の鬼畜極まりない所業を語ろうと思ったんだがな」
「一夏ってSなの?」
「普段はMなんだが一度スイッチが入るとな……。
私も姉さんもおおよそ人には見せられない体だしな」
「…………え?」
「性器ピアスに淫紋タトゥー、しかも母乳が出るように改造までされているからな」
「……………………………………」
「簪、顔色が面白い事になっているぞ?」
「い、一夏って…そんな…うそ…でも…」
「まぁ、ほとんど私達が提案したんだがな」
「貴女の方が変態なんじゃない!」
「いや私というより姉さんだな。ピアスは姉さんが一夏に開けさせたのがきっかけだったし、母乳についてはそもそも姉さんが自発的にやったらしいしな」
「…………………淫紋は?」
「私が本物の魔法のタトゥーを一夏に刻んでアナル調教したら翌日報復されてな」
「聞いてたらむしろ一夏って被害者なんじゃ…?」
「意外とノリノリだぞ一夏は。ピアスの時なんか散々私を焦らしてくれたからな」
「…………」
「それに、学校のある日も早起きして姉さんと毎朝授乳プレイしてるしな」
「ま、毎日?」
「うむ。ちなみに私とも週五で学校帰りに公園で…」
「貴女達姉妹って一夏を絞り殺す気?」
「むしろ私が絞り殺されかけたがな」
「どういうこと? 母乳の話?」
「いや、姉さんにフタナリ薬を頼んで使った時に絞り殺されかけた」
「は?」
「一夏の吸血鬼性がまさか血と母乳だけでなく精液にも発揮されるとは思わなくてな」
「いやツッコミ所はそこじゃない」
「フタナリ薬か? 一夏のアナルを自分で犯したくなってな」
「一夏には優しくしようって決めた」
「一夏のアナル開発と尿道タピオカ産卵プレイの動画があるんだが見るか?」
「………………………後でちょうだい」
「いまじゃなくていいのか?」
「もうすぐご飯だし」
「そうか。ちなみに一夏の産卵プレイの翌日には丸一日家の地下にあるファックマシンに拘束されたな」
「まさかの機械姦」
「そうだな。ああ、そうそう。オータムって居るだろう?」
「あのヤンキーみたいな人だよね?」
「オータムも一夏に抱かれてるぞ」
「そうなの?? てっきりあの人スコールさんと百合っプルなんだと思ってた」
「百合っプルだぞ」
「?」
「初デートの時私が一夏にアナルプラグを入れて映画館に行ったら帰りに一夏が拗ねてな、あの二人の家に転がり込んだらしい」
「情報量が多過ぎて何を言ってるのかわからない。
っていうか初デートに何してるの? バカなの? 死ぬの?」
「その日散々焦らしてたせいで一夏が無意識にチャームを撒き散らしてたようでな。
結果、オータムも一夏の毒牙にかかったわけだ」
「彼女としてそれでいいの!?」
「私もオータムは狙っていたからな」
「っ!?」
「逃げなくてもお前を食べる気はないから安心しろ簪」
「本当に?」
「ああ。一夏のハーレム候補に手は出さん」
「ハーレムって…別に私は…一夏の事は…」
「急にしおらしくなったな。そういうところを見せれば一夏も喜ぶだろうな」
「は、ハーレムって箒は何も思わないの!?」
「ふむ…そうだな…むしろ私がハーレム計画を進めているような物だ」
「なんでそんな事してるの?」
「いざという時、一夏をこちら側に繋ぎ止めるためだ」
「繋ぎ止める?」
「私には、一夏がどこかへ行ってしまうのではないかという不安がある。
一夏はもう人間ではないからな。
その気になれば、きっと一夏は進んでしまう。
私はそれが嫌だ。だから一夏を進ませないよう、繋ぎ止めておける場所が要る」
「よく、わからない」
「そうか。なら私と姉さんだけでは一夏を性的に満足させられそうにないという俗な理由という事にしておいてくれ」
「俗すぎる…」
「俗なことは大切だぞ。普段俗であるから一時的な極地という物が生まれる。
俗を知らなければそもそも悟りなどないのだからな」
「なんでいい話風に纏めようとしてるの?」
「ふむ、いい話風に閉めたくないのなら…。
私の母乳でも飲むか?」
「えぇ…」
「そこまで甘くはないぞ。一夏からすれば何よりも甘いらしいがな」
「そっか吸血鬼だから」
「うむ。姉さんが母乳が出るようにナノマシンを使ったのも一夏に擬似的な吸血行為を行わせることで一夏の存在を確立するためだ」
「存在を確立?」
「ああ。吸血鬼が吸血しなければ最悪世界に消されるそうだ。それを防ぐためのナノマシンでもある」
箒が着ていた服を脱いでいく。
背中のホックを外した。
「す、スイカップ……って…なにそれ」
簪が指差したのは箒の乳首……に刺さっているプラグだった。
「これか? 母乳が溢れないようにする詮だ。これはプレイ用じゃなくて日常用だぞ」
「どう違うの?」
「プレイ用はイボがついていたり媚薬注入用の針が仕込まれてたりする」
「………ところでそれはいったい何の報復だったの?」
「たしかエロデートの報復のオマケだった気がする」
「相当怒ってたんだね」
「理由が乙女チックで不覚にも萌えたがな」
箒がピアスを外して、栓を抜いた。
簪を手招きする。
「飲むか?」
「少し…」
簪が箒の胸を吸う。
「ん……なんか…変な味」
「私もそう思う」
「不味くはないだろう?」
「美味しくもないけど…。牛乳よりマシかな…?」
と、そこへドアが開けられた。
「簪ちゃん、そろそろお昼………………」
入ってきたのは姉の刀奈だった。
「…………,………………………」
刀奈が無言でバタンとドアを閉めた。
「どうする箒?」
「どうしようか?」
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