中学剣道少女~恥ずかしい穴まで身体検査~
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第15話「おびただしい医学生の手」
前の席に座る医学生から順番に列を作り、ベッドの麗華を前に並び付いた。
「失礼します」
一人目は遠慮がちに乳を掴み、ゆったりと揉んできた。乳首を摘み、次には股を開くように要求してくる。肛門を観察され、あそこの縦筋に沿って指を這われた。
「うっ……。くっ、そこは……」
今、一番触られてはマズイ場所だ。
しかし麗華は天井に向かって開脚するような恥ずかしい姿勢を取らされ、医学生を相手に昆虫でも観察しているような気持ちで弄くられる。ぱっくり開かれ中を確認される。
一人目が終了すると元の横から足を下ろした姿勢に戻れるが、乳揉みに始まってすぐに同じ恥ずかしい体勢を要求される。
観察がしやすいからだ。
羞恥心への配慮はない。
「君、早くしてくれるかな? 後がつかえているんだから」
「ああ、申し訳ない」
淡々としたやり取りで交代になり、眼鏡の男に乳を揉まれる。
「ふむ、これが中学生の乳か。参考までに聞くが、乳房の固さは他のクラスメイトの子も同じなのか?」
「いえ、そんなことまでは……」
「そうか。まあいい」
何がまあいいだ。
好きでこんなことをされているわけでもないのに、偉そうな態度が不愉快だった。
「はぁ……はぁ……。ええと、失礼?」
興奮こそしているが、それを抑えながらあくまで演習として行おうとする男もいた。たどたどしい手つきで乳首をつまみ、恥丘の皮を指で撫でる。
「あっ! くぅ……」
指の腹がスライドしてくると共に快楽の電流がほどばしり、麗華は恥ずかしい姿勢のまま仰け反り声をあげた。
もちろん、医学生達が触れてくるのは快楽を与えるためではない。演習のため、女体に触れたという経験を増やすため、あくまで授業の一環として行っているにすぎないのだ。そんな医学生達だから、当然麗華をイカせようとは考えない。『演習』でしかない中で、麗華への快楽は副産物でしかなかった。
「ふむ、こういう感じか」
もう何人目かもわからない男が中身を覗きこんでくる。
「あぁぁ……くぁ……」
いくつもの手が交代で麗華を撫でる。
「やっと番が回ってきたわね」
今度は女性がやって来て、麗華の貝をぱっくりと開いた。
触れはしても、決して愛撫はしてこない指の快感がもどかしい。体はもっと求めているのに、ご馳走をほんの一口ずつしかもらえないような耐えがたい気持ちが麗華を襲っていた。いや、もはやそれを通り越している。目の前に皿が並んでいるのに食べられない気持ちに至っていた。
「こ、今度は僕ですね」
欲情を抑えた男がやって来るが、後ろに順番待ちがいるためか長くは触れてこない。決められた時間だけ乳を揉み、肛門に触れ、そしてアソコを眺めてくる。
物足りない刺激に麗華の下の口はただただヨダレを垂れ流し、尻の持ち上がった姿勢のために恥毛の草原をつたって腹へ向かって愛液は流れてくる。
麗華の眼差しは快感を欲しがるメスのものへと変わっていき、しかしそれでも、そんな自分を呪ってとろけた表情を押さえ込み、目つきだけは凛々しくしようと務めている。
(感じちゃいけない! 感じちゃ……)
必死の思いで快楽を堪える。
「ほほう、綺麗だな」
余計な一言をかけながら、何十人目にも当たる男が恥丘を撫であげ、中身を見る。クリトリスを指の腹でツンツンつつき、それが麗華を喘がせた。
「あ! あぁっ! くぅ……」
喘いではならないと、麗華は歯を噛み合わせて声を殺す。手で口を押さえ、喘ぎ声を完全に封じ込む。
だが、身体的反応だけはどうにもできず、快楽がほとばしるたびに、麗華の尻はわずかに左右に震えていた。腰がくねって、膣口が収縮していた。
「こういう色合いなのか。なるほど、病気の場合は……」
ぶつくさと唱えながら覗き込み、肉ヒダの桃色に沿った色彩を観察される。
「しこりもなく健康的な場合の乳房がこれで、確か乳がんの場合は……」
頭の中で患者を想定しながら、じっくりと乳房を指で確かめてくる。乳首の色から固さまでもを確認された。
「健康な肛門がこれとしたら、ふむ」
医学生として、頭の中で症状にかかった場合の肛門と目の前の麗華の肛門を比較している。皺にそって指をなぞらせ、感触さえも覚えられた。
「時間が押してるんだが」
「わかってる。あと十秒」
さも真剣に麗華の肢体を観察し、手探りで感触を確かめ『健康な場合』を手に記憶させていく作業は延々と続いた。
何人も、何十人も、何百人もの手が麗華の肢体を撫で回していった。
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