中学剣道少女~恥ずかしい穴まで身体検査~
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第22話「部員たちのペニスを測れ」
さっきまでの医学生達がぞろぞろとやって来て、麗華の前に列を作った。皆一様に股間を勃起させ、麗華からの測定を順番に待っている。恐ろしいほどの人数で、列はジグザグに束をなしていた。
「武井里志です」
医学生はそれぞれ、測定前に必ずクラスと名前を述べる。書類ミスがないように氏名を確認し、それを医師がチェックするのだ。
そして、麗華は彼のズボンに手をかける。ベルトの金具を外し、チャックを下ろし、中身を出すのさえも麗華の仕事だ。もう何本目かもわからないペニスにメジャーを巻き、太さと長さの数値を告げる。
「16.6です」
測っているうち、医師や担任のペニスが随分立派だったことが理解できた。医学生達の平均よりも、二人の肉棒の方が一回り大きいのだ。硬い肉の触感は同じだが、微妙な形や色合いの違いもある。
そんなものを麗華は見続けなくて、しかもヌいてやらなくてはいけなかった。
「里中浩二です」
一物を握り、手を動かす。不本意ながらも男の感じるツボがわかって、麗華の仕事はしだいに早くなっていた。
「んっ、出ます」
ビーカーに射精させ、採取したものを医師に渡す。
「滝山連です」
性技を磨くなど良い気分ではなかったが、この嫌な作業から少しでも早く抜け出したいため、麗華は色んな触り方を試していたのだ。握った手を使いながら、もう片方で玉袋を触る。あるいは亀頭を指で撫で、刺激の量を増やしてやる。
するとすぐに射精され、順番が回っていく。この回転率で順調に捌いていけば、いい加減に解放される。
その間にも、麗華は担任に股を拭かれる。
「あんまり濡らすなよ」
そう言いながら、垂れる雫を拭き取って、床を綺麗に掃除する。
「ぬ、濡れてるんだ……」
さもペニスを見て濡れる女のように思われて、ひどく屈辱だった。
だが、性技を覚えて麗華はスムーズに測定を消化して、短時間のうちに列の人数を減らしていた。ただ麗華が上達しただけでなく、男からすれば中学生に抜いてもらえるという興奮もある。とびきり美麗な剣道少女だ。相乗効果が絶頂への時間を縮め、あっという間に最後の一人になっていた。
しかし、最後の測定をした時だった。
「あとは剣道部の皆さんに協力してもらいましょうか」
ニヤける医師。
そして、担任がドアを開くと共に、なだれ込んできたのは剣道部の後輩達だった。
「み、みんな……!」
麗華はさーっと青ざめる。
「あ、先輩ホントに裸だよ」
「なんでそんな格好なんですか?」
部員達は一様にニヤついて、麗華の肢体を視姦する。身内に裸を見られるなど、まるで親に日記でも覗かれるような恥ずかしさを覚えて、急に体を隠したくなった。
同時に、麗華は気づいた。
散々の露出のせいで、自分は脱ぎ慣れてしまったのだ。だから他人でしかない医学生達の前では、隠すことなど考えずにひたすら測定に集中していた。どうせ二度と会うことのない相手なので、そもそもそんな意識をしなかった。
身内の登場でようやく羞恥心が刺激された。
恥じらいが薄れている。
それは女としての自分の価値が下がることのように思えて、麗華は危機感を覚えていた。このままでは特殊性癖が身について、何の恥じらいもなく平気で露出を行えるようになってしまうのではないかと危惧してしまう。
そんな事態を避けるべく、ポーズだけでも隠す素振りを見せないわけにはいかなかった。
「何を今更恥ずかしがってるんですか?」
「俺ら、画像だけど全部見てるんですよ? 先輩のカラダの情報、全部暗記しちゃいました」
厚顔無恥な部員達は、ぞろぞろと列をつくって麗華にペニスを突き出した。さすがに大人よりは小さいが、それでも立派には違いない一物を麗華は黙ってメジャーにかける。淡々と数値を告げ、手を前後に揺り動かした。
「あぁ、先輩にシてもらえるなんて最高です」
部員はうっとりする。
「余計な口開かない」
麗華は胸を隠しながら、手の平に肉茎の熱さを感じた。女が身体の情報を握られるのは屈辱だが、麗華がみんなのペニスを把握したところで何の秘密を握ったことにもならない。麗華だけが一方的な扱いを受けていた。
射精させ、順番が進む。
「お前早く出せよ……」
「あとがつかえてんだからさー」
次の男子はなかなか出さないため、順番待ちが次々に声を上げ始めていた。彼の耐久力が高いのもあるが、先ほどまでの麗華は両手を使っていた。しかし、今はもう片方の腕を隠すために使っている。それが射精感の高まりを遅らせているのだ。
「ほらほら先輩、もうちょっと頑張ってくれないと終わりませんよ?」
さも馬鹿にしたように、頭をポンポン叩いてくる。
「やめろ、私は好きでやってるんじゃないぞ」
「そう言われましてもねぇ?」
彼は悪びれもしない。
「本当は楽しんでない?」
「先輩、露出趣味なんじゃないですか?」
「馬鹿! そんなわけがない!」
不快な言葉をかけられながら、それでも出させなくてはならない。どんなに長く捌いても透明な分泌液以上のものは出してもらえず、しばらくたった頃。
「また濡れてきてるじゃないか」
担任がフキンを用意して、今度は後輩達の目の前で股を拭かれた。
「せ、先生……!」
不意に忍び寄られ、股に手を差し込まれたのだ。後輩の手前抵抗心が沸かなくもなかったが、もう遅い。既に後輩達は『黒崎麗華が股を濡らした』という事実に沸き立っていた。
「濡れてるって!」
「へえ? こんなことしながら感じてるんですか?」
「淫乱って奴ですよね、それ」
順番待ちの後輩達が、次々に嫌な言葉を投げてくる。
「そんなんじゃない! いい加減なことを言うもんじゃないぞ!」
麗華は必死に否定するが、周りの男は一人残らず無情だった。
「ところがですねぇ、イったんですよ。麗華さんは人前でオナニーをして絶頂しました。女性の生態研究に協力して、医学生達の前で壮大に潮を噴いたんです」
その瞬間、麗華は耳まで赤くなったどころではなかった。熱くなった。首から上が、明らかにそこだけ紅色に変色し、耳の奥まで熱を上げている。湯気でも出るのではないかと思えるほどだ。
「人前で? したの? マジで?」
「嘘だろ? だって黒崎先輩がさすがに……」
「でも今だって裸じゃん」
途端に列がざわめき出す。
自分の秘密を共有されているような心地がまた恥ずかしかった。
この恥ずかしさを例えるなら、家族や知り合いの前で自分の日記を朗読される気恥ずかしさ、といったところか。それだけでも悶え死にたくなるような状況だが、今回は日記どころのレベルでない自慰行為について発表されたのだ。しかも、絶頂したことまで口にされた。
相手は後輩、今まで先輩として剣道を教えてきたはずの仲間だった。
そんな身内が『麗華の絶頂』という事実を共有し、それを話題にざわめかれる。もはや生きた心地のしない、地獄にでも放り込まれた気分だった。
地獄は地獄でも羞恥地獄だ。
あまりの事に、胸よりも自分の羞恥に歪んだ顔の方を隠してしまう。顔面の皮膚は本当に熱く、ともすれば誰のペニスよりも熱気を帯びていた。
その姿に興奮してか。
「先輩、出ますっ」
やっとの事で射精を告げられ、麗華は慌ててビーカーを添えた。ドクドクと吐き出される大量の白濁がガラスの底に溜まっていき、今までにない水かさを記録する。白い牡香が鼻腔を突いて、アソコがヒクンと反応した。
「また濡れたのか。仕方ない奴だな」
そして、拭かれる。
拭かれる姿に興奮した次のペニスが突き出され、麗華は生真面目にも測定し続けた。
「お願いしまーす」
蔑むような態度を取られながら、何本もの肉棒にメジャーを当てる。そして握って、射精へ導く。その際に部員達は当然のように耳や髪に触ってきて、それがひどく不愉快だった。
そして、とうとう最後の一人。
「それじゃ、お願いしますね。麗華先輩」
ニッコリと微笑む竹内始が、その表情に邪悪な陰りを含ませながら、麗華を見下ろしていた。
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