遊戯王シリーズ 18禁SS集
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クロスオーバー
レイ・龍可・小鳥・レベッカ ちっぱい比べ
時空の交差する空間――
そこには広く大きなベッドがあった。小さな少女が四人も並べるほどの横幅をしており、実際に丸裸となった四人の少女の姿がある。ベッドにはシーツも布団もかかっておらず、どこにも衣服がないので、一人として裸体を隠せる者はいない。
「一体ここはどこなのかしら……」
一人は観月小鳥。ベッドの横から両足を下ろし、困った顔で胸を両腕で覆っていた。いかにも恥ずかしそうにモジモジして、他の少女の視線を気にしているようだ。
「わからない。小鳥さん、私達は迷い込んだのよ」
その横に正座しているのは龍可である。龍可も腕で胸を隠しており、片手をアソコへ差し込んでいる。同性とはいえ、みだりに乙女の裸をみないように視線を逸らしがちにしている。小鳥と龍可はお互い気遣い合っている風であった。
「まあ何があったのかはよくわかんないけど、別に女の子同士なんだから隠さなくたっていいんじゃないの?」
二人が恥じらいを見せている中、隠すことなく堂々としているのは早乙女レイだ。
「その通りよ? だいたい、アメリカではハグだって挨拶のうちなんだから」
国際観念を持ち出したのはレベッカ・ホプキンスで、レイに同意するかのように腕組みしながら一人頷きを繰り返す。
全裸の四人のうち、恥ずかしがっている者とそうでない者で実に半々に別れていた。
「というわけで、せっかくだから体つき勝負と行こうじゃん!」
レイは膝立ちでベッドの上を徘徊し、小鳥の背後へ迫っていく。ほっそりとした首に腕を絡めて、重心を駆使してベッドの上に押し倒した。
「ちょ、ちょっと! 何をするのレイ!」
「ふーん? 僕の方がおっきいかもね」
倒した衝撃で小鳥の腕が解け、隠されていた控え目な乳房があらわとなる。胸板からわずかに膨れた程度の大きさで、レイとの差などありそうにはなかったが、レイ本人は何故か自分が上だと自信がある様子だ。
四つん這いでのしかかっているので、後ろから見ればレイの小さなお尻がフリフリ動いているのがわかる。
「馬鹿ぁ! 見ないでよぉ!」
小鳥は顔を真っ赤に染め上げじたばたするが、レイは両腕を押さえつけて抵抗を封じる。小鳥の胸を観察し続けた。
「レイさん。あんまりジロジロ見るのは……」
龍可が止めかかるも、気弱じみた覇気しかないので止めきれない。
「ノーノー。これは挨拶だよ。みんなお互い裸なんだから、曝け出しあっちゃおうよ!」
今度はレベッカが龍可を押し倒した。龍可は反射的に抵抗するも、半ば無理矢理に隠そうとする腕を引きはがされ、あっけなく乳房が晒される。
やはり四つん這いでのしかかる形になるので、小さくもプリッとしたレベッカのお尻が後ろに突き出ていた。
「なかなか可愛いじゃない」
龍可の乳房にレベッカは感想を述べる。
「や、やだ……。レベッカさん、恥ずかしいってば……」
「いいじゃない龍可ちゃぁん。だって見せてるんだから」
「そういう問題じゃ――」
「わあお! 乳首が立っちゃってるよ!」
レベッカは龍可の声も聞かずにはしゃぎたてた。確かに龍可の乳房からはピンク色の突起が硬く突き出ており、自分の体を指摘されたことで龍可は顔を赤らめていた。
「もう、こういうの苦手なのに……」
強引なレベッカに逆らうだけの気力を失って、龍可はほとんど諦めた顔になっていった。
「さあ観念したわね。乙女の武器を比べ合おうじゃないの」
「ひゃぁ! あぁ……」
レベッカの手が乳房をもみ上げ、龍可は喘いだ。
モミモミモミモミ――
小さな胸を撫でるようにマッサージされ、その快感に身もだえしてしまう。
「あぁ……駄目……」
「グッド。感じやすい子はベッドの上で喜ばれるよ」
「そんなこと言われても……」
モミモミモミモミ――
龍可は赤くなった顔で他所を向き、レベッカから視線を背ける。なおも胸を揉まれ続けるので、龍可はレベッカが満足してくれるのを大人しく待つ。すると乳首まで刺激され、龍可はよがって身をよじらせていた。
しかし、小鳥はしぶとく抵抗している方だ。
小鳥は叱るかのように声を大きくして、揉もうとしてくるレイの手を弾き続けている。
「だーかーらー、女の子同士だからってそう触りあったりするもんじゃないでしょ?」
小鳥は伸し掛かってくるレイを押しのけようとするも、体重がかかってきているために突き飛ばせない。そもそもレイはおふざけの範疇で乳を狙ってきている。本気で蹴りを入れようというわけにもいかなかった。
「ふーん? そんなこと言って、小鳥ちゃんは僕より小さいのが悔しいだけじゃない?」
「ち、違うわよもう!」
「じゃあ、観念するんだ」
レイは小鳥の抵抗を突破して、プニっとした乳房を両手に包んだ。ふんわり包むような手つきで具合を確かめ、大きさを品定めする。
モミモミモミモミ――
「あ! もう、レイったら……」
小鳥も抗いきれないことを悟って諦め顔になり、レイが満足するのをじっと待つ。
モミモミモミモミ――
「へへっ、やわらかーい」
「んっ……早く終わりなさいよぉ……」
胸はたっぷりとこね尽くされ、乳首も指で遊ばれた。
「やっぱり僕の勝ちだね」
「むぅ……。もういいでしょ?」
少し納得のいかない顔をしている小鳥だった。
「レイ? 龍可のもプニプニよ?」
レベッカは龍可を背後から取り押さえ、両腕を封じる形で抱きすくめていた。レイはその胸に襲い掛かり、龍可の揉み心地をじっくりと味わう。
「やっ、レイさんまで……あっ!」
龍可は刺激に喘ぐ。
「確かに触った感じは悪くないね」
「でしょ? でも私の方がおっきいわ」
レベッカは勝気に言う。
「そうかなぁ?」
龍可は疑問に首を傾げていたが、レイもレベッカも勝った気でいるようだ。
「じゃあ、僕とレベッカで決勝戦だね」
「オーケイ、望むところよ!」
二人はお互いの胸へと手を伸ばしあって、大きさを確かめるかのように包み込む。丁寧に力を出し入れし、ほぐすかのようなマッサージで揉んでいった。
モミモミモミ。
「へー? やるじゃんレベッカ」
「あなたこそ」
――モミモミモミモミモミモミ……
二人の揉み合いの中、小鳥はややムっとしたような顔で観戦していた。
「ねえ龍可、私達ってそんなに差があるかしら」
見た目でいえは、四人とも控え目な膨らみ方しかしていない。まだまだ発達は始まったばかりて、胸板がぷっくり丸くなったに過ぎないのだ。もっとも、そんなサイズこそがある種の趣向を刺激するが。
「そうだよね。本当にちゃんと比べたかったら、計らないと」
「そうよ! 見た目と触った感じで決めようっていうのが、そもそもおかしいじゃない!」
どうも小鳥は自分が負けたことにされているが気に入らず、顔を赤くして憤っている。
「でも、私よりは小鳥さんのおっぱいの方が大きいかも」
「え? そうかしら」
急に褒められ、小鳥は気をよくする。
「触ってみてもいいかな?」
「まあ、龍可ならいいかな。でもちょっとだけよ?」
「うん。それじゃあ」
龍可はそっと手を伸ばして、小鳥の胸を優しく包み込んだ。撫でる手つきで感触を確かめ、かすかに指を食い込ませる。
――モミモミモミ。
手の平の内側に硬い突起があたってきて、小鳥の乳首が立っていることがわかった。吐息が熱っぽくなっているあたり、小鳥も感じているのかもしれない。
「小鳥さんの、柔らかい」
「そ、そう? でももうお終いよ。女の子同士なんておかしいんだから」
「そうだね。けど、羨ましいな。小鳥さんの胸」
「もう、馬鹿言わないの」
頬をほんのり赤くする小鳥を見て、龍可はクスっと笑う。
「小鳥さん、可愛いなあ」
小さな声でつぶやいた。
「ん?」
「ううん。何でもない」
その一方、レイとレベッカは自分が上だと主張し続けている。
「僕の方がやっぱり大きいし、将来性だってあると思うんだけどなー」
「そーかしら、私の方が一センチは大きいんじゃない?」
二人のいがみ合いを見ながら、小鳥と龍可は呆れ顔になっていた。
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