遊戯王シリーズ 18禁SS集
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DM
ダンサー杏子の枕商売
――ダンサーになる夢が叶ったはいいんだけど……。
――何よ『おっぱい揉み券』って!
握手券くらいなら聞いたことはあるが、真崎杏子のダンスが収録されたDVDにはおっぱい揉み券がついている。
さすがに何百万人にも揉ませることはできないから、抽選性にはなっているけど。
杏子は個室の中、一人十分という決まりでおっぱいを揉みに来るファン達に胸を曝け出していた。ボタン付きの前を開け、たわわな乳房を不特定多数の男に差し出す。たまに決まりを破って十分以上揉もうとしたり、ズボンのチャックを下ろそうとする輩が出てくるが、そういう時は引き剥がし役の職員が退室させてくれる。
安全のことは考えられているみたいだけど……そういう問題じゃない! 他人におっぱいを見せたり揉ませたりするだけで、冗談じゃない。
しかし、杏子はこの企画を断れなかった。
新人だからだ。
「あのねぇ、今まで売れてきたのは誰のおかげだと思ってるの? 君はダンスの上手さだけで売れっ子になったわけじゃないんだよ?」
デビューして事務所入りできたのは実力だとしても、売れっ子になれたのはプロデューサーのおかげにすぎない。新人でしかない杏子には持ち寄られた仕事を断れるような立場はなく、売れっ子にしてもらえた恩を盾にされたら、こんな企画でも受け入れざるを得ない。
そうしたわけで、杏子はファンに乳を揉まれ尽くしていた。
十分経てばファンはお礼を言いながら退室し、また次のファンが入ってくる。あと何人いるかもわからないファンを相手に、杏子は笑顔を作り続けた。仮にもお客様を相手にしているようなものだから、不快感や屈辱感を表情に出すなんてご法度だ。
「ヒャーヒッヒー! 君がこんな枕商売をしているとはね。杏子ちゃん」
「は、羽蛾!?」
急に知り合いが現れた時は、反射的に胸を隠した。
「おいおい、俺だってDVDを購入した立派なファンなんだぜ? ちゃんと揉ませろよ」
「くっ……わかったわよ」
羽蛾にすら胸を拝まれ、揉みしだかれる羽目となった。乳首を摘まれ、たっぷりと指を踊らせ堪能される。
「こんないい胸を揉めるなんて、俺は最高に幸せだよ。ところで、遊戯はこのことを知っているのかい?」
「アンタには関係ないでしょ?」
「おいおい、俺だってお客様だぜ? ちゃんと笑顔で接客しろよ」
「うぅっ……」
羽蛾なんかを相手にするくらいなら、名前も知らない男達の方がよっぽどマシだった。
「今度はダンス映像に得点をつけよう。水着できわどいポーズを取るんだ」
「そ、そんなぁ……」
もちろん断る権利はない。
なにせ、新人が腕利きプロデューサーの企画を蹴るということは、今後の未来に関わることを意味している。
カメラスタッフや照明に囲まれた中、四つん這いでお尻を強調したり、M字開脚で陰部を見せ付けたり、おまけに局部を拡大したり、完全にアダルトまがいの映像を撮られてしまう。
そして、そのDVDにもおっぱい揉み券はついているわけで……。
「ほんまにええ胸やなぁ」
今度はダイナそー竜崎に揉まれる始末だ。
「もう、なんで知り合いばっかり……」
「仕方ないやろ? こういう売り方してたら、そりゃ顔見知りがやって来る可能性もあるに決まってる」
それはそうだけど、仕事を断れないからやっているだけだ。
と、竜崎に言ったところでどうなるわけでもないので、笑顔を作って適当な会話をしながら十分間をやり過ごす。
「今度はテレビ出演の仕事を取るから、ご機嫌取りの練習をするぞ」
「ご機嫌取りって、私がですか?」
その時点で嫌な予感がした。
おっぱい揉み券、なんて企画を立てるくらいだ。
そんなプロデューサーの言う、相手のご機嫌取りとは……。
「向こうの相手に色々してあげるんだよ。さあ、まずは俺が色々教えてやる」
もちろん、杏子は断れる立場にはいない。
その晩はホテルに連れて行かれて、プロデューサーにいやらしい指導を受けることになった。
「まずは相手の服を脱がせてやるんだ」
「……はい」
杏子は相手の服を脱がせ、そして自分も全裸になる。
風呂場で相手を洗ってあげることになり、杏子は胸をスポンジ代わりにするよう指示された。泡立てた石鹸を自分の胸元にこびりつけ、背中にぎゅっと押し当てる。体を上下させるようにしてプロデューサーの背中を流し、胸板も同じく胸を使う。
「ペニスも胸で洗うんだ」
「うぅ……はい」
パイズリの指導までされ、杏子は胸で硬い肉棒をしごいた。体ごと上下させたり、手でゴシゴシしたりと、やり方を覚えさせられていく。
石鹸の泡まみれの杏子の体は、いったいどれほどいやらしく見えるだろう。杏子はペニスに胸を当てた四つん這いにも近い姿勢なので、プロデューサーの視覚からは泡のついたお尻の山もよく見える。
悲しくもコツを掴んでしまった杏子は、そのままプロデューサーに顔射された。ドロリとした白濁が髪にまでこびりつき、そのツンしたにおいに杏子は顔をしかめそうになる。
「じゃあ、仰向けになって」
「……わかりました」
最終的には処女も破られた。
プロデューサーに肉棒を突き立てられ、それをゆっくりと埋め込まれる。初めての痛みに杏子はじっと耐え、腰を振られる間中ずっと背中を抱き返していた。
出演契約の話が迫ると、杏子も交渉の場に連れて行かれる。テーブルをソファで挟んだ形での対談で、杏子は相手方の隣に座らされることになる。
「それで、契約の方ですが」
「うむ、この条件なら……」
と、口では仕事の話をしているが、交渉する監督は杏子の肩に手をまわしている。たまに太ももを触ったり、乳を揉んだりと手で杏子の体を楽しみながらの話し合いで、杏子はひたすらそれに耐えていた。
――もう! このエロオヤジ!
心の中では監督を非難するも、当然顔に出すわけにはいかなかった。
「それじゃあ、真崎杏子の出演は決まりですね」
「もちろん。ただし、ヌいてくれたらね」
というわけで、出演と引き換えに杏子は身体を提供する。
監督の股下にまわってベルトをはずし、ペニスをつまみ出す。硬くなったそれの根元を握り、口に含み、舌使いを駆使しつつ頭を前後させた。
あれから、プロデューサーにはすっかり性技を覚えさせられたので、フェラチオも完璧というわけだ。
――こんなオヤジのを咥えるなんて最悪……! せめて、早めにイッてよね。
この時間が一秒でも早く終わることを願いながら、亀頭を唇で締めてみたり、鈴口を下で責めたりと、あらゆる刺激を加えた。
「そろそろ、バック挿入がしたいな」
――結局、入れられるんだ……。
杏子は仕方なくテーブルに上半身を乗せるようにして、ズボンを下げて尻を差し出す。監督は丸出しになったむっちりとした尻を揉みながら、ペニスを挿入して腰を振る。尻に男の体が打ちつけられる形となって、腰振りのたびにペチペチと音が響いた。
さらに割れ目を押し開かれ、肛門を覗かれる。
――くぅ、恥ずかしい……。
屈辱的な状況で射精され、杏子はテーブルの上で果ててしまった。
――これじゃあ私って、ただの売り女じゃない……。
夢のダンサーとは、こんなものではなかったはずだ。
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