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IS【インフィニット・ストラトス】《運命が変わった日》

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【第411話】(18禁)

 
前書き
待たせた

でわでわ、どぞ 

 
 シャワーノズルから溢れ出てくる心地好い熱水を全身に浴び、汗を流していく。

 今日は男子が風呂を使える日ではない為、シャワーだ。

 だが、やはりたまにはゆっくりと湯船に浸かりたいものだ。

 その場合、一夏と一緒に湯船に浸からないといけないため、俺としては出来れば遠慮したい。

 というのも、臨海学園でアイツの下らない親父ギャグを肩を抱かれながら訊かされたからだ。

 正直、一夏にホモ疑惑が無ければ触れられても何も思わないものの、確実に疑惑があるから生理的に受け付けない。

 本人は否定してるが、先ず否定するなら、自分の行動を改めてほしいのだが指摘しても直ぐに忘れる為、もう基本的に放置してる。

 という訳で前と変わらず最初の三十分は俺が入り、残りの一時間半は一夏という変わらずのスタイルを貫くしかなかった。

 ……こうなると、成樹達がIS使えたらなぁって思うがそれは叶わぬ夢だろう。

 ――と、俺はシャワーを止め、タオルに手を伸ばすと頭から拭き始める。

 その時――後ろの洗面所に繋がる戸が開き、びっくりして振り返ると其処にはラウラが一糸纏わぬ姿で顔を赤くしながら立っていた。


「……し、シャワー……まだ上がって無かったのだな、ヒルト」

「や、さ、さっき入ったばかりだし――てかラウラこそ速すぎだろ、シャワー浴びるのッ!」

「そ、そんな事はない。 ち、ちゃんと時間を掛けて身体も髪も洗ってきた。 ほら……まだ少し乾いてないだろう?」


 そう言ってラウラは自身の髪を触らせる――のだがその距離は近く、正直もう互いの身体が触れあう距離にいた。

 ドキドキしながらも髪に触れると、確かにまだ少し乾いていなかった。

 シャルが乾かさなかったのだろうか……そう思っていると、まるで俺の心を読んだのかラウラは――。


「シャルロットなら私が帰った時には部屋に居なかったぞ。 多分大浴場の方だろう。 ……普段なら私もそちらを選ぶのだが、帰って直ぐにヒルトがシャワーを浴びると訊いたのでな……もし上がっていたのなら今日は諦めようと思っていたのだが……」

「さ、さっきまで未来と話をしてたからな」

「む……そぅか。 ……だが、そのお陰で私は絶好の機会を得たのだな」


 顔を赤くし、腰に腕を回して抱き締めてくるラウラ――ちょうど下腹部がラウラの柔肌に触れると、それは一気に直下起つ――。


「……!? や、やはり凄いモノだな……、いきなりはびっくりするのだが……こ、こうして私に【女】として感じてもらえるのなら……う、嬉しく思うぞ?」


 熱っぽい視線で俺を見るラウラ――約束したとはいえ、本当に良いのだろうか……。

 それに、ついさっきまで俺は命の危険に曝されていた訳だし。


「な、なぁラウラ……流石にさっき命の危機にあったのに、今こういう事するのは――」

「ヒルト、危機があったからこそだ。 ……もしあの場でヒルトが死んでいたら、それこそこんな機会には二度と巡り会う事は無くなっていたのだぞ? ……死ねば、残った者は悲しみを背負わなければいけないし、後悔も生まれる。 ……私は、後悔したくないのだ」


 そう言いながらラウラは屈むと、ちょうど目の前に突起したモノが――。

 ラウラの言葉には説得力がある。

 確かにあの場でもし俺は死んでいたら、こういう機会も永遠に無いだろうし、更にラウラの指摘通り、残った人に悲しみを与えるだけかもしれない。

 そう考えながらラウラを見る――表情は恥ずかしそうにしながらも、今にもソレを咥わえそうに見えた。


「……わかった。 ……ってか、本当に良いのか? その……フェラしてもらっても」

「ぅ……む。 ひ、ヒルト……何分練習したとはいえ初めてなのでな……。 い、至らない所があれば指摘してくれ……」


 ふぃっと顔を逸らしつつも、ラウラは右手でゆっくりしごき上げる――不馴れな動きながらも、自身でしごく時とは違った快感が全身を駆け巡る。


「……っ。 わ、わか……った。 ……ッ」

「で、では……するぞ……? ……あ……むぅ……」


 瞼を閉じ、口を開きつつゆっくりとソレを飲み込む様に咥わえるラウラ――手でしごかれた時とはまた違った快感が襲い、舌が裏筋に当たると全身に電気が走る様な感覚が駆け巡った。

 若干腰が退くも、ラウラは咥わえたまま離さずゆっくりと顔を上下に動かし始める。

 シャワールーム内に響く水音――徐々に激しく、唇をすぼめながら舌で絡ませてくるラウラに堪らず――。


「っぁ……! ちょ、ちょっとストップ……!」

「んむ……? ……ぷぁ……気持ち良く無かったのか……?」


 一旦フェラを止めるラウラ――不安そうな表情のまま、俺を見上げる。


「あ、いや……悪い、気持ち良すぎてもう出そうになってな。 はは、ちょっと俺には刺激が強すぎるのかも……」

「な、成る程……。 か、加減がわからなくてな……。 しかし、少し顎が疲れそうだな、咥わえるのは……んむっ……あむっ」


 言いながら上目遣いで見上げて俺に目線を送り、軽く先端を甘咬みするように何度も咥わえてくる。

 そして再度咥わえ直すと、今度は舌で鈴口をゆっくり咥内で舐め回した。


「……ッ! そ、それ……ヤバ……いッ!」

「ん……むぅ……。 ……んッ……んッ!」


 俺の言葉に反応してか、さっきと同様の速さで前後に顔を動かす――絶え間なく響くジュポジュポという水音が、嫌でも耳に届き、明らかに抜きに掛かるラウラのフェラチオに堪えられず――。


「……ぁ……! で、出る……ッ……!!」

「ンムゥッ!? ゲホッゲホッゲホッ……!」


 押し寄せてくる射精感に、堪らずモノから精を解き放つ。

 ラウラもびっくりしたのか驚き、若干噎せるとソレを口から離すと激しく咳き込む。

 射精は止まらず、ラウラの髪や胸等に俺の精液が掛けられ、一通り出し終わった後はラウラはポカンとしていた。


「わ、悪いラウラ……大丈夫か?」

「ぁ……ぅ、む。 ……凄いものだな……こ、こんなに出るのか……」


 胸についた精液を指で拭い、それをペロッと舐める。

 その仕草が妙にエロく感じさせた。


「……むぅ、苦い……白いからミルクみたいなものだと思っていたのだが……」


 舌を僅かに出すラウラ、甘かったら逆に怖いのだが――。


「……悪いな、かなり汚して。 シャワーで流さないとな?」

「ぅむ。 ……だが次回は完全に飲み干すとしよう。 苦いとはいえ、ヒルトのものだ――イヤだとは思わないのでな」


 またシャワーノズルから熱水が出ると、ラウラの髪や全身についた精液が洗い流される。

 ――さっきまでラウラにされてたと思うと、色々な意味で不味い……というか、他の子にバレたら怖い。


「……ヒルト、少しはさっきまでの恐怖は忘れられたか?」

「え? ……そういや、フラッシュバックしないな……」


 事実、本当にさっきまでは脳裏に過っていたのに今は全く過らなかった。

 とはいえ、もしかすると一時的なものかもしれないので安心は出来ないのだが。


「ぅむ。 それだけヒルトにとっては私の口奉仕が衝撃的だったのだろう。 ……とはいえ、夜に忍び込むのは変わり無いのだがな」


 クスッと笑うラウラ――一通り洗い流すと、シャワーを止めてタオルで拭っていく。


「……ヒルト、学園で最後までするのは難しいが……。 もし、またしてほしい時はいつでも言ってくれると私は嬉しい」

「ぅ……そ、そぅか……」


 濡れた髪をタオルで拭きながらラウラは俺を見る――さっきまでのラウラを思い出し、思わずまた突起してしまうとそれに気付いたラウラは。


「……フフッ、ヒルトのここは直ぐに元気になるのだな」

「や、バカ……あんな事されたら誰だってそうなるって!」

「成る程。 ……もう一度しても良いのだが、そろそろ戻らないとな。 シャルロットも風呂から上がってる頃だろうし」


 そう言って身体も拭き終えると、シャワールームを出ようとするラウラ。


「……ヒルト」

「ぅ……な、なんだ?」

「……いや、少し呼んでみただけだ」


 振り向き、悪戯っぽく微笑むとラウラはそのままシャワールームを後にし、手早く髪を乾かし始めた。

 いつまでもシャワールームに居ても仕方ないため、俺も身体を拭いてからシャワールームを後にすると既にラウラは制服に着替えていた――着替えるの、速いよな……。

 ドライヤーの熱風でラウラの銀髪は靡く――キラキラ輝く銀髪が眩しく見え、少し見とれていると――。


「む? ヒルト、どうした?」

「あ、いや、何でもない。 ……て、てか着替えないと……」


 全身の血液が沸騰する感覚に、僅かに思考が遅れる。

 ラウラの顔を見ると、どうしてもさっきまでのフェラしていたラウラを思い出してしまう。

 何とかトランクスを穿き、寝間着用のジャージに着替えると乾かし終えたラウラが振り向く。


「ではヒルト、また後で忍び込むからな」

「あ、あぁ……」

「フフ……勿論、ヒルトが望むなら夜中でもまたするが……?」

「……ッ!?」


 一度したという事実が、更にラウラを大胆にさせたのかもしれない。

 また僅かに笑みを溢すと、ラウラはそのまま洗面所を出て、部屋を後にした。

 ……さっきまでの、夢じゃないよな。

 鮮明に思い出されるさっきまでのラウラの姿――また下半身に血液が集中するのを感じると、俺は無理矢理それを払拭させるように激しくかぶりを振り、洗面所を出る。

 それと同時に室内に響くノックの音――返事するより先にドアを開けると――。


「わっ、び、びっくりしたぁ。 ……お兄ちゃん、早すぎだよ」


 美冬が驚きつつもそう答えた、肌が僅かに赤みが差しているところを見ると風呂上がりの様だ。


「み、美冬か……どうした?」

「あ、うん、ちょっとね? ……さっきラウラがお兄ちゃんの部屋から出たけど、何かあった? 何だかラウラ……凄く嬉しそうだったけど。 ……もしかして、デートの約束でもしたの?」


 僅かに頬を膨らませる美冬――言えない、さっきまでラウラとシャワールームに居てフェラチオされてたなんて知られたら、どうなるか何てのは目に見える光景だ。


「ま、まあそんな所だな」

「……お兄ちゃん、今嘘ついたでしょ」


 その指摘に、心臓が跳ね上がる――何でいつもバレるんだろう。

 とはいえ、流石に語れない為何も言わずにいると――。


「……とりあえず入っていい? ここで追求は目立つもん」

「ぅ……わ、わかりました。 では、どうぞ中へ……」

「うん」


 ジト目気味に見られつつ、中に入っていく美冬。

 ドアを閉めるととりあえず美冬のご機嫌窺いようにココアを作ることにした……。 
 

 
後書き
ふぅ……( ´―`)

遂にやってしまったぜ( ´―`)

とはいえ、描写としては巧くないと思いますが('A`)

ラウラ推しと思われるかもですが、自分は昔はシャル派で今は箒以外全員派です( ´艸`)(ぇ

まあ、箒も魔改造並に性格を改変したらいいかもですが、そんなの箒じゃないやい( つД`)ってなりそう( ´艸`) 
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