| 携帯サイト  | 感想  | レビュー  | 縦書きで読む [PDF/明朝]版 / [PDF/ゴシック]版 | 全話表示 | 挿絵表示しない | 誤字脱字報告する | 誤字脱字報告一覧 | 

憑依転生男の娘一夏がイチャラブエッチする話

しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。 ページ下へ移動
 

第百五十三.五話 黒髪長身巨乳王子様系ふたなり少女が黒髪達磨ネコ系男の娘の尻を掘る話(副題:真のサキュバスの誕生)

 
前書き
今回の一夏は猫化してません。
でも箒が"ケダモノ"になります。 

 
最近、一夏は私の事を視なくなった。

視る必要が無くなったからだ。

互いに刻んだ淫紋が、私と一夏を結びつけている。

今だって、一夏の事を感じる事ができる。

「のろけ? のろけなのかな? いきなり私の所に来た用事がのろけ話なの?」

「無論ちがう。今の一夏は私と繋がってはいても見てはいない」

「うん。それで?」

「そこでだ」

今なら、一夏にはバレない筈だ。

「姉さん。私にチ〇ポを生やしてくれ!」

「病院行こっか箒ちゃん」

side out








『いい? 箒ちゃん、このお薬を使えば一晩だけフタナリになれる。
だけど、使ったら効果が切れるまで射精する事しか考えられなくなっちゃうんだ。
だから使うのはほどほどにね』

テストが終わった週の金曜日、箒は織斑家で夕食を取りながら姉に言われた事を反芻していた。

コアの中には薬の入ったジェットインジェクターも入っている。

「ぅゆ? どうかしたの箒?」

目の前でスープスパゲティをちゅるちゅるとすする一夏が尋ねる。

その日の夕食は一夏と箒の二人きりだった。

ロリsは剣の修練で疲れ、神社に泊まるという連絡が束から入ったのだ。

「なんでもないぞ」

「そう?」

「ああ、それと、先にシャワーを浴びてくれ」

「ん。わかった。なんかスルの?」

「ああ、きっとお前も気に入るはずだ」

「そっか」

その後二人で食器を洗い、一夏が先にシャワーを浴びに行った。

ゴト…とジェットインジェクターがテーブルの上に置かれる。

「どのタイミングで使うのがいいのだろうか…」

『お風呂でいいんじゃない?』

『ますたーは居ないし今でもいいと思うけど』

「ふむ………効果が直ぐに出るとは限らないし、今のうちにやっておくか…」

ジェットインジェクターのグリップを握り、首筋に当てた。

トリガーを引くとパシュッと薬液が箒の中に侵入する。

同時に、ISコアのプログラムが起動する。

効果は五分程で顕れた。

ドクン…ドクン…ドクン…ドクン…ドクン

「ぐっ…!?」

箒の全身を熱が包み込む。

「はぁ…! はぁ…! はぁ…!」

テーブルにつっぷす箒。

『箒、大丈夫なの?』

「問題…! ない…!」

その熱は少しずつ少しずつ下腹部へと収束していく。

「ぐっ…あぁっ…!」

ミチミチと体の構造が変化していく。

『すごい…無理矢理器官がつくられていく…』

『コレが束の本気…』

やがて、変化が終わった。

「はぁ…はぁ…はぁ…」

『大丈夫? 箒?』

「……ああ」

体を起こすと、スカートが持ち上がった。

箒がスカートを捲ると……

「こ……こんな物が…」

『玉付きとか……。なんで束はこんなのに全力を使っちゃったんだろう』

そこにあったのは雄々しくそそりたつ男根だった。

「一夏のには及ばんが…まぁ、期待通りだな」

『気功回したら?』

「その手があったか」

箒が気功を男根に集中させると…

「おお……こういう……いっ…!?」

突然の痛みに箒は咄嗟に気功を絶った。

『あー。ますたーが前にやらかしたやつだね。そのまま気功込め続けたらぺニスが爆発してたよ』

「そんなバカなことしてたのかアイツ…」

箒がクスリと笑った。

『そう言えば束が「使ったら射精の事しか考えられなくなる」って言ってたけど、大丈夫?』

「問題ないぞ稲荷。今のところ何ともない」

と、そこで風呂場の戸が開く音がした。

ペタペタという足音が廊下から聞こえてきた。

ガチャと扉が空いた先には…

「ほーき、あがったよ。さきにベッドいくね」

ベビードールを着た艶やかな一夏だった。

その関節は球体関節で、それがアブノーマルなエロティシズムを醸し出している。

「………………」

箒はぽーっとして一夏を眺めていた。

「ほーき?」

「あ、ああ、そうか。うん。先に行っててくれ」

「ん」

がちゃ、と扉が閉まる。

「……………」

『あ』

『あ』

ガタッと箒が立ち上がる。

『ヤバくない?』

『箒の顔がヤバイよ。獣の顔だよ』

箒はリビングを出てバスルーム……ではなく二階へと上がっていく。

そのスカートの前面は不自然に盛り上がっている。

「一夏一夏一夏一夏いち夏一かいちかいちかいちか……くふ…」

『『ヤバイ。性犯罪者だ…』』

箒が扉を開ける。

一夏は巨大なベッドの上で義手だけをつけ、ホロウィンドウを弄っていた。

「どーかしたのほーき? シャワーは?」

一夏はウィンドウから目を離さずに尋ねた。

ここで箒の方を見ていれば、一夏が新たな性癖に目覚める事も無かっただろう。

箒もベッドの上に這い上がる。

そして、一夏のベビードールを捲った。

「箒?」

そこで漸く一夏が箒に目を向けたが、もう遅かった。

びちゃ、と冷たい液体…ローションが一夏の尻にぶちまけられた。

「箒、なにして…」

ズブッ♂!

「きゃぅっ…!?」

一夏の中に、固く熱い物が突き込まれた。

箒は体重をかけるように、腰を押し付ける。

「あきゅっ…あっ…あにゃっ…ほ、箒…!」

「ぁー……動くぞ、一夏」

「動くって待って! お願い箒!」

ずるる……パァン!

「あひっ!?」

そそり立った男根が一夏の前立腺を抉る。

パンパンパンパン!

と箒の男根が一夏のアナルから出たり入ったりを繰り返す。

「あんっ❤…あんっ❤…あんっ❤…あんっ❤」

普段より高い一夏の声。

その声が箒の中の『雄』を刺激する。

「あんっ❤ やめっ❤ おねがっ❤ 待ってぇ❤」

「ぁっ…ぁっ…くる…なんかくる……出るっ…出すぞ一夏っ…!」

パチュン! と箒が男根を一夏の奥に押し込み、中の穴に亀頭がはまりこむ。

同時に、箒の中を快感が突き抜ける。

びゅっ!びゅぶっ!ぶびゅっ!

「ぁ…あ…これ…が…しゃせ…すご…」

「ぁ❤ 出てるぅ❤ 箒の熱いのが出てる❤」

箒はカクカクと腰を振りながら、口を開けて呆けている。

「んゃぁん…❤ ほーきぃ❤」

箒は、自分が組み敷いている存在に目をやった。

パチュン!

「んぁぁん❤」

「ふ…ふふ……はは……はははは…」

箒の中を嗜虐心が埋め尽くす。

箒が再び腰を動かし始めた。

「あんっ❤ あんっ❤ あんっ❤」

「ここか? ここがいいのか一夏!」

箒は奥へ突き混むピストンから前立腺を抉るピストンに切り替えた。

「おねがっ❤ やめっ❤ それだめっ❤ とんじゃうっ❤ とんじゃうからぁっ❤」

「そうか…ぶっ飛べ」

箒が男根に気を込める。

「うぁぁぁぁぁぁっ❤ らめぇっ❤ 気功ちんぽらめぇっ❤」

一夏の視界がチカチカと瞬く。

「お前は吸血鬼だ! そうそう死なんだろ!」

箒の気功に反応して、腰の淫紋が輝く。

義手をバタバタと振り回す一夏に対して、箒は腕を奪うという行動に出た。

プラスチック製の義手がウカノミタマの量子格納庫に収納される。

そして何も無くなった一夏の肩を、箒の腕が押さえつける。

その姿は雌を屈服させる雄そのものだった。

「あ❤ あ❤ あんっ❤ あんっ❤ やめっ❤ やめてぇ❤」

「くく…『体は正直だな』とでも言って欲しいのか?」

一夏のアナルは箒の男根をぎゅうぎゅうと締め付けている。

箒が押し付けたままピストンをすると、亀頭がかぽかぽとなにかに嵌まる。

「なるほどこれが『やおい穴』か」

「らめぇっ❤ そこらめなのぉっ❤」

「『男のポルチオ』とはよく言った物だな…なぁ一夏!」

括約筋とやおい穴に絞められて、箒の男根が爆発した。

びゅっ! びゅぶっ!ぶぴゅっ!

「っ…はぁ…はぁ…」

射精し、荒い息を吐く箒の耳に、一夏の声が刺さる。

甘い甘い、媚薬のような声だ。

「ほぉきぃ……❤ 」

「ああ…もう…」

箒は一夏の脇腹に手を入れ、持ち上げた。

「あひっ❤」

「一夏、お前が悪いんだぞ。お前が私を誘うから…」

ベッドのスプリングを使ったピストンで、ずっちゅずっちゅ…と淫猥な音が生じる。

「あんっ❤ あんっ❤ ふかいっ❤ おくっ❤ 奥しゅごいのっ❤」

「ぐっ…すごい締め付けだっ…」

「うぁっ❤ あぅぅっ❤」

とろ…、と一夏の鈴口かた精液が垂れる。

「ははっ…トコロテンか。どうだ一夏? アナルを掘られてトコロテン射精する気分は?」

「あぅっ❤ やめてぇっ❤ お願いとまってよぉ…❤」

「本当にやめて欲しいのか? お前の中は私のチ◯ポをくわえて離さないぞ?」

一夏の中は以前施されたアナル開発でかなりの感度と締め付けを誇る。

それも淫紋の術者に突かれては、一夏も抵抗をしようがない。

「やなのぉっ❤ メスイキやだぁっ❤」

「だったらその発情しきった声を出すのをやめることだ!」

ずっちゅずっちゅずっちゅずっちゅ!

「あぁん❤ あん❤ あんっ❤ いってゆ❤ メスイキしてゆかりゃぁっ❤」

「っ…! 私もそろそろイキそうだっ!」

一層激しいピストンの後、箒は一夏のアナルからぺニスを抜いた。

どびゅっ! ぶびゅっ!びゅぶぶっ!

「ひぎぃっ❤ らめっ❤ そこかけちゃらめぇぇぇっ❤」

吐き出された気功を含んだ精液は、一夏の腰にべったりと付着した。

ポウッと一夏の腰から背中にかけて淫紋が浮かび上がる。

「いぐっ❤ いぐぅっ❤ とってぇ❤ せーえきとってよぉ❤」

「断る」

達磨状態の一夏をクッションで高さ調整しベッドボードに立て掛け、その正面に陣取る。

「ふふ…お前のアナルを掘りたかったのは本当だが、こっちもやりたかった」

焦点の合わない一夏の目の前に、ズイと箒のふたなりぺニスが差し出された。

「お前の事だ。絶対舐めないだろう。と言う訳で勝手にヤらせてもらう」

はぁ…はぁ…という一夏の吐息が箒のぺニスにかかる。

箒は一夏の口を無理やり開けさせ、ぺニスを捩じ込んだ。

「ふむぐぅっ!?」

喉の奥まで一気に貫かれ、一夏が眼を丸くする。

「なぁ一夏。お前この間姉さんに淫紋を刻んだ時精液を使ったらしいな」

「おごっ…おげっ…げっ…」

「と言う訳で私も試してみようと思う」

ぱちゅんっぱちゅんっぱちゅんっ!

「おごっ! おげっ…げげっ…」

流石にイマラチオは快楽に変換できず、一夏がえずく。

後ろは壁であり、イマラチオから逃れる術はない。

「そろそろ出すぞ…!」

ぶびゅっ! びゅぶぶっ!

「おげぇっ! おっ…げごっ…!」

一夏の喉に吐き出された精液。

だがその精液が一夏の胃に落ちる事はなかった。

その精液は、一夏の喉に張り付いたまま、形を変えていく。

ちょうど、箒のぺニスがあたる所にハートが描かれた。

「我、淫夢をもたらす者。我が印は快楽の源泉。
印の導きを以て汝快楽を受け入れよ」

ぺニスを通して一夏の喉に流れ込んだ気が、新たな淫紋をアクティベートした。

箒の中の雄が、目の前の雌を支配する為の印。

その本能が…無意識が絡み付き腰の淫紋とは別格の効力をもたらす。

箒が半分ほどぺニスを抜き…

ずちゅんっ! と突き込む。

「んごぉっ❤…………っ!?」

一夏は喉から生じた快楽に困惑を浮かべる。

「これで、苦しいだけではなくなったよな?」

ヤバい笑みを浮かべ、箒がピストンを再開する。

「おごっ❤ おぎぃっ❤ ごっ❤ げごっ❤」

えずく声の中に、明らかに”色”が交じる。

その黄金の瞳から涙を流しながら口辱を受ける様子は、ますます箒の興奮を高める。

「おごっ…❤ ぐげっ❤ げはっ❤」

喉の奥という、絶対に快楽を生まない筈の場所をポルチオや前立腺並みの性感帯に仕立てあげられ、乱暴に突かれている。

一夏は情けなさと快楽の狭間で混乱していた。

やがて…

「出すぞ」

箒のぺニスが膨らみ、精液が一夏の喉を汚す。

「━━━━━━━━━━━っ❤」

淫紋がもたらす…否、押し付ける快楽。

それにより、一夏の中の何かが音を立てて壊れた。

ズルリと箒が男根を抜く。

「疲れるな…男のSEXというのは……」

箒が後ろ向きにバタンと倒れる。

『え? まだ五発だよ?』

『箒のソレ、まだビンビンだよ?』

「……少し…休ませてくれ……」

箒ははぁはぁと荒い息をしていた。

唐突に、カシャと音がした。

箒が首だけを動かしてベッドボードの方を見ると、一夏がものっそいいい笑顔を浮かべていた。

白濁で汚れた体と、何もついていない綺麗な”義足”。

「なぁ、箒」

「な、なんだ」

「おまえ俺を掘るためだけに生やしたのか? 束さんに頼んで?」

「あ、あぁ…」

「で? たった五発で終わり?」

かしゃ…かしゃ…と一夏の義足が音をたてる。

仰向けの箒の上に、一夏が跨がるように立った。

プラスチック製の義足に、ツゥッと精液が流れる。

「箒。お仕置きね」

一夏が、男根の上に腰を下ろす。

ずぬぬぬ……と箒の男根が一夏の中に入っていく。

「リリムキッス キャスト」

箒の感度が上がった。

それも、数百倍という倍率で。

「ふふ…あはっ❤」

一夏が腰を前後に振り始めた。

「ぎっ!? あっ❤ 一夏っ! やめてくれっ! コレではすぐにっ…!」

「うん。好きなだけイッていいよ」

「ぅあっ! あっ! でるっ! でるぅっ!」

「インフィニティ・モーメント」

びゅぶっ! ぶびゅっ!

時間にして僅か数秒。

が、しかし。インフィニティ・モーメントで射精の感覚を引き伸ばされた箒は…

「あがっ!? がはっ!?」

全身をガクガクと痙攣させていた。

「あは❤ いーっぱい出たね、箒。
インフィニティ・モーメント、ディキャスト」

が、一夏のグラインドは終わらない。

「お願いだ一夏! やめてくれ!」

「うんうん。出したばっかりの亀頭ってキツいもんね。よーくわかるよ箒」

一夏が、にまぁ…と口元を歪めた。

「でもさぁ、いきなり人のお尻に突っ込んじゃうようなレイプ魔は、お仕置きが必要だよね?」

『うわぁ…ますたー雌の顔してるよ』

「うん? どうした橙? お前も混ざるか?」

『遠慮しとく……』

「そう、ざんねん。稲荷。返せ」

一夏の命令で稲荷は義手を展開した。

光が集い、一夏の四肢が戻る。

かしゃ…と一夏の義手が箒の腹の上に置かれる。

どちゅん!

「ぎっ!?」

一夏は腰を浮かせ、直ぐに力を抜いた。

「あ、箒が射精する度にインフィニティ・モーメントだからね。
射精のことしか考えられないおバカさんになりたくなかったら我慢しなよ」

どちゅんどちゅんどちゅんどちゅん!

「ぅあ! あぁぁ! あぁぁ! やめろっ! やめろ一夏ぁ!」

「うるせぇ❤ このレイプ魔❤ そこで大人しく肉ディルドの役目を全うしろ❤」

箒の男根が膨らむ。

「インフィニティ・モーメント」

ぶびゅるっ!ぴゅ! ぴゅ…

「━━━━━━━━━!?」

「あは❤ 箒すっごい顔してるよ?」

箒は引き伸ばされたあまりの快楽に歯をガチガチとならして耐えている。

「ねぇ箒。童貞卒業したてのふたなりちんぽで連続射精させられてどんな気分?」

「ぁ……うぁぁ……」

「ねぇねぇ射精の時間引き伸ばされてさ、どんな気分? 天国? 地獄?」

一夏はその幼女のような容貌をサディスティックに歪めていた。

「お…お…おね…がいだ……あやっ…まるから……もう……しゃせ……わ……」

「うん? 射精したくないんだね? わかったわかった」

一夏の金の瞳が妖しい光を宿す。

そして、なにやら魔法を発動させた。

「射精したくないって要望は聞き入れてあげよう」

箒がホッと息をついた。

のも束の間。

「いやまさか箒が寸止めしてほしいドマゾだったなんて…しらなかったなぁ❤」

「ひっ!?」

「我、ユートピア・クイーンパラドクス・グリップアンドブレイクダウンの名に於て命ず。
箒は俺の許可なく射精禁止❤ あ、イクのはいいよ❤」

一夏が先と同じように腰を動かし始めた。

「ほらほらほらほらぁ! まだまだイクよ箒!」

淫猥な水音がベッドルームに響く。

「ぎっ!? あぎっ!? でなっ!? かはっ!?」

「ねぇねぇイッテるのに出ないでしょ❤
苦しいよね? 出したいよね?」

箒がコクコクと首を縦に振る。

「でもだぁ~め❤ 箒が射精もう嫌ですぅ~って言ったんだからぁ❤」

きゃははははははは! と何時もより高い声で笑う一夏。

パチュン!パチュン!パチュン!

箒の腰がカクカクと動き始めた。

「あはは!肉バイブ乙~❤」

一夏の奥にかぽかぽと嵌まる亀頭。

「そんなに動かしたらイッちゃうよ? 空イキしちゃうよ? 空イキしちゃうよ?」

「ぅぁ…ださせて…しゃせぇ…しゃせぇさせてぇ…しゃせぇ…」

「もうちょっと今の箒を見てたいからヤダ」





斯くして50分後。

「ぁー……あ………」

「おーい。箒? 寝るなー」

箒は空イキのせいで意識が朦朧としていた。

「………起きろこのふたなりマゾ!」

一夏が箒の鼠径部に手を当て、気功を流した。

「ひぎぃっ❤ あ……あひっ……❤」

絶頂しないギリギリで、一夏が手を離した。

「いい加減飽きたんだけど。ねぇ、射精したい?」

「射精したい! 何でもするから出させてくれっ!」

「ん? 今なんでもするって言ったよね?」

一夏がニコッと天使の笑みを浮かべた。

「じゃぁ、オネダリしてみよっか」

「ぅ……射精…させてくだ…さい」

「は?」

パチュンパチュンパチュンパチュン!

「ひぎぃぁっ!?」

「 淫語マシマシの厭らしいオネダリに決まってんだろうがこのふたなりドマゾ肉バイブが!」

「ぎひっ!? あっ! わたっ…私のふたなりドマゾチンポ一夏のアナルでどぴゅどぴゅさせてくらさいっ!」

「うん。いいよ❤」

そこで一旦一夏が腰を止めた。

「 散々焦らされたあとの射精をリリムキッスで増幅されてインフィニティ・モーメントで引き伸ばされたら…
箒の頭壊れちゃうかもよ?」

「え?」

「さて、動かそうかな」

「あっ! まっ待ってくれぇっ!」

「え? 待つと思う?」

パチュンパチュンパチュンパチュンパチュンパチュンパチュンパチュン!

「ぐぁっ!? 出るっ! 出るっ!? とまっ…しゃせぇ止まってくれっ!」

「止める訳ないじゃん…『イケよふたなりドマゾチンポ』❤」

ぶびゅー! びゅー! ぶびゅるっ! びゅぷっ!

「がっ!? あぎぃっ!? かはっ…!………ぁ…」

引き伸ばされた快楽の中、箒の意識は白い光に溶けていった。

「きゃはは! すっごいでたねぇ……。
ごちそーさま、ほーき」

一夏の腹の中。

箒が散々吐き出した白濁が一夏の中へ吸い込まれていく。

「へぇ…吸血鬼ボディってこんなこともできるんだぁ……………。
あは❤ もっとやろっ❤」

一夏が腰を動かし始める。

「あんっ…❤ あっ❤ あにゃるきもちっ❤」

グラインドするたび、ピストンするたび、一夏の髪がふわりと舞う。

「あはぁ…❤ ほーきのおちんぽがっちがちだぁ…❤」

びゅっ! びゅくっ! ぶびゅっ!

一夏が量子格納庫からジェットインジェクターを取り出した。

そのインジェクターが箒の首筋に当てられ、パシュッ! と軽い音をたてる。

ビキビキと箒のふたなりペニスが固くなる。

一夏が箒に打ったのは、束が作った精力剤だ。

それも、一夏専用にチューニングされた薬。

「まだまだ出るよね? ほーき❤」









『淫語マシマシの厭らしいオネダリに決まってんだろうがこのふたなりドマゾ肉バイブが!』

「………………」

『ぎひっ!? あっ! わたっ…私のふたなりドマゾチンポ一夏のアナルでどぴゅどぴゅさせてくらさいっ!』

「…………」

『きゃはは! すっごいでたねぇ……。
ごちそーさま、ほーき』

「うわぁぁ…………」

『へぇ…吸血鬼ボディってこんなこともできるんだぁ……………』

『まだまだ出るよね? ほーき?』

「私は絶対に作ってはいけない薬を作ってしまったのかもしれない……」

二人の情事を覗き見た束はそう呟いたとか。 
 

 
後書き
何故か常識人ポジションになってしまった天災兎。 
ページ上へ戻る
ツイートする
 

全て感想を見る:感想一覧