ちょっと変わったお姉さんと少年のお話
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ちょっと変わったお姉さんに飛距離を測定させられる少年のお話
前書き
頭のネジが2-3本飛んだお姉さんに、被害者ショタが体液の飛距離を観測させられる。そんなおねショタものです。
以前ノクターンノベルズに投稿していたもの。
「よく来たな少年。今日は飛距離を測ろう」
少年が部屋に入るなり、女はそう言った。
今日は部屋が珍しく片付いている。……実体はゴミが隅っこに寄せられているだけだが……。
「何の、ですか?」
「射精」
「は……?」
「前回の射精日はいつだった?」
「……」
「今日か昨日か一昨日か、答えたまえ」
沈黙を許さない女の強い語気。
「……このまえここでしてから……、まだ出してません」
「ひぃふうみぃ……3日か、よく我慢できたな。君の年頃なら、毎日出さないと溢れるのではないか。夢精しなかったのか?」
「しません!」
……彼女にはデリカシーとか、恥じらいというものが根本的に欠けている。
「まぁいい。床に巻き尺を貼ったからそこに座りたまえ。ズボンを脱いで」
そう言うなり、ソファを指差す。
床に直接クッションが接している座面の低いローソファーの前から、フローリングの床に向けて、梱包テープで固定された巻き尺が一直線に伸びている。
「5mまで測れる。これで足りるか?」
「足りるかって……何がですか」
「飛距離」
「飛距離って……何の」
女は少し困った顔をした。
「さっきも言ったじゃないか、射精の、と」
少年には、その5mが何を意味しているか、ようやく分かった。
「そ、そんなに飛ばせません!!」
「いや、やってみないとわからないだろう」
彼女は少年に、ここで射精してその飛距離をを測れ、と言っている。
「無理です、むり!」
「あー、普通のセックスがいいのか?、うむ、今日は危険日だから私は妊娠してしまうぞ」
「そういう問題じゃなくて!だいいちいつもコンド……!」
少年の顔がカッと火照って真っ赤になる、次の言葉がしどろもどろになり、続かない。
「コ、コンド……ゴム……使って……避妊……してるじゃないですか!」
「まぁそうだな、私は別に構わないのだが、君が配慮をせざるを得ないのは詰まらない話だがな」
「僕はまだ父親になりたくないんです!早すぎます!」
「私はだな、少年が私の膣内に大量に発射してる精液をだ、この虚空に解放したらどれくらい飛ぶかを調べてみたいのだ。興味はないかね?」
「無いです!」
「普段はゴム膜が受け止めている少年の精液が、本来はどれほどの力を秘めているか、一度はこの目で見ておきたい。ささ、ズボンを脱ぎたまえ」
拒否権。そのようなものは少年には与えられていなかった。
少年は、下半身を丸出しにして、ローソファーに座らされている
カッターシャツも下から2つめくらいまでボタンを外し、シャツをずり上げ、ペニスから滲み出す分泌液が服を汚さないようにしている。
……正確には、ローソファーのクッションと少年との間には、女が挟まっていた。
少年はソファにもたれる彼女に、身を預けている。女は下着とTシャツだけの格好になっていた。
「ふむ。もうカチカチになっているなぁ」
「……」
女の言葉に、真っ赤になって俯く。
俯いた先に見えるのは……女の指に握られて勃起した、自分自身のペニス。
ふだんよりも大きく、痛いくらいに硬くなり、大きく膨らんだ薄いピンク色の亀頭。……まだ、包皮は少しだけ亀頭に残り、カリ首をわずかに包み隠している。
少年の背中には女の胸の柔らかな餅のような感触と、その中心に……押し当てられた乳首の、尖った硬い感触が、2つ。
尻には、女の下着を通して、わずかに陰毛の茂みのもさもさした感触が感じられた。
「よし……では始めようか」
女の指が、少年のペニスを剥き上げ、完全に露茎させる。
つうんと、ほのかにチーズ臭い、酸っぱい匂いが拡がった。
「あ、ごめ……今日、僕、まだお風呂入ってなくて……」
耳まで真っ赤になり、弁解する少年の耳元に、女が唇を近づけた。
「いやらしい男の子の匂いがする。これはこれで私の大好物だ。大好きだぞ、少年」
女は親指の爪ぐらいの量のローションを手に取り、今剥き上げたばかりの亀頭と包皮全体に塗り付ける。
そして、亀頭のカリの周囲を、ゆっくりと指で愛撫しはじめた。
「あうっ!」
すこし痛みの混じった強い快感に、思わず声が出る。
「少年、君は自慰行為をするときに、皮を剥いたり戻したりしていないか?」
「……」
「なあ?」
少年は顔を赤くしたまましばらく黙っていたが、小さく、コクリと頷いた。
「いけないぞ少年。それは皮オナニーと言って、その自慰行為ばかりしていると包皮が伸び、仮性包茎のままになってしまう。亀頭を露茎させて、包皮を完全に後退させてから自慰行為に及ぶのだ、いいか?」
そう言いつつ、ローションを塗りたくったカリ首の周囲を、2本の指でくにくにとこねまわす。
「あっ……うあっ!」
「まだすこし痛いかな? でもこれが一番気持ちいいんだ。じきに慣れる」
言いながら、今度は亀頭の裏筋と鈴口を、指で撫で回す。
普段は包皮で覆われた、亀頭の根元の朱色い粘膜の部分も、くにくにと捏ねる。
頭がぼうっとする、下半身のペニスの付け根と睾丸のあたり全体が重くなり、指先で責められ刺激を受けている少年のピンクの亀頭が、だんだんと熱を帯びてきた。
「うあっ……あっ、あっ、うっ」
陰嚢が、股間にぴったりと貼りつき、少年の睾丸が、精巣が、前立腺が……射精の準備を始める。
「そろそろ、手でしごくぞ」
くにくにと亀頭責めをしていた指の形が、リング状に変わる。
そして、カリ首を中心に、ゆっくりと上下運動を始めた
くちゅくちゅ、くちゅくちゅ。
ピンク色の亀頭の根元と、赤肌色のくびれを、彼女の指が往復する。
最初に感じていた、亀頭を直接指で刺激されていた時の痛みはなくなり、じわじわと痺れるような快感に変わってくる。
「あ、ああっ、あうっ、あっ」
「声が甘くなってきたようだな。ペニスも一段と硬さを増している……もうすぐ、射精(で)るか?」
女が、声が上ずってきた少年の耳元に唇を近づけ、囁いた
くちゅくちゅ、くにゅっくにゅっ。
「ああっ、あうっ……ふ、うっ」
息を荒げた少年が、甘いため息を漏らす。
「ううむ、実にかわいい」
赤くなっていた少年の耳たぶを、女が甘噛みする。
かぷ。
「ひぃあああぁ?」
少年は変な声を上げ、一瞬腰を浮かせて飛び跳ねた。
「おお、すまない、あまりにも可愛かったのでな、つい」
今度は耳たぶを舐め、そっと息を吹きかける。
ペニスが受ける強い刺激と、首筋から耳にかけての甘い刺激。
「あっ、あ、……あんっ」
少年の声が甘ったるい喘ぎ声に変わった。
「うむ、今の声は実に女子っぽい。その声なら男も堕ちるぞ、これは」
そう言いながら、指の動きは止めない。
「やっ、あん、あふぅ、あ……っ、あんっ、あんっ!」
人にしごかれるのは今日が初めてなのに、自分でするよりも興奮する不思議。
「この透き通った高い声……外から聞いたら、少年はペニスを挿入されてアンアンよがっている女の子だと思われるだろうなぁ。さしずめ私はレズの男役か、ふふ」
「やっ、やだ、止めて……」
少年は思わず身をよじらせた。
(僕は男なのに、後ろで、僕のちん●んをシコってるのは、女なのに……)
「少年よ、君はもっと女の子になってみたいか?」
そう言うと、女は少年を抱える左手を床に下ろし、右手の動きも、いったん止めた。
少年のペニスは、ローションと、自分の分泌したカウパー腺液でべたべたに濡れて、少し泡立っている。
亀頭は充血して薄いピンク色からやや赤みの強い薄紅色を帯びはじめ、カリ首の傘の部分が充血し膨らんで、てらてらと光っていた。
少年の脈動に合わせ、先端が小さく揺れ、時折こぷこぷっと、少年自身のローションが、やや開きかけた尿道口から溢れ出る。
脈打つペニスと、きゅっと締まった陰嚢と睾丸を見ただけで、全身の血がペニスに集まり、射精間近な様子が見て取れる。
彼女は、ローションを掌に乗せ、両指をこねまわした。左のひとさし指には、特にたっぷりとローションを絡ませる。
「爪は切ってあるから、安心したまえ」
「え?え……、きゃあぁっ!」
突然下半身を貫いた強烈な刺激に、少年は絹を裂くような悲鳴を上げた。
「あ?……ああ、すまん。君はまだ『処女』だったかな」
「あう、あ、痛、やだ、抜いて、抜いて……下さいっ!」
ずちゅ。彼女の左手のひとさし指が、少年の睾丸の下にある……蕾のようなすぼまりに入っていった。
「大丈夫だ、力を抜きたまえ」
彼女のねとねとの指が、肛門中の腸襞を撫でまわす。
「あああうっ、ひいぃぃっ!やだ、やだぁっ!」
左手のアナル責めから逃れようと、腰をばたつかせる少年。
「ん、もっと指が細くないと無理か」
ひとさし指が少年のアナルから離れると……今度は小指に交代した。肛門の入口で、小指の第一関節から先が、くにくにと蠢く。
「あはっ? はう!?……えふっ!」
言葉なのか、吐息なのか、喘ぎ声なのか分からない声が少年の口から洩れる。少年はもう、自分が痛いのか、気持ち良いのか、よく分からなくなってきていた。
心臓の鼓動がどくどくと聞こえてくる。前と後ろから同時に、痛さと快感が混じった、表現できない、分からない……感覚が襲ってくる。
「ああふっ、あぐうっ、ふっ、ふうっ」
「少年よ、痛みを快感に変換するんだ。力を抜いて、指の動きを感じるままに身を任せろ」
「あ、う……うん」
左の指で弄られているアナルと、右の指で弄られているペニスが、同時にかぁっと熱くなってきた。
指が往復している亀頭の先とペニスの根元に、熱い煮こごりのようなどろどろが集まってくる。
「あ……あぅ、あっ、あっ、いっ……いっ!!」
「陰嚢が体に張り付いて、腰が少し震えているようだな……、射精(で)るな」
「はっ、はっ、はい……はい!」
少年は大きく頷いた。
(今の僕、情けないアへ顔してるのかなぁ……)
舌がわななき、涎が口の端から垂れ落ちる。
「いっ……いっ……あ、あっ!あっあっ」
もう限界だ。腰が跳ね上がる。
「おおっと」
突然、女の右手の上下運動が止まった。
次の瞬間、女の右手は少年の陰嚢の付け根を握り締め、身体に張り付いた睾丸を引き下げていた。
「ああっ!あああっ!?あ?あれっ?!」
あと数秒、亀頭のカリ首を5-6往復刺激されれば……射精の絶頂に登りつめたはずの少年が、驚きの声を上げる。
ペニスと腰がびくっ、びくっと数回大きく痙攣するが……その脈動は止まった
「肛門を締めろ。腰を引くつもりで、臍の下に力を入れるんだ」
「え、もうすぐ、出る、出た……のに……?なんで!?」
少年が後ろを振り向き、女の顔を見る。その目には涙が浮かび、いきなりの中断に、怒りと困惑の混じった表情が隠し切れない。
「1回、溜めよう」
「え?」
「普段の私ならそのまま射精(だ)させた。が、今日は飛距離測定だ、すまんな」
「あ……」
「少し、緩んだか」
女が、睾丸を掴んでいた右手の指を1本ずつゆっくりと離すと、臍の下でひくついているペニスを2本の指で摘み、その硬さを確かめる。
手を離した瞬間、ぺニスがぷるっと震えた。灰色の混じったカウパー腺液が、少年の尿道口から溢れ、大きな水玉を作る。
「ペニスと全身に……力を入れず、楽にするんだ、私に身を任せろ。次の波で、一気に射精しよう、な?」
少年の耳元で、優しく、甘く囁く。
「……」
女の右手指が、ペニスの鈴口をたぐり、少年のカウパー腺液を、少し乾きかけたローションの代わりにする。
「続きだ。今度はちゃんと射精(だ)させるから、安心しろ」
「……」
もう何も言わない。考えない。女の手指の動きに身を任せ……射精までの短い間、快感を貪ることにした少年。
弄られ続けているアナルの快感で満たされた尻の下にある女の茂みが、ぐっしょりと濡れている感覚を、少しだけ感じ取っていた。
「あ、あっ、あん、あっあっあっ」
快感だけを素直に受け止めている少年の喘ぎ声は、女性のそれと変わらなくなっていた。
目を閉じ、口を半開きにして、快楽を貪る。
女の3本の右指の、亀頭を責める往復運動が速くなっていく。
同時に、少年のアナルに侵入した左の小指の動きも速くなる。
「少年の肛門は私の小指をきゅうきゅうと締め付けてくるぞ、すごい力だ」
「あっ、あっ、あうっ、うっ、あ!あっ!」
また、少年の腰がびくびくと跳ね上がり、亀頭のカリ首の傘が大きく開くように膨張する。
左の小指は、少年の前立腺の辺りを重点的に刺激しはじめた。
「あ、で、で、でちゃ……!」
「もう出るか?今度は射精まで行こう……でも、ちょっとだけ我慢してみよう。もう一度お尻を締め付けるんだ、臍の下にも力を込めろ」
両手指の動きは、また更に早くなる。
「あうっ!、はっ、はっ、はふっ!」
少年の息も荒くなるが……言われた通り、爆発しそうな射精を、お尻と腰に力を入れて抑えつける。
「あっ!あっあっ!あっ!あぐうっ!」
数秒、耐えた……耐えた。でももう我慢ができない、腰がガクガクとバウンドし始めた。
「歯を食いしばれ、もう少し、あと5秒!」
「うくっ、ううっ、ふぐううっ!!」
少年の下半身を支配する猛烈な射精欲を、歯を食いしばり、極限まで我慢する。
「ご、よん、さん、に、いち!さあっ!」
「ふぐああっ、くっ、うあっ!!あ!……出っ!出るっ!」
女が射精動作の直前、自分の腰を浮き上がらせ、少年の体と一緒に、前に突き出す。
そのままの角度では少年の体に向かって精液が発射されそうなところを、瞬間的に少年の身体を起こし、やや弓ぞりにさせて、ペニスの先端を宙に向ける。
少年のペニスが、睾丸が、肛門が、体が、脳が焼き切れそうな、電流じみた強烈な快感が迸る。
「あ!!」
びゅるるっ!びしゅっ!ぱしゃっ!
二人には、射精音がそう聞こえた。
ペニスが大きく跳ね上がり、拡がった鈴口が、すこし黄色がかった白濁の体液を思い切り噴出する。
少年の下半身を熱い体液が一気に駆け抜けていく。
「あ、あうっ!! あうっ!あああっ!」
びゅううっ!、びゅるぅぅぅっ!
少年が叫び声を上げるたび、ペニスが大きく拍動し、精液が天井に向かってびゅくびゅくと吐出される。
「わ、すごっ」
彼女が、短く叫んだ。
「ああっ!ああっ!!ああああっ!!」
全身を震わせ、身体を振り絞り、精を放つたび……白濁りが床にぼたっ、ぼたたっと零れ落ち、跳ねる。
「あっっ、あっ……あふ……、あ……あっ」
びゅっ、びっ、び……、ぼとっ。
10数回の射精運動が続いた後、その射精の勢いは弱まり、ペニスの痙攣運動に変わる。赤い尿道口から最後の生白い滴が跳ね落ちた。
「あ……あ……」
少年が興奮状態から脱し、脱力して女にもたれかかる
「すごい、すごいぞ、少年」
彼女の荒い吐息が聞こえる。背中と、尻に当たっている彼女の肌に、茂みに、汗と体液の湿り気を感じた。
「あ……、ああ……。あ……」
「君、すごいぞ」
女が耳元で、興奮を抑え切れない荒い息で、囁く。
少年強い脱力感に襲われ、彼女にぐったりとしなだれかかった。
「う……」
「しばらく……このままでいいぞ。ご苦労様」
「はい……」
遠くまで飛んだ、白い精液の飛沫をぼんやりと見ながら、少年は全身の力を緩め……意識を遠のかせていった。
ふと気が付くと、少年はきちんと上着のボタンを戻され、パンツもズボンも履かされて、女のベッドで寝ていた。
体は綺麗に拭き清められて、ねとっとしたローションの感覚も、体液の粘り気も無くなっていた。
「あ……、もう夜?」
少年は暗くなった外の気配に気づき、上半身を起こして立ち上がろうとするが……腰に力が入らない。
腰の中が空洞になったような感覚と、亀頭と肛門に……熱い痛み。
「あ、あれ?わわっ!」
起き上がれず、バランスを崩してどさっとベッドに倒れ込む……と、枕元に女の書き置きが残っていた。
『飛距離3.5m。やったね!』
「え?」
少年は、なんとかして腰に力を入れ、よろよろと立ち上がる。
(……彼女は、どこ?)
「ゆーさん!?ゆーかさん……うっ?」
よろめきながら、ある特有の匂いに気付き、思わず口と鼻を抑えた。
居間に、栗の花の匂いが充満している。
「!?」
少年の放った大量の精液は、そのままフローリングの床の上に、点々と生白い染みを残していた。
「あ!ダメ!これダメ!はやく、そ、掃除!掃除しないと!」
雑巾を探そうとすると……床に、2枚目の書き置きが残っていた。
『ファブリーズが無かったので買い物に行ってくる。
お願い:まだ掃除はしないで。あとからこの精液の匂いで自慰するから、そのまま残しといて、宜しく。
追伸:べたべたの私のパンツを置いておきました。宜しければせいぜいご利用下さい』
ローソファーの横に、女の体液でべとべとに濡れた下着が放置されていた。
下着は、少年の放ったそれとは別種の、刺激的な匂いを放っていた。
「あ、あ、あああ~」
少年が、その場にへなへなと崩れ落ちた。
「あの」
「何だ?」
ようやく床掃除の許可が下りた少年が、自分の精液の匂いにむせながら、黙々と雑巾がけを続ける。
「ビデオ、撮ってたでしょう」
「何の?」
女は……少年の精液から湧き立つ濃い栗の花の匂いでオナニーを数回堪能した後、疲れ果ててソファに寝転がっていた。
傍らには、さっきまで女が使っていた、少年の精液をたっぷり含んだティッシュの塊が転がっている。
「僕の」
少年が、雑巾をいちどバケツに浸し、付着した精液を洗い流す。
「はて?」
「ごまかさないでください。後から気づいたんです……部屋の隅に置いてあったビデオカメラが回ってた事」
「証拠は?」
「SDメモリカードが抜かれてました。カメラにACアダプタが繋がってました」
「電源は落ちていただろう」
「電源なんていつでも落とせるじゃないですか。……メモリカード、返して下さい!」
少年が振り向き、鋭い目を女に向けた。
「元々が私の所有物であるそれをだ、何でわざわざ君に返さないといけないのだ」
「あんなものが万が一外に漏れたら、……僕は生きていけなくなります!」
「ああ、あれは私的にしか利用しないから安心し……」
「ほらやっぱり持ってる!返して下さい!返して!」
少年が立ち上がり、声を荒げた。
「うん、条件があるな」
「何ですか!」
「少年の精子を、私の膣内に提供してくれたまえ」
「は?」
「少年と私の子供を引き換えに、君の欲しがっているSDメモリカードとやらを返してあげよう」
「い、い……」
少年の肩がぶるぶる震える。
「いい加減にしてください!!」
ソファで寝ている女に、少年が飛びかかった。
「あんっ!乱暴だぞ少年!」
「どこに、どこに隠したんです?言ってください!……言いなさい!」
「知らないなぁ、なんならこっちの口に聞いてみてくれ」
まだ丸出しになっている自分の下半身を指さす。
「そこが、喋るわけないでしょーーーー!!!」
少年が、女の肩を掴みながら絶叫した。
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