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IS【インフィニット・ストラトス】《運命が変わった日》

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【第471話】(18禁)

 
前書き
美冬との話

ぶっちゃけエロですな、久々の 

 
――1025室前――


 ドアの前で背もたれしながら待つ制服を着た女子が居た――遠目から見てもわかる、妹の美冬だ。

 ゆっくり歩を進めて近づく、足音に気付いたのか顔を俺の方に向け、俺だとわかるとジト目で見てきた。


「美冬、ドアの前でどうしたんだ?」

「……お兄ちゃん」


 にこっと笑う妹、だが目はジト目のままで一体どうしたのかと思う。

 おもむろにドアから離れると、俺の隣に来て腕を取り、絡ませてきた――まるで逃がさないように密着してくる、端から見れば恋人同士の様にも見えなくはないだろう。

 そんな美冬の行動に、空いた手で頭を掻きつつ、中で話を聞こうととりあえず自室のドアの鍵を開け、美冬を招き入れる。

 ドア側の電源スイッチを入れるや室内に明かりが灯る――と、同時に部屋の鍵が閉まる音が聞こえた。

 振り向くと美冬が鍵を閉め、にこっと笑顔で笑うや、腰に腕を回して抱き付いてきた――ジト目のままで。


「み、美冬、どうしたんだよ?」

「……お昼、お兄ちゃんが更識さんと手繋いでた……」

「ん?」


 ――お昼というと、カレーを食べた時の事か。

 少し強引に連れ出す為、確かに手を繋いだが。


「何だ? もしかしてヤキモチか……?」

「…………ッ」


 何も言わずに腰を抱く力が強まる美冬、どうやら図星の様だ。


「ハハッ、別にヤキモチ妬かなくても良いのに……」

「むぅ……お兄ちゃんのバカ……」


 軽く頭を撫でる――抱く力は弱まるも、密着するのは止めず、それどころかべったりとくっついてきた。


「……ったく、えっちな事してから妹は独占欲強くなったな」

「だってぇ……お兄ちゃんって、気付いたら女の子落としてえっちな事してるもん……」


 それだけを聞くと下半身にだらしのない男にしか聞こえないのだが――いや、まあ、確かに最近だらしない気がするが……特に、命を狙われた後から。


「そ、そんなに落とすとかしてないだろ? べ、別に皆とえっちな事してる訳じゃ……」


 若干狼狽する俺、言葉が少しどもる。


「ほんとかなぁ……? シャルやセシリアとえっちな事、してないって言える?」

「あ、あぁ……い、言える、ぞ?」

「ふーん」


 明らかに信用してない眼差しと応対、嘘が苦手な俺の態度が全てを物語っているだろう。


「……ごめんなさい」

「やっぱり……。 ……まあ? ラウラには先越されちゃったけど、二人よりは先にお兄ちゃんとしてるから……一応許す」


 まるで浮気して謝罪してる彼氏の気分だ、俺と美冬は双子の兄妹なのに。


「……もう良いだろ? ほら、もう遅いし美冬も部屋に戻らないと」

「……まだ九時前じゃん、もう少し一緒に居ても良いでしょ? それとも、美冬が居たら迷惑?」


 迷惑と言った辺りで僅かに瞳を潤ませる美冬、迷惑とは思わないが身体を休めたいと思うのは事実――とはいえ、妹を無下にして嫌われるのは嫌なのでかぶりを振ると、にぱっと花が満開になるような笑顔を見せた。


「良かった♪ じゃあ座ろ座ろ?」


 そう言って腕を取り、ベッドまで行く美冬。

 ベッドに腰掛けると、隣をポンポンっと小さく叩き、俺が隣に座るように促してくる。

 隣に座ると満足そうな表情を見せた美冬は――。


「えへへ。 ……せ、せっかくベッドに座ったんだし、お、お兄ちゃん……気持ちよく、なりた、い……?」

「いぃっ!?」


 身を寄せ、美冬の右手は俺の下腹部に触れる。

 とろんとした眼差し、惚けた表情で俺を見つめてきた。


「や……た、大会一週間前だぞ? さ、流石にそれは……」

「……なら、止めとく?」


 言いながらもその気にさせるつもりか、制服のズボンのチャックを手早く下ろし、中から構築前の自身の息子が現れる――抵抗しない辺り、俺も内心期待してるのだろうか……。


「……っ、な、なら少しだけ……」

「……うん。 ――へへっ、素直なお兄ちゃん好きだよ? ――あむ、ぅ……」


 構築前の欲望の塊を一気に咥わえ込み、絶え間ない舌使いによって一気に構築させた美冬。

 その舌使いは前にしてもらった時よりも上手くなっていた。

 室内に響き渡るイヤらしい音と、やはり妹にさせる背徳感が相まって興奮し始めたその時。

 携帯の着信音が鳴り響いた、美冬のではなく俺のだ。

 携帯を取り出す一連の動作が気になるのか、美冬は上目遣いで見上げつつ、舌で裏筋を丁寧に舐め始める。

 ゾクゾクする感覚に襲われながらも、着信相手の確認をするとセシリアだった……。


「せ、セシリアから、か……ッ!!」

「んふ……出ても良いよ? 美冬はお兄ちゃんの、舐めてるから……」

「や、それじゃ電話出れないし……」

「……良いじゃん、セシリアにバレなきゃ。 あむっ……ジュポッジュポッジュポッ!」


 わざと激しい音を立ててフェラをする美冬、流石にこの状態で出るわけにはいかず、電話に出ずにいると着信は鳴りやんだ。

  その間も美冬右手で竿を扱き、舌でイヤらしく先端を攻め続ける。

 込み上げてくる射精感――俺は美冬に伝えると。


「良いよ? 美冬のお口にいっぱい出してぇ……?」


 言ってから俺を立たせるや、美冬は膝立ちになり一心不乱に顔を前後させる。

 上目遣いのまま、俺の様子を伺う美冬、俺の欲望の塊を咥わえたその表情はエロく、一気に射精感が込み上げてきて我慢できず――。


「……ッ……」

「んんッ!? ……んくっ、んく……」


 妹の口内に射精する俺、美冬は俺の腰を抱き、根元まで咥わえ込むと喉を鳴らして精液を飲み込んだ。

 ちゅぽっ……という音と共に欲望の塊から口を離す美冬、にこっと笑顔で――。


「えへへ……お兄ちゃんの精液、今日も濃いね? いっぱい溜まってた?」

「べ、別に溜まってた訳じゃ……」


 そう言いながら時計を見ると、五分しか経っていなかった――。

 前まではもっと長い時間だったのだが、美冬自身の技術が向上したのだろう――。

 美冬も釣られるように時計を見、時間を確認するや、ベッドの上に移動し四つん這いになった、黄色と白の縞々パンツが露になる。


「お兄ちゃん……最後まで、出来ない……?」

「えっ? ……や、さ、流石にそれは……でも……っ……」


 そう言いつつ、四つん這いになった美冬に覆い被さる俺――抗う事の出来ない俺自身の性欲、美冬は覆い被さってきた俺を見て嬉しそうに表情を緩ませた。


「……お兄ちゃんの体温、暖かいね? ……お兄ちゃん、えっちしよ……?」

「っ……」


 密着したまま美冬は器用に下着を脱ぐや、そのまま自身の大切な箇所に俺の欲望の塊を導いた。

 先端部分が擦れる――それだけでも快感を感じた。

 美冬も既に準備万端なのか、とろとろっと愛液がシーツにシミを作っていた。


「……み、美冬……」

「ん……来て、お兄ちゃん……? 後ろからで良いから……」


 未来の顔が浮かぶも、既に性欲に抗える状態ではなかった。

 先端部分を押し当てる、受け入れるようにぱっくり開いた美冬の大切な箇所は先端を難なく飲み込む。


「やんっ……さ、先っぽ……入ってきてる……ッ!」


 そのままもう少し押し込む――先端部分が膜に当たり、これを最後まで入れたら……。


「……んっ……や、やっぱり少し怖い……かも……。 お兄ちゃん……」

「そ、そうだな。 ……なら抜く、か?」


 聞くと、かぶりを振りながら美冬は応えた。


「……ぅぅん、今は……先っぽだけでも良いから……っ」

「ん……わかった」

「……ごめんね、お兄ちゃん……」


 頭を振り向き、謝る美冬――頭を枕に埋めると、器用に先端だけを出し入れする様に腰を振り始めた。。

 蛇の生殺しだが、これはこれで気持ち良かったりもする。

 先端部分のみを出し入れする美冬――結合部からぬちゅぬちゅとやらしい音が鳴り響く。


「んっ……あ、あぁん……こ、擦れて、るよぉ……ッ!!」

「っ……やば……ッ!!」


 先端のみとはいえ、内壁はきゅうきゅうと締め付けてくる。

 また射精感が込み上げてくるのを感じた俺は――。


「み、美冬……ま、また、出そう……!」

「ん……出してぇ……あんっ……! 中に……お兄ちゃんの……出してぇッ!!」


 美冬の言葉に甘えそうになる、だが……流石に出すわけにはいかず、射精ギリギリの所で抜くやそのまま美冬のお尻に向けて射精した。


「んンッ……! はぁ……お尻、どろどろだよぉ……」

「や、ヤバい……出しすぎたか?」

「……ぅぅん」


 少し息も荒く、呼吸を整える美冬。

 精液が垂れる前に美冬のお尻を拭く――何だか、事後の行為までエロく感じてしまう。


「……お兄ちゃん、次までには……ちゃんと覚悟決めるから……次は奥まで……ね?」

「……あ、あぁ」

「約束、だよ?」


 乱れた制服を整え、脱いだパンツを穿く美冬。

 額の汗もタオルで拭うと来た当初の美冬に戻っていた。


「じ、じゃあお兄ちゃん……ま、またね? ……美冬、今日お兄ちゃんがしてくれた事で許すから、ね?」

「あ、あぁ。 ……ま、またな」

「うん、おやすみなさい、お兄ちゃん♪」


 軽く頬に口付けを落とし、美冬は鍵を開けるとそのまま部屋を後にした。

 部屋に残る淫靡な香り――換気しようと窓を開けると秋風が室内に入ってきた。

 ――何だかんだで妹と行為に及ぶ俺は兄としてダメだろう……。

 ……そういえば、セシリアから電話があったな。

 もう一基のベッドに腰掛け、セシリアに折り返し電話掛ける。

 コール音が何回か鳴り――。


『も、もしもし?』

「セシリア? さっきはごめん、ち、ちょっと美冬と話してて出れなかった」


 流石に行為の事を言うわけにはいかず、嘘を告げる俺。


『そ、そうでしたの。 ……そ、その、た、大した用事ではありませんが、ヒルトさんにおやすみなさいって言いたかっただけですの』


 そんなセシリアの声に、セシリアの事が可愛く思えてしまう。


「そっか、もしかして俺が掛け直した時、寝てたのか?」

『い、いぇ、ルームメイトとお話していましたので……。 い、今は席を外していますが……』


 多分ルームメイトの子が気を利かせたのだろう。


「そっか。 ……セシリア、おやすみ」

『えぇ……おやすみなさい、ヒルトさん。 …………ちゅっ……』


 電話越しに聞こえるリップ音を最後に通話が切れた。

 ――セシリアも可愛い所があるよな。

 そう思いつつ、俺は頭を切り替えて明日の整備の事を少し考え、夜十時前には眠りについた。

 
 

 
後書き
ほぼほぼ本番してる気がする……が、先っぽだけなのでセーフ(゚o゜)\(-_-)ナンデヤネン

ある意味我慢できるヒルトが凄い、作者はまず無理

てか初は美冬でもいい気がしてきた……

とりあえずまた原作に戻ります……。

 
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