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ソウルブラザーのなく頃に

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Ⅰ話「会談」

 
前書き
 注意:雛見沢症候群が存在しません。連続怪死事件の犯人が、ソウルブラザーとなっています。どうぞ・・・。 

 
 19XX年政治家達が、深刻な問題があると、会議室にいる。彼らは、国民の税金を使い、国民の生活や暮らしをサポートしている。この会議は、政府側の問題を議論する事となった為、みんなが集まっている。

「ふむ、君たちに集まってもらったのは、政治家達の事で問題が起きているんだ」

「総理、それで問題とは・・・・」

「ふむ、問題というのはな・・・」

 彼らは、息を飲んだ。私達の給料か、はたまた、方針を替えるのかと、彼らにすれば、自分達の暮らしや生活に影響が出る為、総理の議題内容がそうとう気になるのが当たり前である。そして、総理は発言する

「その問題というのは・・・」

「問題というのは・・・」

「性欲だよ」

 ・・・となる彼らは、多分、私達の聞き間違いだろうと思った。当たり前だろう。国をまとめる総理大臣が、私達を集め、議題をするのが、性欲とはありえないだろう。念の為に、総理にもう一度聞く。

「・・・総理、私達の聞き間違いでしょうか?性欲と聞こえましたが」

「別に君の耳がおかしくはないよ。そのままの通り、性欲といったのだよ」

 あまりの馬鹿らしい発言に、インテリ大臣が手を挙げ、質問する。誰だって、こんな馬鹿らしいことに呼ばれて、議題をしろと言われても、できるわけがないからだ。

「総理、我々は国民の期待を答えるのが仕事です。ですが、こんな”馬鹿らしい”事を議題するために、いないんですよ」

「・・・・君は、今、馬鹿らしいといったね。確かにそうだね。だけどね、これを聞いたら、もう二度と、馬鹿らしいとは言えないはずだ」

 総理が格好良く指パッチンすると、秘書のような女性が来た。その秘書が、大臣達に資料のようなものを配る。

「君たちに資料を配ったのは、紛れもなく、我々の問題を書かれている物だよ」

「総理、この40%近く占めている問題とは、一体何のことでしょうか?」

「ふむ、それを聞いてくれて助かるよインテリ大臣。その問題というのが、紛れもなく性欲なのだよ」

 やはり、・・・・となるのは当たり前だろう。何で性欲が問題なのかと考えるのが当たり前であろう。総理が発言する。

「君達は、性欲が問題なのかと思うのは当たり前だろう。だけどね、近頃、そういう問題が起きているんだよ。秘書くん答えてくれるか」

「はい、総理の代わりにお話します秘書です。我々、政治家は、汚職やワイロといった問題が、ありますが、一番の問題点は、性欲です。政治家達は、どの仕事よりも、相当のストレスが大きい分、性欲が大きくなります。その為か、風俗店や援交や浮気等といった物に手を出す者もいましが、その者はマスコミや国民に叩かれるのが目に見えてきます。ですが、性欲を抑えるとなると、我々は聖職者ではない為、ハッキリ言って無理です。その為、総理はある決断をしました」

「・・・決まっているなら、議論する必要が・・・」

「でだ、私の決断というのは、岐阜県雛見沢村に診療所を建てる事だよ」

 ・・・、またそうなるのは、当たり前だろう。彼らも、その一言だけで、内容がわかったなら苦労はしないだろう。そんなポカーンとした大臣達を見て、話し続ける。

「ふむ、雛見沢に診療所を建てるのはね。その、診療所に地下を作り、女性を拉致し、調教し、調教した女性とセックスする為の計画なのだよ」

「・・・お言葉ですが総理、雛見沢はダム計画があるんですよ。それこそ、国民の税金を泥水に捨てるようなものですよ」

「ああ、安心したまえ。それを、阻止する為に山狗と言われる不正規制部隊を使い、阻止をしているところだよ

 我々は認識するしかなかった。総理の計画は阻止するどころか、計画が後一歩手前まで、近づいているみたいだと。こんな馬鹿げた計画を止めてもらいたいものだと、みんなが思った。

――
―――
「で、入江君。その資料を読んでもらっては悪いが、この計画の責任者となってもらう。無論、診療所や山狗は我々政府が持つ。医者にもなれなかった君には悪いことではないだろう」

「ええ、協力させてもらいます。総理・・・」

 入江京介には、医者になりたいと言う夢がある。・・・が、医学会が認めてもらえないのだ。せいぜい、事務職程度の仕事しかもらえないのだ。どうして、医者になれないのかというと、簡単な話は、彼にはロリコン・メイド好きだからだ。別に悪い性格ではないが、誰もが認める程の変態で、幼女なら、容赦なく手を出す医者である。全て未遂とは言え、流石の医学会も危険視し始め、入江を医者から追放したのだ。別に、入江の医療技術は高い。それこそ、個人の診療所を持っていても、問題ないほどである。総理が目を付け、彼を選んだのだ。

「それと、君の協力者となって貰うのが、高野三四である」

「高野三四です。よろしく、入江先生」

 金髪・セミロングの女性で、服を着ていても分かるが、胸は相当なものである。しかも、若くて、美人である。幼女好きの入江でも、興奮をする程の美人である。

「彼女は、東大の医学部を主席で卒業していてね。君の役に立つと思うよ」

「・・・ええ、こんな美人で、頭も良い女性が協力者とは、すごく嬉しい話ですよ」

「まあ、入江先生は褒めるのがお上手で・・・」

「いえいえ、本当の話ですよ」

 高野三四は、どうしてここに呼ばれたか知らないし、知る由もない。彼女がこの計画の一部の目的材料として、呼ばれたことに・・・。そして、彼女は今後不幸な目にあうことを・・・知る由もない。
 
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