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中学剣道少女~恥ずかしい穴まで身体検査~

作者:黒塚工房
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第24話「股を拭き拭き」

 仰向けになり、麗華は屈辱を堪えて脚を開く。蜜の堪った肉壷を始にまじまじと覗き込まれて、濡れている事実をまさに確認されている。知られたくない秘密を暴かれているような気持ちに、麗華はただひたすら耐えていた。
「それじゃあ、拭き拭きしてあげますからねー」 
 始は子供でもあやすような声で股を拭いてくる。
「おおっ」
「すごい光景だ……」
 周囲を囲む部員達は、その麗華の有様に多いに興奮していた。それだけ、仰向けの開脚という姿勢で秘所を拭かれている女の姿は象徴的なものだった。
「赤ちゃんだな赤ちゃん」
(あ、赤ちゃんって!)
「まさにお漏らしの世話されてるって感じ」
(お漏らしなんて、こいつら)
 確かに濡れていることには濡れていて、床を何度も汚していたのだ。あまり否定できないのが悲しくて、とてつもない黒歴史を思い出したような自己嫌悪に襲われる。
「しっかり綺麗にしましょうねー?」
 じっくりと布で擦られ、麗華は始に秘所を触られている。割れ目に沿って上下するのが刺激となり、麗華は息を乱し始めた。
「――っ、はぁぁ……や、やめ……もういいでしょ?」
 じわじわと襲い来る快感に、恐ろしい予感が脳裏をよぎる。
 また、人前で絶頂する羽目にはならないだろうか。言いようのない不安が胸を締め付け、しかし愛撫は容赦ない。
「どんどん溢れてきますねぇ?」
 垂れ流される愛液が活性油となり、表面で滑りがみるみる良くなっていく。痺れるような気持ち良さが増していき、快感が増幅した。
「だ、駄目! 早く終わって……」
「どうしてですか? まだ濡れてるのに」
 始はいやらしい笑みを浮かべて、指つきを変えてきた。今まで単に上下していただけだったのが、マッサージでもするような揉むような動きが加わり、しかも突起した肉豆まで割れ目のスライドのたびに狙われて、拭くというより、明らかに感じさせる目的になっていた。
「あっ、くあぁぁ……」
 麗華は堪えきれずに喘いでしまう。
「どうしたんですか? 麗華先輩」
「べ、別に……っ! ひあっ」
 クリトリスを指で捏ねられた瞬間、電流が背筋を駆け上がるような激しい快感に襲われて、その都度麗華が淫らな奇声をあげていた。
「あの黒崎麗華が感じまくってるよ」
「やっぱスゲェ光景だよな」
「これは貴重な瞬間だ」
 周囲の部員全てが見を乗り出し、取り囲む輪を縮め、麗華の痴態を覗こう覗こうと顔を近づけてくる。まるで赤ん坊のように扱われているその姿が、部員全ての目に焼き付けられ、担任や医師にも当然視姦されている。
 とてつもない状況だ。
 ここまで来て、未だに犯されていないのが不思議なほどの状況である。
 そんな状況において、麗華はひたすらに顔を赤らめ、自身の心とさえ対峙する。人前で股を拭かれ、その指愛撫の快楽におぼれてしまいそうな自分がいるのだ。今にも堕ちそうな自分自身を自覚して、麗華はどうにかギリギリで踏ん張っている状態だ。
「素直になったらどうですか?」
「ふざけないで!」
 堕ちることを煽られると、麗華はキリっと始を睨む。
 だが、こんな恥ずかしい状態のまま睨み返す表情など、むしろ男を喜ばせるエッセンスに他ならない。部員達はますます喜び、とっくに再勃起していた股間をさらに硬く盛り上げる。ともすれば輪姦でも始まらないかと恐ろく、そしてどこかで好奇心を抱く自分自身が憎かった。
「そうだ。みんなで先輩にぶっかけませんか?」
 始がニッコリと提案する。
「……何、言ってるの?」
 麗華はさーっと青ざめていた。
「お、マジか?」
「いいんじゃね?」
「みんなでかけまくろうぜ? その方が始もヌけるって事だろ」
 部員達は口々に賛成し、麗華本人の了承など確認せずにそれぞれのペニスを取り出す。皆、一様に自分の一物をごしごしと捌き始めた。
「ちょっとみんな……」
 麗華はペニスに包囲された。無残で情けない姿勢のまま、男という男に囲まれながら体を自慰行為のネタにされている。この大変な自体に麗華は混乱し、逃げようと脚を閉じかけるが始に押さえつけられる。
「駄目ですよ? 動いちゃ」
 始は麗華の背中を抱き起こし、そして持ち上げた。
「ちょっと! 始君!」
 開脚のまま、秘所を皆に見せびらかすような抱き上げ方だ。そんな形で脚を持たれていては、閉じようにも閉じられない。そのままベッドへ持ち運ばれ、麗華は柔らかなシーツに置かれた。
「さあ、ここでオナニーをして下さい」
「何言ってるの! するわけない!」
「してもらわなくっちゃ困ります。だって、先輩不真面目なんですもん。手だけじゃ、さっきから僕全然射精できませんし」
「そんな事言っても……」
 麗華は渋るが、
「言うこと聞かなきゃ、まずいんでしょう?」
 断るという選択肢は与えられない。
「この……!」
 麗華は悔しそうに顔を歪めながら、大事なそこへ手を伸ばした。

 
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