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『外伝:紫』崩壊した世界で紫式部が来てくれたけどなにか違う

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やんごとなくあたしは、助ける

 
前書き
こんにちは、クソ作者だよ。
今回は図書館にもう一組やってくるお話と、本編にリンクするお話しだよ。
三笠防衛戦で助っ人として参戦する前、何をしていたのかって言うお話だよ。

それでは本編どうぞ。 

 
舞、北斎さんが来て数日たった頃である。
2人はそれからも泊まり続け、本の話や挿絵の話をしたりなどした。

「こんな感じかな…?」
「すごい…。」

驚いたのがマスターの舞も絵が描けるということ。
それもかなり上手。
北斎さんと同じようにササッと描いてしまえるほどだ。

美人で、気が利いて、スタイル良くて、その上絵も描ける。
以前北斎さんの言っていた「神は二物を与えずというがマイは五物くらいは与えられてる」というのが理解出来る。

「なんでもできるんだ。」
「ちなみにちんちんしゃぶるのも上手だヨ。」
「お栄ちゃん!!」

ちなみに彼の年齢は19。
やたらと大人びて見えていたけれど、その実はあたしの1つ下。
なのでこれからは遠慮なくタメ語で話すことになった。
本人もそっちの方が楽だと言ってたし。


あと、

「それじゃあ今夜も、ご教授頂きますね。」
「おう。」

深夜には北斎さんから色んなことを教わった。

そう、ホントに色んなこと。

「躾も飴と鞭が大事だ。鞭ばっかだとダメだし飴だけでも付け上がっちまう。本人のさじ加減にもよるが、多すぎず少なすぎず、絶妙なバランスが大事なのサ。」
「そうなんですね。」

そう言って、足元にいる2匹の雌を見下ろす。

「ナァ、マゾ犬♡」
「わん!わんわん!!」

首輪を付けられ、犬耳のカチューシャをはめて完璧に犬になりきっている舞。

ご丁寧にお尻には尻尾付きのアナルプラグまで入れられている。
ちなみに本人は、あたしのように第三者に見られるのはやはり恥ずかしいみたいだけど、犬は恥ずかしがらないのでもう気にしないとのこと。

これに関しては「マゾ犬としてしっかりと弁えてるじゃないか。よしよし」と北斎さんも頭を撫でて褒めていた。

で、あたしが最初に言った、足元にいる2匹の雌。
1匹が舞。もう1匹が

「じゃあ香子。舞の事見習って犬の真似してみよっか。」
「……。」

香子。
同じように犬になりきってもらっているのだけれど、やはり彼女は犬らしくしてくれない。

「北斎さん…。」
「なぁに、舞だって最初は反抗してたんだ。時間をかけてゆっくりやりゃいい。逆らえないご主人様だってことをきちんとしっかり身体に刻みつけてやるんだヨ」

そう言って最後に「ナァ?マゾ犬。」と舞の頭をわしゃわしゃと撫でた。

「もしかしたら式部殿は犬じゃねぇのかもナァ?」
「そ、そうです!香子は犬ではなく人間です!!」
「んなでけぇ乳ぶらさげてんだ。乳牛かもしれねぇ。」
「!?」


そうかもしれない…。

「首輪じゃなくて〝べる〟でも付けるかい?それと搾乳器。」
「ほ、北斎様!?な、何を仰って…!?」
「あーそうかも。じゃあカウベルと搾乳器取ってきますね。」
「あるんですか!?!?」




とまぁ、
そんな日々が何日か続いていた時の話である。



「避難命令…?」

ある時ここら一帯に、避難命令が出たのだ。

「避難って、なんで?」
「シェヘラザード様からお聞きしました。なんでも近いうちに〝戦争〟をするのだとか…。」
「せ、戦争!?」

香子の口から物騒なワードが出てくる。
三笠孤児院の子守り役、シェヘラザードから聞いた話によれば、避難命令を出したのはあの三笠孤児院の院長さん。
なんでも葛城財団からの交渉を突っぱねたところ、交渉決裂となり戦うことになったらしい。

「交渉って…。」
「あいつらのことサ。どうせ一方的な要求に決まってる。」

北斎さんはそう言って、不満そうな顔をしながら煙管を吸っている。

「あの…北斎さん。」
「ああ悪い。図書館は禁煙だったナ。」

そうして外へ出ていく彼女。
避難命令が出ているのなら、それは大人しく従うべきだろう。
だけど、

「相手、葛城財団って言ってたんだよね?」
「香子はそう聞いております。」
「そっか…」

そうなると、ここではいそうですかと避難命令を聞いている訳にもいかない。

理不尽に人のサーヴァントを奪い、多くの人間を不幸にしてきた葛城財団。

そいつらに、一矢報いたい。
いや、思うがままに言うのなら嫌がらせがしたい。

「僕は、行くよ。」
「…?」

そう思っていると、舞が口を開いた。

「舞…?」
「避難しろって言われてるけど、僕は行く。葛城財団と戦う。きっとそれはお栄ちゃんも同じ意見だと思う。」

いつになく見せた真面目な顔。
ニコニコ柔和な表情とアヘ顔とトロ顔と犬の真似したスケベな顔しか見せたことは無かったけど、彼もこんな顔できるのかと思うくらい、鋭い眼差しだった。

「アンタにそこまでさせる理由があるんだね。」
「うん。けじめ…みたいなものかな。」
「けじめかぁ…。」

北斎さんから話は聞いている。
彼と北斎さんは別の世界からやってきた異世界の人間だということ。

そしてこちら側に来る際、葛城恋を事故ではあるものの連れてきてしまったこと。
それに関しては2人ともかなり責任を感じていた。

「きっと大きな戦いになる。そうなると奴だって顔を見せに来るはずだよ。」
「そうだね…それに、財団のトップの顔をぶん殴りたい気持ちは舞だけじゃないよ。」

それとだ。

「言っちゃ悪いけど…兄貴を本気で殺る事に関して後ろめたさみたいなのはないんだね。」
「うん。」

彼と財団代表は、血の繋がった実の兄弟だった。

あたしはあたしで、まだ両親に後ろめたい気持ちは全くないと言えば嘘になる。
でも、彼の頷き方、そしてその真っ直ぐな瞳は本気の眼差し。
何がなんでも殺すという気持ちが見て取れた。

その点に関しては、彼はすごいと思う。

「家族とは綺麗さっぱり縁も切っちゃったし、あいつは兄弟なんかじゃないよ。」

家族と縁を切った。
そのことに関してもすごい気になるけど、あれやこれや根掘り葉掘り昔の話は聞かない方がいいんだろう。
誰にだって、掘り返されたくない忌み嫌う過去があるんだし。

「あたしもやるよ。あいつらに嫌がらせしてやる。財団が怖くて避難なんかしてらんないし。」
「嫌がらせかぁ…いいかも。」

そんな私の答えに舞は少し笑う。

「あいつはね、プライドがものすごく高いんだ。だから少しでも顔に泥を塗るようなことをすれば顔を真っ赤にしてすぐ怒るよ。」
「へぇ…」

しかし、彼の兄というと少し気になることもある。
舞は、北斎先生がべた褒めするようにかなりの美人だ。
あたしだって女だって信じかけてたくらい綺麗だ。

それの兄…というとやはり気になってくる。
財団代表の顔は見たことは無い。
やはり…弟と同じく美形なのだろうか?
兄弟は似るもの。
くだらないけどやはり気になってしまう


「おうい。」

その時だ。

「…お栄ちゃん?」
「おうい、ちょいと来とくれー。」

今外で喫煙中の北斎先生の声だ。
図書館の出入口からあたし達を呼んでいる。

「なんだろ…。」

とりあえず行ってみるとそこには

「腹が減ったってヨ。なんか食わしてくれってサ。」

見たこともない2人組。
いや…マスターとサーヴァントが黒い大きなバイクに寄りかかるようにしてそこにいた。





「いやー助かりました!この辺りのお店みーんな閉まっちゃっててね!」
「まぁ…避難命令出てますし。」

この2人、ほんの数日前ここ神奈川あたりに来たそうだ。
その前にはイルカショーの前でドンパチやって管理人に怒られたり、葛城財団の引き連れた謎のロボット部隊と激闘を繰り広げたりしたと言ってはいたけど…。

「お店はどこも閉まってるし、ホテルとかの宿泊施設もやってなくて、ここ数日野宿でご飯はカップうどんばかりで…。」
「そう…なんですね。」(お湯使えてるだけ有難いのでは…?)

と、ここに来てからの苦労話をしながら数日ぶりのまともなご飯を頂いてるのはサーヴァントの宮本武蔵だ。

「ところで、ご飯頂いてからでアレなんだけど名前は…?」
「葵…源葵です。」
「へぇ…葵ちゃんね。」

「ご馳走様でした。」と言い、握手を求められた。
とりあえず差し出された手を握り返すあたし。

「そっちのご飯作ってくれた人も…」
「あ、舞です。」

ちなみにご飯は式神ゴーレムに作らせているのだけれど、今回は舞があるものでパパっと作ってくれた。
この子、なんでも出来るけどまさかお料理上も上手だなんて思わなかった。

なんだろう…こう…ここまで大差つけられてると…女として負けてるというか、いや舞は男だけど…。

「ふーん…。」

と、武蔵は舞をジロジロと見る。
無理もない。
こんな綺麗な顔だし着物着崩して浮世離れした見た目なんだ。
メイヴのように黄金律(体)のスキルを備えた何かしらのサーヴァントと思われても仕方ない。

「令呪が…あるのね。」
「おうとも。おれがさあばんとだヨ。」

と、肩を組んで自慢気な北斎先生。
恐らく武蔵もまた〝錯覚〟している。
あたしと同じように、間違えてるだろう。

「武蔵。」

そんな時、武蔵の隣におりずっと黙っていた男が口を開いた。

「何?」
「男だぞ。」
「男?」
「北斎のマスターだ。」

驚いた。
この武蔵のマスター、舞が男であることを1発で見抜いた。
そう言われた武蔵は舞を2度見し、「え…男の子…?」と動揺しながら聞くと舞は普通に頷いた。

「男…?男?えぇ…?」

終始落ち着いているマスターとは対照的に、武蔵は混乱している。

「でも…なんで?どうして?」
「舞はこの格好が一番似合うんだ。自分らしさを押し出して何が悪いんだい?」
「…。」

やっぱり彼の性別を知るとサーヴァントでも思考がフリーズするらしい。
武蔵さんはしばらく硬直していて動かなかった。

「ところでそこの美丈夫さんは?見たところ武蔵殿のますたあだろう?」
「…俺か?」
「アンタ以外に誰がいんだい?」

自分を指さす銀髪の男。
舞も負けてはいないが、この男もまぁまぁ浮世離れした見た目だ。
しゅっと整った顔立ち、銀髪紅眼。180は超えているだろう長身。中高生が大好きそうな真っ黒ロングコートに腰には武器…その鉄の塊は鈍器だろうか?
サーヴァントと言っても信じてしまいそうな見た目だ。

「竜胆大和だ。その通り武蔵のマスターをやらせてもらってる。」
「それは…見たところ地毛かい?」
「ああ。昔は黒かったが紆余曲折あってこんなふうになった。」
「目も紅いが…とするとこいつも〝からこん〟を使ってるわけじゃないんだナ?」
「ああ。」

と、気になることを北斎さんはズバズバ聞いていく。





そうして分かったことが。

「事実は小説よりも奇なり、なんて言葉がある。まさにそんな言葉を体現したみたいな男サ。」

死にかけた彼は今の姿になり復活したこと。
そこから武蔵と出会い、武蔵のマスターに相応しくなるため強くなることを選び、彼女から剣術を仕込まれたこと。

それからは戦いの日々。
財団に目をつけられ殺されそうになったり、
実働部隊のツートップに追いかけ回されたり、
ある時は武蔵が『カミ』と戦ったり、
軍神と戦ったり、最強の竜種と共闘したり、
共にレジスタンスに身を置いていた時期があったり、配達仕事の傍ら財団支部を潰して回ったり、

「京都にて人と鬼の間の不信感を募らせ、争わせようとした陰陽師もいた。」
「陰陽師…。」
「覚えてる覚えてる。マスターも変わった子だったわね。なんかのキャラクターのぬいぐるみをずっと抱えてて、たまに話しかけたりしてるちょっとアレな子。名前は確か…えーっと…。」
「……。」

話の途中、思い当たる人物が出てきた。

「どうしたの葵ちゃん?」
「森川…真誉。」
「あ、そうそう!確かそんな名前の子!もしかして知り合いだったりする?」

知り合いというか、殺しあった関係というか…

「まぁここでも結構やばめな事しようとしてて…。」
「どういったものだ?」
「コンサート会場を生きた屍だらけにしようとしたとか?」

あの時のことはしっかり覚えてる。
そしてその時言った彼女自身の目的も。

桜ちゃんになる。

ただそれだけ。
それだけの為に彼女は多くの人々を犠牲にし、さらには京の都すら滅茶苦茶にしようとした。
具体性も、主体性もない。
凄くあやふやで、しっかりとしていない漠然とした理由。

どれだけ経っても、大和さん武蔵さんから京都での彼女のことを聞いても意図は分からなかった。



ともかく、彼と武蔵の話を聞いていると、いまさっき北斎さんの言った言葉その通りだ。
それに

「色々聞きたい。もうその2人の半生なぞってくだけですごいの書けそう。」
「…大したものじゃない。」

と、大和さんは謙遜するものの、おおかた普通の人間が歩める人生じゃない。

「俺よりもずっと苦労している人はいる。」

ここまでの経緯をそうそう超える人はいないと思うけど…。

「人とサーヴァントの生き様を伝記にしていると言っていたな。」
「まぁ…そうですけど。」
「なら…記すべき男がいる。その男と過酷な運命を共にしたサーヴァントがいる。手元に書くものはあるか?」

そう言い、大和さんはメモをとるように指示を出す。


「俺は彼のことは全て知らない。だが、俺なんかよりもずっと価値のある人間だ。彼の生き様を記して欲しい。」
「は、はぁ…。」

この人がそこまで教えたい人とはなんなのか、

「まぁ葵ちゃん、聞いてみて。大和くんがここまで言うことないから。それに、あの子のことは聞いて後悔することでもないと思う。」

と、武蔵さんからも薦められた。
あとちゃんはいらない。

「じゃあ話そう。どれだけ石を投げられようが、無慈悲な言葉を投げかけられようが、ただひたすら人々の病気と怪我を治すことだけを考えた男とそのサーヴァントの話だ。」


そうして大和さんは話を始める。
その記さなきゃいけない人の話を。








「なんで…なんでよぉ…っ!」

結果から言おう。
舞が泣いた。

「見返りなど一切求めず、彼はただひたすら、皆の命を救う医者になろうとした。そうですね?」
「ああ。」

香子も泣いた。

大和さんから聞いた話はそれはそれはもう献身的に頑張ったあるマスターのお話だ。

世界崩壊前は医者になることを目指し勉学に励んではいたが、中々結果は出ず医大には何度も落ちている。

そんな中で世界が崩壊。ひょんな事からサーヴァント、妖精騎士ガウェインと出会い彼の長く苦しい旅が始まる

とにかく彼は頑張った。
これ以上人を死なせないため。間違った医療知識を広めないため。

サーヴァントを持っていた為あの『人間同盟』から目の敵にされることもあった。
その医療知識は間違いだと声を大にするも、悪魔使いが何を言うかと石を投げられることも多々あった。

親友がいつのまにか財団におり、仲の良かった彼と命のやり取りをするようになった。

実はガウェインは彼のサーヴァントではなく、元々は親友のモノであったこと。

その為逆恨みに近い形で殺されそうになったこと。

レジスタンスにて、医者として活躍したこと。

紆余曲折あり、こうした戦いの喧騒から程遠いどこかへ旅立ったこと。

しかしその代償は、あまりにも大きかったこと。

そして彼は、きっとサーヴァントと一緒に平和に暮らしているであろうと大和さんが願っていること。

「あいつは…自己犠牲の塊だった。自分が具合が悪かろうが、第一に他人のことを気にする男だったよ。」

何日か飯を食わず、その度ガウェインに怒られていたなと大和さんはどこか懐かしむように話す。

医者の不養生なんて言葉があるけど、どうやらホントらしい。

「本当に…幸せに暮らせてるのかな…?」
「サァ、どうだろうナ…。」

話を聞くに、五体満足では無い。
腕と足は片方ずつもがれ、目は潰されて隻眼だと聞いた。

というより、そもそもちゃんと助かったのかもすら分からないとのこと。

大和さんと武蔵さんの2人と苦楽を共にしてきた愛馬を託し、どこか安全な所で平和に暮らせと見送ったきり分からないという。

「そうしたのは、彼の親友…今は葛城財団に所属している親友だ。」

大和さんはゆっくりと立ち上がる。

「こんな事がもう二度とあってはならない。そうだろう?」
「これから葛城財団がドンパチやる?いいじゃない。喜んで横槍入れて邪魔してやりましょ。」

隣の武蔵さんも嬉々として立ち上がった。

「お2人とも…」
「やるんだろう?財団と。なら俺と武蔵も混ぜて欲しい。あいつらの邪魔なら喜んでしてやるさ。」

2人の目がギラつく。
間違いない。これは幾つもの修羅場をくぐり抜けてきた〝本物〟の目だ。

「場所は…三笠記念艦だな?」
「ああ、そうです。財団はそこの地脈?に目をつけたみたいで。なんでも魔力がどうとか…」
「あーそういう難しいのはいいの!財団がいるなら斬るだけ。私と大和くん、今までそうやってきましたから。」

なるほど。
とても頼りになる味方が出来た。

「その時まではここで待機だ。奴らが来てドンパチやり始めたら全力で邪魔しに行く。」

そういって大和さんは

「それと、」
「それと?」
「久しぶりのマトモな食事は美味しかった。また食べたい。」

真顔でそう言い放った。
今言うんだ…。
 
 

 
後書き
かいせつ

⚫傭兵雇えばいいのでは?
確かにこういった時に以前知り合った傭兵に頼むのはベストだと思います。
でもね、ちょっと訳アリなんだよね。
劇中ではなくリアルの話なんだけど、あのロリ鯖引き連れた傭兵とね、三笠の院長さん、過去にいざこざがあったと言うかコラボの件で作者同士で何かあったというかなんか交渉決裂してんだよね。
詳しいことはハーメルンの『崩壊世界でタマモキャットと懇ろになった件について』を読めばわかると思うのでここではあんま語らないっす。

ともかく、あそこの傭兵と三笠はクッソ仲悪いって設定で、葵ちゃんは一応連絡したんだけど傭兵側は三笠の救援なんかするか、財団に滅ぼされようがこっちは知ったこっちゃないって拒否した感じで。

次回は久々にあの陰陽師が出てくるよ!
三笠防衛戦の裏で、どさくさに紛れて何かやらかそうとするから阻止しに行くお話だよ!
じゃあまたね!! 
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