ウルトラマチュア
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第16話:消滅都市
前書き
消えた街を覆う泡に呑まれ、行方不明不明となったアンヌは、謎の女により快楽による洗脳を施され、悪の手先として街を破壊し始める!
『ま、街が泡の中に消えていきます!』
謎の緊急電話に半信半疑の地球防衛軍だったが、アンヌとアキが調査のために問題のX市に来た。
来てすぐ、アンヌ達の目の前に白い霧とも泡ともつかない何かによって街並みが消えて行った!
「な…、何かしら?」
茫然とするアキのそばにいきなり謎の泡が発生した。
「アキちゃん危ない!」
「きゃあ!」
とっさの判断でアンヌがアキを突き飛ばして泡から逃したが、変わりにアンヌが泡に呑み込まれた!
「きゃっ!」
「ア、アンヌ先輩!」
泡に呑み込まれたアンヌは周りの風景と共に文字通り泡となって消えてしまった!
「アンヌせんぱーーい!」
アキの呼びかけもむなしく、アンヌからの返事は無かった…。
翌日、ツヨシとアキはアンヌが消えた現場に戻ったが、そこは街の景色毎消えていた。
「確かに、GPSではここはX市の中心部だよな。」
「だーかーらぁ!アンヌ先輩は私の目の前で消えてしまったんですう!」
アキが半信半疑のツヨシに訴えた。
「まあ、そうカリカリしても仕方ないだろ!」
ツヨシは手に持っていた缶コーラを飲もうとしたが…。
「何呑気に飲んでるんですか!」
「あ、馬鹿!勿体無い!」
落ち着くツヨシに苛立ちを覚えたアキがツヨシの缶コーラをはたき落とした!
ツヨシの缶コーラからコーラが泡となってこぼれた時、
「おいっ!あれ!」
ツヨシ達の目の前に消えた筈の街が復元されたかのように現れた!
その頃、アンヌは無機質な白い部屋の真ん中に置かれた長細い台の上に寝かされていた。
両手を胸の真ん中で組んでいて、何故かヘルメットを被ったまま、目のあたりには四角いアイマスクを被せられていた。
次第に、アンヌの指先や爪先がピクリと動き出し、やがて、隊員服の上から両胸を弄くりだした。
その時、アンヌは夢を見ていた…。
隊員服姿の自分と全裸のツヨシとアキが自分に寄り添っていた。
「うふふふふ、2人とも可愛いわね!」
ツヨシとアキはただにっこりと微笑むだけで、アンヌの敏感な乳房を揉みしごいていた。
「あんっ、あんっ、気持ち良い!」
やがてツヨシがアンヌの隊員服のファスナーを下ろし、アンヌのブラジャーからはみ出させた乳首を執拗に舐める。
「フフフ、ツヨシ君ったら子供みたい。こんな色気の無いおばさんブラとパンツで恥ずかしいわ…。」
と言う夢の中のアンヌの顔は笑顔を湛えながら朱く染まり、ツヨシとアキの頭を優しく抱いた。
無機質な部屋に寝かされていたアンヌも夢を見ながら隊員服の上から乳房や股間を撫で回していた。
時には激しく、時には繊細に動かし、自らの欲望を昇華しようとしていた。
「あ、アキちゃんったら、イヤらしい!」
夢の中のアキはアンヌの隊員服のズボンを下ろし、アンヌのパンツの股間に作られた筋をクロッチの上からそっと撫で、いつしか舐めだしていた。
「はうっ!あふっ!」
台の上のアンヌはいきなり隊員服のズボンの中に右手を入れ、自分の秘穴の中に指を入れると、激しく動かし出した!
「ああん、あああんっ!ツヨシ君っ!凄い!すっごいの…、ツヨシ君のオチンチンッ!最高よっ!」
夢の中ではツヨシはアンヌと結合し、アキはアンヌの両乳首を指と舌で虐めていた。
「あああああああ!…ッ、ツヨシ君っ!アキちゃんっ!良い!イイ!イクうーっ!イッちゃううううううう!」
絶頂を迎えたアンヌが台の上でグッタリと腕を落とした時、部屋の中に居たのだろうか?独りの女性がアンヌの側に近付き、アンヌのアイマスクを外した。
「気持ち良かったの?」
「はい!最高でした!」
謎の女に向かってアンヌがにっこりと微笑み、口からはいやらしくよだれを垂らしていた。
「それは何より。じゃあ、約束通り、ウルトラマチュアに変身してね!」
「はいっ!」
満面の笑みを浮かべるアンヌがウルトラゴーグルを取り出し、ウルトラマチュアに変身した!
「アキっ!ウルトラマチュアが現れたぞ!」
突如として、消えて戻った都市の中心でアンヌを探していたツヨシ達の目の前にウルトラマチュアが現れ、味方だったはずのツヨシ達に攻撃しだした!
「わっ、危ない!」
「お願い!止めて!」
ツヨシ達が懸命にウルトラマチュアを説得するも、マチュアは街を破壊し始めた!
「こんなのマチュアじゃない!」
アキがあらんばかりの大声でマチュアに訴えた!
その時、マチュアの動きが止まり、頭を抱え始めた!
「アキ、もっと説得するんだ!」
ツヨシ達が必死になって説得すると、マチュアは頭を抱えながら激しく悶え打ち、やがて、正気を取り戻した。
「おのれ…、よくもマチュアを…!」
アンヌのアイマスクを外した女が正気を取り戻したマチュアを見て怒りを込み上げさせ、巨大な怪獣に変身した!
『私の名はバンカン!私だけの別荘と(オナ)ペット用のマチュアを奪うな!(とりあえずオナニーシーンは撮って送ったからいいか。)』
泡怪獣のバンカンがマチュア目掛けて口から泡を吐こうとしたが、
「ヘアッ!」
マチュアの必殺技であるエナメル光線を浴びて一瞬にして泡に戻って溶けて無くなった。
「ツヨシ君ーっ!アキちゃーんっ!」
戦い終わったアンヌがツヨシ達の前に駆け寄った。
「アンヌ先輩っ!無事でしたか!」
「泡に呑み込まれて怪獣に捕まったけど、マチュアに助けられたの!」
アンヌの表情はやたらと紅く染まっていたが、それは自分が捕らえられていた時に見せられた、ツヨシ達とのセックスのせいだとは言えなかった。
後書き
綺麗な花園に入ったアキが、謎の病原菌に感染し、吸血鬼と化してしまう!
第17話:吸血鬼の花園、さあ、みんなで見よう!
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