つぶやき

海戦型
 
好きこそものの上手なれ…とは限らない
この前いいラノベないかなーと探してるときに友達に「そんなに好きなもの読みたいんなら自分で書けよ」って言われたんですよ。お前は何も分かってない!ってエガちゃんみたいなポーズで言い返しそうになりました。
読者視点で言えば、ハッキリ言って自分で妄想できるものを自分で書いても全く意味がない(←えっ)。読者が作品に求める物というのは、自分では想像もつかないようなストーリーやキャラなのです。自分に書けないし思いつかないような大冒険を見せてくれる作品こそ求める物でしょう。じゃないと楽しくないです。

それに、そもそも自分が好きなジャンルというのは時たま自分では書き辛いものです。なまじ知識があるから逆に思考に大きな制約を加えらて、思うように話を進められないってなったことありませんか?私なんかその筆頭です。ロボット物大好きだけどロボット物書けない。そういう人だからロボット物が好きな訳です。

で、ロボ関連の話で非常に印象的なものがありまして……どっかのラジオ番組にあのガンダムシリーズで知られる富野監督が招かれてたんですよ。ロボットアニメを昔から作っているロボットアニメ界の重鎮です。で、話の最中にまさかの一言。

「あの……OSって、何ですか?」

 !?

OSと言えばオペレーティングシステムの略。ロボット物ではよく出てくる、ロボをより効率的に動かすための操作システムです(うろ覚え)。リアルロボット物ではこのOSが非常に重視される作品もあり、ロボアニメ好きなら知ってて当然の知識です。が、富野監督これを華麗にスルー。

監督曰く、そんなことは考えてすらないとのこと。そんなものを考えてしまうと次から次へとツッコミを入れなければいけないので頭から排除しているそうです。で、細かいツッコミは後から続く連中がやればいいとのこと。
ガンダムの重量で町歩いたら道路が割れちゃうとか、ミノフスキー粒子の設定なんて細かく考えてないとか、宇宙戦闘での星の動きは実はおかしいとか……驚きの発言連発でした。
考えてみれば「聖戦士ダンバイン」「ブレンパワード」「キングゲイナー」等はロボットアニメの分類に置かれながらも既にロボットとは言い難い独特の設定を持っています。つまりロボットっぽいけどロボットではないという設定はまさに富野監督が編み出した絶妙な設定なんだなぁ、と個人的に思いました。

つまり造詣が深いから面白いものが作れるとは限らないと。
必ずしも好きなものが面白くなるとは限らないと、最近はよく思うのです。
……だからって色々と試してみたくなってしまうのは悪い癖かも。まずはもっと文章力をつけなければ。 
海戦型
 
変返信
なんか改めて自分の意見を見ると相手に突っかかっていくようなスタイルに見えなくもなくてちょっと自己嫌悪しつつ、やっぱりこうして文章を送りつける形式のコミュニケーションは難しいと実感します。掲示板とか一生出来ない気がする。
なんだか他人の感想を見ていると自分が伝えたいことが伝わっていないか認識がズレている気がしてきて、どうにも沢山文字を打ち込んでしまうんです。否定されたと思ってる訳ではありませんので大丈夫です。

私は至極個人的な理由ですが、一次創作と二次創作を同列には扱いたくないですね。二次創作というのは一次創作を知らない人にはある程度わかり、知ってる人にはさらに分かるという構造があると思います。楽しみ方と楽しむ方法が違うのでパンとご飯みたいな。もしくは別腹と考えます。

ちなみに私はシェイクスピアの事を名前くらいしか知らないし、類型が出尽くしているから何がどうなるというのは恥ずかしながら発想の外です。言葉を借りるなら、シェイクスピアの事を知らないならば、その人にとっては存在しないのと同じ、です。(単なる無知とも言う)

自殺くらいなら本気で考えたことはあるけど、「死んだらスパロボできねぇ」と思い直しました。人間って単純。 
黒猫大ちゃん
 
おっと、勘違いさせたか。
 それはすみませんでした。別に細かなツッコミを入れた訳ではないのですが。
 ……と言うか、細かなツッコミと言うのは作品=小説やその他の創作物に対して、であって海戦型さんの意見に対してでは有りません。
 それに、私は二次だろうが、一次だろうが、『すべて小説』と言う括りで考えています。
 そもそも二次創作だって、原作を知らなければ、その人物に取っては一次創作です。

 私は古いロボット物は知りません。入ったのはスパロボからで、其処から先に進んで居ないので、マジンガーやゲッターなどは二次使用のスパロボがオリジナルに等しい状態と成って居る状態。実際、こんな例は幾らでもあると思うのですが。

 こんな感じですか、少し言葉が足りなかったかな。私だって日常をグダグダと続ける物語など初めからスルーです。其処に冒険は感じませんから。
 そもそも俺の人生自体がジェットコースターだから。自分が大病で入院中に……ある人と電話で話した翌日に二度と会えない所に旅立たれた、などと言う経験をした人間などそうはいないでしょう。
 一カ月後に追い掛けて行きそうになったけど、その人との約束を思い出したから辛うじて戻って来られた、と言う結末付きで。

 オマケ。物語の類型はシェイクスピアによって既に出尽くしている、と言う言葉もあります。
 
海戦型
 
返信
読むジャンル偏ってるせいじゃないですか?それに元ネタが存在しようがしまいが面白いものは面白いものです。要は「次は何が来るんだ?」「これからどうなってしまうんだ?」というワクワクや雰囲気がない物は嫌なんです。
出尽くしてると思ってるのは、言葉は悪いけど思い上がった発言です。
若しくは私の考える解釈や感性と黒猫大ちゃんさんの考える物が一致してないのかもしれませんが、そんなものを討論したらきりがないし答えが出ないので打ち切り。

想像もつかない世界というのは、そういう意味じゃありません。度肝なんて抜く必要は全くないですし一発芸のマンネリラノベを指す言葉ではありません。
作品内読んでいるうちにどんどん内部の世界の形が分かっていくような冒険気分が欲しい。そしてその中で人間関係を築くキャラクターたちがこれからどこに行くのかをワクワクして読めれば、それが想像できない世界です。冒険がない=物語や世界的な進展がない、という解釈です。(ちなみにこの解釈だと安定性のある日常系作品は壊滅的になってしまうのですが、そこはそれ私の好みの話なので)

あと、あくまで「とは限らない」というだけです。そうであることも多分にありますし、その多分の中に私の好きな作品もあります。
それとカン違いさせてしまったなら申し訳ないんですが、念のため言っておくと二次創作の話とこれはあまり関係ありません。 
黒猫大ちゃん
 
想像の付かない内容って……
 かなり高いレベルの要求ですな。
 色々と読んで居ると、これって元ネタアレじゃね? ……と思う物が腐るほど出て来ると思うのですが。
 ……と言うか、ありとあらゆるパターンは出尽くしていて、創作と言うのが以前の焼き直し、二番煎じの積み重ねと成って居る、と考えて居るのですけどね、私は。

 それに度胆を抜かれる内容って、基本出落ちが多くて、むしろオイラとしては敬遠している作品の方が多いのも事実。それよりはむしろ、読んで居て安定している作品の方が好みですけどね。
 まして『あまり考えて居ない』と『まったく考えて居ない』とは違う。

 おっと、ヤバい方向にずれて居るな。
 まぁ、あまり細かなツッコミを入れるのはどうかと思いますが、その内容を物語のネタにしようとするのなら、その内容に関してはある程度の造詣は必要だと思いますけどね。
 イカン、軌道修正した心算だったけど、まったく修正されていない。

 基本出落ちは読まない。物書きはすべてに造詣が深い必要がある……とまでは言わないけど、コイツ、まったく調べ物もせずに書いているんじゃないのか、と思わされた作者の作品も読まない。
 後は自分で妄想出来る、……と言うか、共感出来る部分がなければ読んで居ても苦痛にしかならなくなる、ぐらいですか。

 あまりにも自分と考え方が違い過ぎると流石に理解出来ませんから。

 こんな感じですかね。あまり書くとヤバい方向に内容がずれて行きそうなので、これにて失礼します。