つぶやき

海戦型
 
ネットニュース見てたら
学校の掃除の話がちらっと出てました。サボりが時々掃除で真面目になったら褒めるくせに、真面目な人がたまにサボったら怒られるのが不条理という話でしたね。

しかし、私はこの考えに賛同することが出来ませんでした。
というのも――実は私、掃除するの好きなので誰がサボろうが誰が褒められようが知ったことではなかったのです。
とりあえず掃除だ!自分の担当区域が終わったら暇になるので別の場所を掃除し、サボり10人分のツケとして残った埃相手に獅子奮迅の大活躍をしたり、同じ班の連中が全員掃除をサボった日には「足手纏いがいなくなったぜ!ここからは俺の独壇場だイエー!」とか本気で思って一人で掃除をやり遂げるほどの学校掃除好きでした。自慢じゃないですが1人で5人分は動いてましたね。
ウチの学校には定期的に掃除の評価に点をつけて優劣を競う美化週間というのがあったのですが、私以外のチェック係は馴れ合いの満点評価ばかりしてたので、真面目に見て回ってがっつり減点したりしてました。おかげで私が教室に訪れると皆の顔が引きつっていたのを思い出します。というか基本的に掃除時間の同級生は邪魔者でして、掃除がヘタクソだったらありゃしない。サボってる奴には役割を渡して「やれ」と迫り、箒で集めた塵の上に飴の包み紙を捨てられれば、無言でその紙を拾って捨てた奴の机に放り込む。掃除時間だけ一種の暴君でした。

この域に達すると教師でさえ私のチェックに逆らえません。真面目にやってると口では言いますが、その真面目ってどの程度の真面目ですか?教師から見てわかるレベルの真面目もやらないうちから掃除関連で他人をひがむのは私が許しません。お前も減点してやろうかー!