つぶやき

海戦型
 
言いたい放題言う話
※かなり長文で、しかも言いたい放題です。

「あまり多くを求めないことだ。とくに他人に対しては」・・・これ、レオ・C・ローステンという作家さんの言葉らしいです。
世の中の人は皆何かに追われ、苛立ってるものです。特に私なんかは気が短いので何かとイライラしやすいですし、ネットやツイッターでもアンタは一体何に怒っているんだと聞きたくなるほど攻撃的なことを書いている人を良く見かけます。そしてイラついている時ほど他人に多くを求めてしまいます。
やれああしろ、やれこうしろ、気が利くとか利かないとか、自分でどうにかしろとか。身近な人につい苛立ちをぶつけていたり、思い通りにならなかったせいで怒ったり・・・でもそれらの多くは結局独りよがりな不満でしかありません。そして不満はより良い状態を欲する欲求から生まれます。自分の中で勝手に膨らんでしまった期待値が無自覚に多くを望んでいるんでしょう。

これを見たとき、私は2つの事柄を思いつきました。
一つは自分の事。他人の小説や文章を読んであれが足りないこの表現が鬱陶しいとぶちぶち文句を言っている「読者様」の自分です。可能な限り文句は書かないことにしていますが、それでもいざ読んでみて期待外れだったりすると口で文句をたれてしまいます。この文句こそ「多くを求める」と同じことかも、と思うのです。なまじ長く創作小説を読んでると段々選り好みが激しくなっていかんですね。

で、もう一つ。実際はこっちが本題です。
コメントください、評価ください、お気に入り登録ください・・・・・・という催促文。こんなもの出しちゃいけません。何で評価されないのかなんて言ってはいけません。何でかって?原因が分かりきっているからです。何が原因かは言うまでもないですよね。

面白くないからですよ。
面白くないからくれと言っても貰えないんです。

よしんば入っても半分くらいは同情票です。寧ろ他に評価の低い理由はほぼ無いでしょう。無論ジャンルやタイトル、宣伝文が関係ないとまではいいませんが、最大の原因はそこに集約されている筈です。他人に評価に値しないと思われてます。感想書かなくていいやと思われてます。お気に入りにわざわざ入れる価値が無いと思われています。だから評価が低いんです。
挑発的なことを言っているようですが純然たる事実です。このサイトのレベルが低いか低くないかで言えば、総合的には低いと言わざるをえません。アルカディアとかハーメルン、なろうのレベルが高い方々と自分の文章を比べてみれば嫌でも分かります。文章量、表現方法、語彙、バランス、何より経験。負けまくってます。
もちろん私も負けてますよ。本気の小説家でない人に大差をつけられています。小説家を目指しているご身分じゃありませんが、それなりに敗北感はあるものです。だから未だに自分の小説に足りない所を埋めようとしてます。

本当に評価が欲しいならたかってはいけません。評価されない原因は自分と自分の作品にあるんです。たかったところで評価など得られません。そもそもたかっている時点で「自信があるのにどうしてみんな評価してくれないんだろう」という甘々な意識が丸見えです。何が甘いって、してない努力をした気になってるところがです。

点を入れてくれるように頼むのではなく、読者に点を入れさせてやると思って書かなければいけません。感想を書かずにはいられなくしてやると思ってストーリーを組み立てなければいけません。その為に、他人の小説を読んで自分が目指すレベルを正確に把握しなければいけません。他人に評価されるものばかり書けとは言いませんけど、自分の小説の面白さを伝えたいなら他人に伝える文章力は必要です。

他人に求めるのではなく、他人が求める小説を書くこと。それが本気というものです。 
黒猫大ちゃん
 
成るほど。
 流石に評価はいらない、とまでは考えていないけど(本当かな。かなり微妙)、独自路線を突っ走って居る作者には違い有りませんね、私は。
 実際、自分が書いている中の、どの部分が受けてお気に入りを入れて貰って居るのかがさっぱり分からない状態なのに、それでも未だ独自路線を全速力で走り続けて居ますから。

 ゼロ魔原作で受けていた『萌え』の部分は排除。ニコポ・ナデポなど知らぬわ。無双? そんな物は認めない。
 判り易いギャグ……と言うか劣化パロディなど使わない。
 矛盾はすべて排除。その為には多少の筋を変える事も仕方なし。

 原作ファンに取っては、ここまで変えるのなら最初からオリジナルでやれよ、と言われるレベルのシロモノですから。
 初めから、どの層をターゲットにして書かれた物なのか謎過ぎる作品ですからね。

 尚、私が文章力を磨きたいと考える理由は、読者に自分の作品の面白さを伝えたいから、と言う部分が大きい訳ではなく、もっと違う言葉。違う表現方法があるはず。それを自分の言葉として使って見たい。……と言う部分が大きいから。

 でも、そう言う人間でなければ、大多数の作品の中で埋もれている一山幾らの作品を百話、総文字数130万文字以上も書き続ける事など出来ないとも思いますが。評価が欲しいから書いているのならもうとっくの昔に投げ出して居ますって。

 最後。晩飯は御粥を食べて、少し食欲が出て来ました。食えなきゃ洒落にならない。
 知って居ますか。眠るのにも体力は必要なんですよ。本当に身体が辛い時には眠れません。
 でも眠れたなら、次に目を覚ませば、少し体力と体調は回復する物です。
 入退院を繰り返していた時は、そうやって回復させた物ですから。

 高熱を出して(これは意図的に)無理矢理にでも寝る。すると不思議な事に次に目が覚めると……と言う感じです。

 病院で、ヤバいから家族を呼べ、と言われた事が有る人間ですから。私はね。
 それではまた……。 
マルバ
 
返信ありがとうございます
期待点、ですか。たしかにそうだったのかもしれません。以前は実力以上の評価を受けていたのに、以前に比べればだいぶ実力がついた今は逆に殆ど評価されなくなったので、不安になりすぎていたようです。わざわざ小説まで見ていただきありがとうございました。

ぐさりときたと書きましたが、それは評価されるために書いているのではないと思いながらも、評価されなくて残念に感じる以上、なんだかんだ言って評価を欲しがっている浅ましさに気づいたからでもあります。

最近は「前より上手く書いてるのにどうして評価されないのか」→「私の小説が面白くないからだな」→凹む、の繰り返しです。精進していきたいと思います。 
海戦型
 
そうですか・・・
その辺の発掘事情には疎い方なので何とも言えません。
でも、評価を受けられる域にも達していないようなレベルの作品を掲げて評価をたかっている人は、私には許せないんです。宣伝する前に宣伝できるだけの中身を作品に詰めていない人です。何となくではなく明らかに書きこみ量や知識が足りていないと分かるだろうに・・・そんな人が本気出してるなんて誰が言えますか。
宣伝能力も本気で評価されたいなら自分で探り、他人に聞いて方法を研究するべきです。してないのならば・・・別に評価を求めてないか、気付かれる努力を怠っているか、本当の本当に運が悪いかです。その辺は個人の自由だと思います。1番目の人には関係ない話ですが、評価されたい癖に2番目にいる人は本気じゃないんです。

ランキングも評価も小説を探すツールでしかありません。でも、7割くらいは真実を物語ります。評価が高いものが面白いとは限りませんが、低いものに対してはかなり正確な判決を下しています。まあぶっちゃけていうとこの話・・・独自路線や評価要らない人にはほぼ関係のない話なんですけどね(汗)本気で評価されたいならそこまで考えてって話ですから。

というか、体調大丈夫ですか?言葉だけしか送れませんが、身体を労わってくださいね。 
黒猫大ちゃん
 
いや、多分、
 広告・宣伝能力の欠如も大きいと思いますよ。

 ある程度の文章力が有って、これで何故、評価が入ってないのか、と言う作品はいくつかありますから。
 確かに、時代やサイトのニーズに合っていない、と言う部分も有るでしょうが、まとめサイトやスコッパーに発掘されて大きく評価を上げる作品も少なく有りません。友人たちの作品がそうでした。

 後、身内で評価し合ったりする作者も居るので、そもそもこの評価、と言うシステム自体を私は一切信用していない。自ら読んで見て判断するだけ。ランキングは一切見ない。
 むしろランキングに載った作品は忌避しています。私の肌には合わない作品が多いので。
 私自身が、完結もしていない作品の何処をどう評価して良いのか判らない、と考える人間だと言うのも大きいと思いますが。

 こんな感じですか。
 体調が悪くて頭の回転も鈍い。まして、自分の更新も放り出している状態。
 ここまで書くのに、ヤバい事を書いては消し、書いては消しの繰り返しでしたから。

 尚、私は他人が求めて居る物を書いているのではなく、自分が求めて居る物を書いて居ます。
 それで無ければ、長く書き続ける事は、私には不可能でした。
 ……意思が弱いので。 
海戦型
 
悲観しすぎも良くないですよ
ちょっとマルバさんの小説を覗いてみましたが、固定ファンもちゃんといて点も入っているようじゃないですか。この点の入り方は同情票だけでは断じてありません。恐らく半分以上は「期待点」です。貴方の物語に期待して、投資のような感覚で点を入れているのだと思います。同情点よりも価値ある点です。大切にしましょう。
連載を始めて暫く経てば点やお気に入りの増加数が減るのは当然と言えば当然だと思います。最初の数話で「面白そう」と感じる人と「読まなくていいや」と感じる人に分かれるからです。それは個人差なのであまり深く気にしない方がいいです。減った時に現状で満足するかどうかで、取るべき行動が変わるというだけの話です。

一つ誤解しないでいただきたいんですが、本気じゃないとか評価されなくてもいいという考えは持っていても何らおかしい事ではありません。趣味の範囲で書いているならばなおさらです。小説を書く人間が全員本気でやらなければいけない謂れなどありません。
結局のところ、自分の努力した分だけ結果が帰ってくると言うだけの話ですから。自分が納得できるところで足を止めて良いんです。 
マルバ
 
ぐさりときました
私も同じようなことを考えるようになりました。予約投稿の時間になって、しばらくしても評価もお気に入り件数も増えないことを残念に思い、私の小説がつまらないせいなのだと自覚してしまいます。

一番面白くないのは、私が初めて小説を書き始めた頃の、つまり小説などとは口が裂けても言えない程稚拙だった頃の方がよっぽど評価されていたという事実です。
暁で評価を活発に行うユーザーが減ったせいだと考えたいのですが、私はもっと絶望的な予想をしてしまうのです。私の小説には同情票以外の評価点が入ったことはないのではないかと。

だから、私はいつも逃げています。ここに投稿する作品は一ヶ月かけて推敲したような本気の作品ではないのだから、評価されなくてもよいのだと。他人に評価されるために書いているものではないのだと。前者はともかく、後者は言い訳ではなく本音です。こんな態度だからろくに評価されないのでしょう。そんなことを考えてから今回の海戦型さんのつぶやきを読み直して、二重にぐさりときました。

中身の無い長文を書き連ねてしまい、すみませんでした。