つぶやき

海戦型
 
作者はキャラを支配できない
小説を書くのは作者です。ストーリーを考えるのも台詞を考えるのも然り。だからキャラクターは作者に支配されているとも言えます。でも中には作品の中から作者に干渉して屈服させてしまうキャラもいます。
そういう連中は途中から作者の筋書きを無視して自分のストーリーを作者に書かせ始めます。作者はキャラの奴隷になる。だけど、キャラが生き生きしてるのはいいことです。だからむしろ奴隷にされる事こそ理想とも言えます。

でも・・・時には作者にもキャラにもどうにもできない大きな流れに物語が支配されることもあるんだな、と最近よく思うのです。もう「佐藤さん」は私の手に負えません。アレはもう佐藤稔本人からも逸脱した概念的存在となって、物語の根幹を侵食しつつあります。

すまない、佐藤稔。私にはもう「佐藤さん」は支配できない。君も支配できていない。奴は野放しになってしまった。
 
海戦型
 
想定外ではあるんですけど
別に悪さをする訳じゃないんですよ、佐藤さんは。むしろ最近は思いがけず内容の目玉になっていいるような気さえします。幸い浸食されているエリアがギャグベクトルですし不都合は生じてません。
ただ「これ物語どころか自分の脳味噌まで浸食しようとしてないか?」という得体のしれない恐怖があったので、もうこれはコントロール不能だなぁと思ったのです。 
黒猫大ちゃん
 
自分が考えたキャラ設定的に考えて、
 無理がなければ……。いや、むしろそうあるべきだ、と思うのなら、それはやるべき。
 それはキャラが勝手に動いた、と言う現象の典型的な例だと思う。