つぶやき

Ardito
 
アンチ・ヘイト小説をどう思いますか?
本当に嫌いなアンチ原作読者さんが書くアンチ小説のことは横に置かせて頂くとして、

作品は大好きでキャラも愛してるけど、オリキャラや敵キャラその他に主人公を殺させちゃったりフルボッコにさせちゃったりするアンチヘイト作者やアンチ・ヘイト作品をどう思いますか?

私は基本的にキャラへの愛が感じられるのならば結構好きです。

過去に読んだもので好きだったアンチヘイト作品は、

①漫画の世界に神様転生→主人公サイドかと思ったら敵サイドだった。→原作の敵キャラ達に育てられ愛し愛され、主人公たちと戦わなくてはならない理由を知り、主人公たちのことは大好きだけれども原作知識を生かして一切の私情を挟まず一人ずつ計画的に抹殺していく。

②性格悪い主人公が、極めていたカードゲームの漫画の世界に暮らすモブAに憑依。→主人公たちを熱血バカだの暑苦しいだのと罵り見下し、それと共にに主人公であるが故のチートぶりを警戒して、できる限り関わり合いにならないように避けるが、逆に興味を持たれてしまう。→ちょっかい出されるたびに主人公たちをオーバーキルするが、なんだかんだいろんな事件に巻き込まれる。

こんな感じでした。
大好きでかなり嵌っていたのですが、やっぱり好きなキャラの悪口を作者のオリキャラに言われたり、挙句の果てには殺されちゃったりするのは絶対に受け付けないという方もいらっしゃると思います。

暁はわりとアンチヘイト作品がありますが、ここの作者さん・読者さんはそういう作品をどう思ってるのかなぁと気になって・・・。
率直なご意見を教えて頂けると嬉しいです!

◆◆◆ 以下関係ない話 ◆◆◆

何でこんなこと気になったかっていうと、この間SAO祭りなるものが開催されていたと聞き(読んだSAO作品に評価・感想をつけるという内容)100文字でも書けば感想書いてもらえるのか~じゃあ挑戦してみようかな~と思ったのですが、思いついたのがアンチヘイトものしか無かったという!!

やっぱり、二次作品って、「こういう展開があったら良いのに」「主人公がもう少しこうだったら良いのに・・・」「このキャラが死んじゃうなんて嫌だ!」みたいなある意味で原作への愛故の不満みたいなのが原動力になること多いと思うのですが、私の中にSAOへの不満が一切無いんですよね・・・。

キリト君はもう私の好みのド直球だし、サチも悲しいは悲しいけど救済する気になれない(主人公が十字架を背負う展開大好きです)し、PKプレイヤーも魅力的だし、やって欲しいオレTueeeeeは全部キリト君やってくれてるしで、せいぜいキバオウをフルボッコにしたいというくらいしか不満が無い・・・!

で、最初に考えたのが、システムの限界を超えたあの最終決戦で敗北し、無念の思いを抱えて散ったキリト君の記憶と感情がパラレルワールドの、まだデスゲームが始まったばかりのキリトちゃんに流れ込み、レベルは初期値でも経験と技術と未来知識がチートなTS物。

これは、結局キリト君のやってきたことに不満が無いため、原作と似たような展開を追っておしまいだっていう結論に達してボツ。

次に考えたのがPKプレイヤー主人公で、主人公は♀のヤンデレ。 キリト君にいろんな意味で惚れて原作を改変しまくりながら殺し愛を繰り広げるという内容。

こちらは結構膨らんだんですよね・・・。 でもやるからにはとことんヤりたいですから、キリト君がフルボッコにされるシーンだって出てくるわけで・・・どう思われるのか気になって結局書くのやめました^p^

何か物凄く長くなってしまいました・・・もうつぶやきでは無いですね。
返信が一つも付かなかったら切ないorz  
Ardito
 
ありがとうございます!
お二人ともご意見ありがとうございましたっ♪

「ちゃんと話に筋が通って居て説得力が有る」というのがやっぱり重要なのですね。

アンチのつもりがなくてもアンチのようになってしまうなんてこともあるんですか・・・作品への愛故なのでしょうけれど、一つのことであっても受け取り方は千差万別ってことなんでしょうね~^^;

アンチ作品は、作品としての完成度と別に、好きなキャラを冒涜されているように感じてしまう人やキャラが死ぬのが耐えられない人とかがいるからやっぱり普通の作品に比べて読者の反応が怖いので難しい作品だということですね。

アンチ作品好きなんだけれどなぁ・・・うん、書くのやめとこう^p^!
お二人ともアンチ作品にご理解のある方で、アンチ作品は何が何でも許せないよ~っていうご意見はありませんでした。
お二人のような方が多いと私みたいなのは生きやすいのですがw 
黒猫大ちゃん
 
う~む。
 アンチを書いている人です。すみません。
 あっと、黒猫大ちゃんと申します。以後、お見知り置き下さい。

 それで、私の作品の場合は……。原作の矛盾点を自分なりに消化して、更に、登場人物をマヌケにせずに普通人並みの思考を有するようにして行くとアラ不思議。何故か、アンチ物に成って仕舞った。……と言う事です。
 本人はアンチを書いている心算が、最初はゼロでした(長い方。短いヤツはそう取られても仕方がないとは思っていた)。
 指摘されて、そう見えるのか。……と考えて、タグを付けただけです。
 そもそも嫌いな作品(小説)を20冊以上、読む訳はないじゃないですか。
 それに、私的にはアンチだと指摘された箇所も、原作に書いている物を別の角度から見ただけで、言って居る事は同じ事を言っている心算だったんですけどねぇ。

 ただ、最近は少し開き直った感もなくはないのですが。

 おそらく他のアンチ作品を書いている作者さんも、大半は私のような感じじゃないですか。
 何処から何処までがアンチに分類されるのか判らないから、取り敢えずタグを付けて仕舞え、的な。
 まぁ、読者としての私の感覚から言うと、原作の筋をそのまま踏襲されるよりはその作者さんの独自の部分が存在していてくれる作品を好みますし、評価もしますけどね。
 アンチでも、ヘイトでも、ちゃんと話に筋が通って居て説得力が有り、物語が完結する事が最低条件ですが。

 こんな感じですかね。
 
海戦型
 
意見を求められてると聞いて
無駄に喋りたがりの海戦型です。

アンチ・ヘイト作品はそこまで多く見る訳じゃないんですが、個人的にアンチ・ヘイトものはやっちゃいけないラインがあると思ってます。言葉で説明するのヘタクソなので仮にですがAとBがいたとして、BはAを大嫌いだとします。そんでもって適当に設定付けして、っと。
①俺はAの事がスゲー気に入らないからお前の事ボッコボコにしてやるよ!
②A!お前はいつだって俺よりも先を行く癖にいつも手を差し伸べる。俺はそれが嫌だった・・・!
③A・・・お前のそう言う主義主張は昔にあったあの事件を正当化するようで嫌いだよ!

と3つ作ってみました。
①だと単なるクズヤローです。これといって理由もなく嫌いまくっているだけですから愛の入り込む余地もありません。一番読んでて嫌なタイプです。
②だと今まで溜まったものの結果ですから、こいつはそんな思いをしてたのか・・・とBに同情する余地が生まれ、物語の心理部分の深みが増します。
③だと見解の相違です。Bは確固たる意志と価値観を持っていて、それと照らし合わせた結果Aが嫌いという話ですから、その辺りをきちんと説明できていれば読者はある程度納得できるでしょう。
あと絶対的にダメだと思うのは悪口の際全然論破できてないのに作者の都合で論破したことになってる、というパターン。これはオリ主がというより原作キャラの意思を明らかに捻じ曲げてるのが問題ですね。

つまりアンチ・ヘイトに到るまでの過程がある程度読者に理解できる形で存在するかが大きなポイントだと私は考えます。そもそもアンチ・ヘイトというジャンルそのものがある程度否定されること前提のものですからね・・・
そこから先はキャラの死を目の当たりにしても平気かどうかという問題になるのでやっぱり人によるでしょうね。ちなみに私はなるべく死人が出ない方が好きです。でも作者のさじ加減でホイホイ生き残られるのもSAOっぽくないですから、ジャンルによってはある程度許容されるべきかなーとも思います。