つぶやき

海戦型
 
悪癖
作者の呟きってもっと積極的に使った方がいいのか?と思ってちょっと積極的に使ってみる。長文注意!


最近ちょっと自分の悪癖に悩まされています。
何に悩んでいるかと言うと・・・ネット小説にプロローグがあると、ごく自然な動作で無視して1話から読もうとする癖があるんです。だから小説の導入部分を見てすらいないと。


プロローグって二次創作小説にはあっても無くてもいい部分だと思います。人によっては第1話=プロローグって感じの扱いの人もいますけど、個人的にも本来的な意味でも別物です。この認識が非常にいけない。
プロローグと銘打ってはいながら実質的に第1話な小説でも、自分はプロローグと書いてあるとそれだけで無視してしまうんです。だって導入部分は読んでも読まなくても物語の理解にはあんまり支障を来さないし、プロローグなんて大抵は読んでて「フーン」で終わるようなものです。特に二次創作小説は人気ジャンルであればあるほど同じような内容のものがごった返してますからプロローグもみんな似たり寄ったりで凝った内容の人なんて殆どいません。

何より読む際の心理状態。こっちは大量に溢れる小説の中から「あ、これ面白そうだな」と思ったものだけ見つけて読みたいわけだから、ツマンナイと思ったものをどんどん切っていかなきゃいけません。そうなると大して面白い内容にはならないプロローグを読んでも参考になりにくい。参考にならないまま1話2話と読んで行って面白くないことが判明したら、プロローグを読んだ分の集中力と時間が非常にもったいない気がしてくるんです。


特に神様転生モノのプロローグほど読む価値のないものはありません。
テンプレですからワンパターン。神様が無駄にフランクとかロリとか美人とかギャグ言うとかくだらねー理由で死んだからうんたらかんたら・・・チート能力をなんたらかんたら・・・無駄に個性を出そうとしてますが、読み手側はそんなもん腐るほど見て来てます。態々プロローグに一話分使ってまで長々やる必要なんてどこにもありません。
タグに神様転生と付いていれば読み手はそれで察します。どこどこの作品のチート能力を持ってるよってタグについてたらその時点で主人公が何の力を持ってるか理解できます。なのに全く面白くも無くてスカスカで見え見えなプロローグをやる。

1ページ分の損です。そんなことやる位なら導入部をコンパクトにまとめて第一話と併合してしまえばいい。1ページ分余計にクリックとスクロールをさせる行為を読み手にやらせないで欲しいんです。たったそれだけのことで、と思うかもしれませんがネットと言う環境ではそれ一つが大きな心境の差を生みます。


・・・が、しかしここで問題が。
神様転生でもそれ以外でも、時々非常に凝ったプロローグを書いてらっしゃる方と言うのは存在します。作品の雰囲気が良く伝わる「これぞプロローグだ」と褒めたくなるようなものだって勿論あります。自分の作品にも「プロローグの段階でオリキャラが受け入れられるキャラかどうか知ってもらいたい」と言う意味を込めてプロローグを用意しているのがあります。

そう、それすら自分は癖で飛ばしてしまうんです。作者の意図をガン無視して。だから困った癖なんですよね・・・トホホ