つぶやき
と言いつつ雑談です。戯言です。というより自分の持論を公開するだけです。
では。
科学の究明で最も効率的な手段って人体実験ですよね？ マウス実験とかラット実験とかは、所詮『マウスの場合、ラットの場合』と限定された効能なので、実際免疫能力とか諸々が違う人類が使った場合その結果はわからないわけじゃないですか。
極論、人間を使った人体実験が最も高効率大成果を上げられる方策だと思うんですよ。
そも、科学にとっては人道とか倫理って、縁遠いというか程遠い存在だと思うんですよね。科学の前身である錬金術だって人道ガン無視で人間造ろうとしてましたし。
結局、人道とか倫理とかより科学は結果と論理を優先するべきかも。
そんな持論を持っている所為で、自分の作品の科学的組織は大体人体実験とか平気の平左でやってのけます。
いと恐ろし。
こーこーせーの戯言に丁寧な返信、ありがとうございますm(_ _)m
自分はまるっきり『この薬で世界征服してやるぜー』みたいな思考回路でした。
自分もどちらかというと性悪説支持の人間なんですよね。だってそんなに人間綺麗じゃないもの。だからこそ、今までの歴史を振り返ると『うわぁ……』となることもあるわけです。
でも、やはり今までの科学の歴史が無ければ今の科学が無いわけですから、錬金術が無ければフラスコの開発もされなかった可能性もありますから、そういう面では現代に大きく寄与したのでしょうね。
おそらくN.Cさんが挙げておられた『科学』は狭義的で、『自然科学』のことと思います。物理学、化学、生物学など理系として一括にされているヤツです。
一方で広義の『科学』には心理学、社会学、言語学など文系要素が多分に含まれる『人間科学』もあります。
私は大学で後者を専攻していましたが、私の思う『科学』とは、1).現象を理解し、2).1における原因究明のための推論・考察を行い、3).2に基づく実験・実証、によって成立します。
さらに、3)から得られた結果・結論をもって、4).知識・文化・社会の発展に何らかの寄与をもたらす目的で行うものを私は個人的に『科学』だと思っています。
つまり、『この薬や武器で世界征服してやる！』などといったいわゆるマッドサイエンティストの行為を『科学(的行為)』とは呼びたくないワケです。
性悪説派の私にとっては人間の倫理観など信じられたものではありませんし、『科学』には功罪もあり、理性で制御できない点も認めます。が、彼らの行為や結果が百害あって一利なしである以上、私は彼らの『科学』を否定すると思います。
錬金術においても、私はホムンクルスや賢者の石などに関しては宗教・神話的概念や今とは異質な空想科学的理論の影響が強いように感じますが、化学的知識の取得という側面で多大な寄与があったと思います。
2013年 11月 11日 23時 19分