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作者のつぶやき
つぶやき
どっぐす
2024年 02月 27日 13時 55分
『邪教、引き継ぎます』の設定について(原作ドラクエ2との相違点や、参考にしたものなど)
・悪魔神官
原作では雑魚モンスター扱いで無数に登場しますが、本作では一人です。
思えば、ゲーム以外で登場するとほぼ100%格上げされる不思議なおかたな気がします。公式ガイドブックの時点で「幹部会議の議長」なので既にボス級&一人となっている感じですね。
・祈りの指輪
本作では護り石のようなもので、命の危機で発動するオリジナル設定になっています。
小説ドラゴンクエスト2で呪文のSP増?的な不思議な効果を持つ設定になっていたので、本作でも何か考えてみようかと思ってそうなりました。原作ではMPをほんのちょっと回復するだけでしたね。
当初ルビスの護りを出す予定でしたが、魔術師がルビスの護りで助かるってどうよというのがありボツにしました。
・ハーゴンの神殿の崩壊について
SFC版原作でハーゴン討伐終了後に塔ごと崩れていたので、その設定を採用しています。
・いかずちの杖
悪魔神官専用武器だったり精霊の力があったりという小説ドラゴンクエスト2の設定を少し意識しています。
デザインはシリーズによって異なるようですが、本作では初代デザインのオーブ二つ&先端にドラゴンの像が付いたものを想定。
・ハーゴン教団の目的
本作では“破壊”がその先の理想世界の創造を見ているということになっています。
原作ではハーゴン本人はほぼしゃべっていないので、これもオリジナル設定ということになると思います。
ビルダーズ2の世界はハーゴンが作った幻の世界だったと思いますが、破壊を救済と捉えている節があったようなので、いちおう矛盾はしていないと信じたい。
・ハーゴンの神殿に魔術師がいる
原作に魔術師はいないのでオリジナル設定です。
現実的に考えて下っ端がいないと雑用をこなす人がいないため、まあ居たんでしょ? とは思っています。
・ローレシアの王子の髪の色
本作ではまだ描写がありませんが、黒髪の設定です。
原作では髪が見えないので不明ですが、公式ガイドブックは黒髪で長さも割と短めになっています。
最近の派生作品では銀髪になっていますね。
・ロンダルキアから大灯台が見えるのかどうか
原作では大灯台の兵士がハーゴンの神殿を見張っていることになっているので、
ロンダルキア台地の標高 < 大灯台の高さ
と考えるのが自然と思います。バベルの塔のように500mくらいはある感じなのですかね?
本作ではロンダルキアの峰の間から大灯台の光が見えるという設定になっています。
・バピラスの立ち位置
原作では特に言及されていません。出現場所は主に海域ですが、満月の塔でも出てきましたね。
公式ガイドブックにある組織図ではアークデーモンの指揮下に入っているので、本作でもそれを採用しています。
・大灯台最上階にいる戦士
原作では「ずっと前からハーゴンの神殿を見張ってきた」というセリフがあります。ただし自身が何者かについての言及はありません。
『知られざる伝説』ではその正体がムーンブルクの兵士であり退去命令が来るまで任務を続けなければならぬという話になっているのですが、本作ではそれともまた少し違う設定にしています。
・サマルトリアの王子の容姿
本作ではSFC寄りと考えていただいて問題ありませんが、FC版(クリリン似)もデフォルメされている絵と考えれば、そもそもFCとSFCは同じと考えてもよいような気がしています。個人的にはどちらも好き。
装備は原作で十分ありうる隼の剣+力の盾という設定です。ただしマントは原作の大きさでは身分を隠せませんので、最低でもスキャンバトラーズ版以上の大きさを想定。
(どうでもいいと言われそうですが)インナーの色はFC原作のみ緑色で比較的ダボダボですが、他作品は全部黒でピチピチですよね? FC版公式ガイドブックですら黒ピチピチになっています。あの素材がザラザラなのかツルツルなのか気になって夜も寝られません。
・マホトーン
本作ではターンで切れるドラクエ7以降を意識した設定にしています。さすがに永遠に効果が切れないってわけにもいかないので。
FC版原作では一度かかったら戦闘が終わるまでは切れません。
・ベギラマの威力について
本作では威力十分なSFC版に近い設定。術者によって威力が異なり、サマルトリアの王子のベギラマはおそらく世界最強。
FC版原作では弱くて少し残念でした。
・キラーマシン
FC版原作および漫画版ダイの大冒険ではキラーマシーンになっていたと思いますが、他はすべてキラーマシン表記になっていて、今もそれが生きている表記ということになっているようなので、そのようにしています。
彼らの起源については、ゾーマが召喚してそれをハーゴン教団が発掘・起動させたものという『モンスター物語』の設定を取り入れていますが、オリジナル設定も含んでいます。
・バーサーカー
19話で『日が当たるところで堂々と暮らすのがオレたちバーサーカーの悲願』というのは完全にオリ設定です。
原作ではロンダルキアへの洞窟とハーゴンの神殿でしか出現しませんで、メラニン色素豊富で日差しに強そうなのに洞窟民なのですよね。
・ギガンテスのサイズ
原作ではサイズを知るすべがあまりない気がします。
本作はアニメ版ダイの大冒険やDQ10あたりで感じられるくらいの大きさを想定。
・シルバーデビルのベホマ
ベホマは自分にしか使わない設定になっていたという事実に、オリジナル版プレイ当時は気が付いていませんでした。
本作では主人公フォルの下について初めて他者に使うことを知ったという設定にしています。
・ルーラの仕様
ほぼ原作どおりのつもりです。空は飛びますが、好きなところにはいけません。
・ザオリクの仕様
本作では戦闘不能~心肺停止で肉体が保存されているなら復活可、というような感じです。完全な死は蘇りません。
DQ7の小説の設定に近いと思います。
・ハーゴン教団の支部や信者の位について
公式ガイドブックに準拠。
支部二つを統括する形で地区本部。支部長は妖術師で、地区本部長は地獄の使い。
教団内での地位は、魔術師 < 祈祷師 < 妖術師 < 地獄の使い。
・ムーンブルクの王女の容姿について
原作(FC版)を想定しています。
が、原作の箱……表の絵は紫色の髪で、裏の絵は金色の髪となっており、すでに二種類あります。
表が鳥山先生の絵なので、本作でも紫の髪としました。
・海底の洞窟
原作では教団第二の拠点とは明記がありません。ただし礼拝堂があったり邪神の像のような重要アイテムがあったりしますので、まあ間違でもないのかなと。
洞内気候については自分で勝手に考えましたが、こうじゃないと使用できんだろというのはあります。
スカルナイトの設定もほぼオリジナルです。あまり派生作品でも語られることがないモンスターですもんね。
水汲み場も完全にオリジナル設定で、原作には存在しません。
・竜王のひ孫の設定
ハーゴン教団を良く思っていなかったというところは原作準拠です。
悪魔神官に会ったことがあり、彼については認めている……というのは本作オリジナル設定だと思います。
・神殿の礼拝堂にある『巨大な三又の槍のようにも見える石像』
FC版やSFC版では十字架の像が使われていました。スマホ版あたりから十字架の横棒部分の先が上に曲げられ、三又の槍のようなデザインに変更になっていたと思います。
たぶん十字架だといろいろ問題があるということだと思うので、本作もそちらのほうに合わせました。
・デルコンダル王の設定
カンダタの末裔というのは小説版の設定を使わせてもらっています。
微妙に金の亡者っぽい設定は微妙にオリ設定ですね。
・オブシディアン
黒いガラス質の火山岩です。日本史の授業で習う黒曜石ですね。原作には登場しません。
2024年 02月 27日 13時 55分