つぶやき

海戦型
 
自分の作品は面白い?
実を言うと自分でも何度も考えたことのある話だったりするのですが、自分の作品を面白いと言えるか?という疑問を少しばかり。もし暇つぶしにでも読んでくれる人がいたら、一度自分の中で出た答えとか聞いて参考にしたいなーとか思います。


まず、自分の作品は面白いと声高々に宣言する人の気が知れない、というのは思う所です。
私の知る限り、私より面白い、比較すると自分が滑稽に見えるような素晴らしい作家さんというのは星の数ほどいる訳で、その中で自分の作品は最高だぁ、なんてのはただ「本物」を知らない、或いは他人の作品を評価する気がさらさらない精神なんじゃないかと思えます。

しかし同時に、面白いの幅によって考え方は全然違うなぁ、と。
別に凄い小説の賞を取ろうとか、そういった次元での話にまで発展させないのであれば、そこそこ面白い出来になる作品だって出来ることはあるでしょう。自分で書いた文章に自分でクスリ。ある意味作者として楽しい瞬間の一つです。もちろんそれが自分だけ面白いと思っている可能性はあって、他人に見せてみると唾吹きかけられるようなものの可能性もあります。

じゃあここで一つ、作者としてクエッション。
書きたいのは自分だけ満足できればいい話?
それとも他人が見て満足してくれる話?

自分では自分の書きたいものだけ書いてればいいわけだけど、いざ公開してみると他人の忌憚のない意見によって自分で自分の作品を見る目が変わったりして、気が付くと他人の意見やウケというものを意識してしまう。これは改善なのか、それとも作者として日寄っているだけなのか。
ここは正直、私も明瞭な回答を見いだせずにいます。自分の書きたいもの書くんじゃー、という気持ちはあるけど、他人に指摘されて「ああ、これは駄目だ……」とへこむときもある。実際にはそれ以上に自分の伝えたかった情報が相手に正確に伝わっていなくて四苦八苦することの方が多かったりはするのですが。

そういえばもう覚えてる人もいないでしょうが、昔に「小説が評価されない理由なんて作品がつまらないこと以外にないだろ」などとつぶやきでぶっ放したことがありました。その時に本気で評価して欲しいなら評価される小説書けや、などと書いたのですが、今になって思えばこの発言は結構曖昧でしたね。大衆受け狙えと書いてるようにも見えて、作者の書きたいものを無視した意見ともとれて明瞭じゃなかった。うーん、未熟者ですね。結局そこは多くの人が抱えるジレンマなのでしょうけど。

で、私は結局どうしたのかというと、全くここの意識は一つに絞れていないし、絞らないまま今を過ごしています。

他人の意見や作品に影響を受けるのはもうしょうがない。遮断するほど頭を凝り固まらせられません。
自分の作品が最高だとは思わないけど、最寄りの作品を見て「こいつには勝てる!」と競争意識は持ちます。
つまるところ、時間と思考が許す限りは面白いものを書けるよう追及をしていくことにしてます。

文句のつけられない面白さは持っていないけど、自分がどこのどの場面でどんな勝負を張れるのか考えて、面白くない所を面白くしていこうとジェラシーのような意識を持って自分を炙る、というのが私の今のところのスタイルだと思っています。

結論、自分の作品は最高には面白くないけど、面白くするのが作者の仕事。
他人の自慢話を聞いてる暇があったら、自慢話している人を超えるものを模索した方がケチつけるよりは生産的かな、と思っています。ヒドいオチだ。 
海戦型
 
ありがとうございます
いわゆる狭い幅での面白さですね。何だかんだ、書いてるとき一番面白おかしいのもそういう作品だったりします。とはいえ最近はあまり続きを書けてなくて若干申し訳なくもあったり。 
Y.T
 
十分面白いと思います
まあ、主に没ストーリー倉庫くらいしか目を通してない無いですが(´・ω・`)スイマセン
自分読むの遅いし、主にハーメルン方とか読んでるんでダン梨すら読むの手間どる始末ですが・・・安心して?読める独自の分析を交えるた日常系ギャグ物とか、面白いし心にゆとり?が出来るというか、海戦型さんの創作楽しみにしている一人のつもりだったりしてます。


 
海戦型
 
ありがとうございます
そう正面切って言われると微妙にテレますね。
もともと私が小説を書き始めたのは、自分の好みの二次創作がなくなってきたからというのがあります。もしかすれば私がいなくなった時、都屋司さんが似たようなことを考えて文字書きになったりしたら面白いなぁ、などと訳の分からないストーリーを想像しつつ。

ちなみに小説に行き詰まって悩んでるとかそういうことじゃなく、暇な時にこんなこと考えることもあるよぐらいのつぶやきなので居なくなる予定とかはないです。 
都屋 司
 
面白いと思いますよ
私としては、自分の想像の中にない、でも自分好みの展開を求めて探して読んでいますので、貴方様の話がとても好きです。

文を書く人は、何度も同じ話を頭のなかに繰り返しながら書くので、面白くないと感じてしまうと聞きます。

どうか、どのような形であっても貴方様の話を読ませていただきたいです。