つぶやき

海戦型
 
レッドリボンの意味
12月1日と言えば『世界エイズデー』に定められた特別な日であることは皆さんご承知の事と思います(←?)。

しかし承知しているだけでは意味がないのがこのご時世。それが証拠に今年の世界エイズデーのキャンペーンテーマは『知っていても、分かっていても AIDS IS NOT OVER』です。新規HIV感染者報告数は減ってこそいるものの、数そのものは未だに年間1000件を超えているとか。しかもこれは発覚した分なので、潜在的には更にいるでしょう。

まぁ、だからといって齧りつくようにエイズについて調べろとか人権意識云々といった偉そうなことを言うつもりはないのですが、事実としてそういう日が存在し、存在する理由が我々の社会の内にあることを知っておくのは有意義なことです。
これはエイズデーに限りませんし、常識人としてだけでなく文字書きとしても同じです。
世界を知らない人が世界を書くと、ひどい内容が出来上がる率が高いです。

私はエイズについては学校の講演会や保険の科目で一通り習いましたが、日本全国の学校のどこまでがそういう事をしているのか知りませんし、世の中にはSAOのユウキ関連でエイズの詳細を初めて調べた人とか多分いると思います。
きっかけは何でも構いませんが、一番怖いのは知らないまま生きていることです。
そして次に怖いのが、得た知識にリアリティを抱くことが出来ないこと。
「レッドリボン」の意味なんて知らなくたって全然生きていけますが、知らないものを知ろうとするかどうかで将来的に大きな違いが出てくるかもれません。

以上、結局今日もどうでもいい話でした。