つぶやき

海戦型
 
解き放て、鋼の刃――
スパロボOGMD、やっと1週目が終了しました。言うまでもなく以降ネタバレ注意。


第二次OGの続編ということで今度は何をやらかすのかと思って蓋を開けてみたら………いや、驚きました。何に驚いたって、ザコどもの回避率と命中率の異様な高さです。これまでそれなりにスパロボをやってきましたが、ここまで回避率と命中率が安定しない戦いを強いられたのは初めてです。
正直このゲームにアルフィミがいなかったらやってられないレベルで命中率に苦しめられました。あの低コストとSP回復の2セット+SPドリンクのセットがなければとてもではないけどSRポイントを40以上手に入れる事はできなかったでしょう。
また、そのSRポイントも前半での条件達成が難しかったです。その主な理由が凄まじいまでの出撃枠の狭さ。面子が揃ってきても出撃枠があまりにも狭すぎて碌に出撃させられないメンバーが続出して心底辛かったです。いったい何度出撃枠を前に頭を抱えたことか……。
とにかく、改造と出撃枠増加が訪れるまで苦しかった記憶しかありません。揃った後はそんなに苦労はしなかったかな。

もう一つ加えるならラマリス殲滅ステージはもう二度とやりたくないです。地形も相手もしんどい部分しかなかった。………あとボス勢は正直大したことはなかったです。一番の不確定要素であるMAP兵器も味方を巻き込まない設定のせいか敵放置で対策出来ましたし。後半はHPが減るごとに精神コマンドをかけてくる御仁もいましたが、1ターン待てば全部解けるから意味は感じませんでしたね。SP節約職人のプレイヤーには屁でもなかったと思います。

さて、闇が深ければそれだけ光も強くなるのが世の常というもの。そろそろストーリーについて触れます。

まずスパロボGC/XO勢は……通ったルートのせいもあるかもしれませんが煮え切らなかったですね。アニメーションも良かったし敵勢力の詳しい事情など設定が増加したのはよかったですが、そんなに活躍している感がなかったです。ジーベ・ドライブもあれだけ引っ張った割には扱いが悪い……。それとも次の作品で更なる重要な役割が待っているのでしょうか。
しかし、いくらなんでもラブルパイラのあの扱いはひどい……完全にガウ=ラ・フューリアの前座で下位互換じゃないですか。おまけにガディソード人皆殺しだよ。ヴォートはまだ死んでないかもしれないけど。
あ、個人的な話ですがヘルルーガステージは全ステージで一番きつかったです。後ろから迫ってくるバラン・シュナイルの恐怖に若干ながら敗北を覚悟しました。逆にヘルルーガそのものは単なるザコでしたけど。フェアリさん、次回作から「アキミ(アケミ)様」って言ってくれ。
あとクロイツ・ヴァールハイトやクラウドハーケンなど……版権のせいで出せなかったらしいですね。楽しみにしてたのに……無念。

そしてJ。こっちは総合的に良かったと思います。原作以上にフューリーの内部事情が掘り下げられ、新キャラたちもいい味を出していました。味方勢も主人公だけあって細かい描写から大胆な姿まで色濃く描かれていてよかったですね。テニアとアラドの大食い無敵コンビが誕生したり、原作だと割かし空気だったシャナ=ミアがG・ドラゴデウスに乗ったり……あと一番盲点を突かれたのが時流エンジン復活の流れですね。いやーやっと戻ってきてくれました。そういえば皆さんご存知かと思いますが、グランティードと合体したあの竜、実はフューリーのご神体だったって設定はJ時代からあったんですよね。本編では1ミリも触れられませんでしたが設定資料にちゃんと書いてあって「そんな設定あったの?」と思ったのを覚えています。
しかし、絶望総代が冬眠装置のエネルギーを使ってしまうほどに狂ってなかったのはちょっとスケールダウン感が否めませんね。あのカットイン付きの「絶望せよぉおおぉおをを!」のインパクトが欲しかった――いやでも必殺技のアニメーションは鬼気迫るスケールでびっくりしましたが。

他、ダークブレイン残党。なかなか愉快な連中なだけに倒してしまうのが惜しい感がありました。スカルナイト、敵としてでもいいからまた会おうな。
しかし結局ラマリスって何だったんだろう……。悪霊……邪念……まつろわぬ、霊?い、いやまさかな。

次、ゴライクンル。結局ゴモウドッカが何者なのか分からずじまいで終わってしまいましたね。ただ、あの機体に乗っていたゴモウドッカは恐らく本物とは違うか、或いは本物という概念のない存在なのかもしれません。奴ともいずれ決着をつけなければなりません。

あとドゥバン。なんか条件満たしたら最終話で味方になってくれるらしいんですが、あいにく私は最終話でガイストに狙われた時のセリフで出てきたドゥバンを見て「生きとったんかワレ」と呟く程度にフラグ立ててませんでした。一週目は攻略サイトは見ないことにしているので致し方なし。

最後にゼ・バルマリィ帝国観察軍。久保、ジェルバ壊滅、雷鳳強化、バラルの園………第三次αの開始に必要な因子が集まりつつあります。

更に今回、ラストにみんながやらかしました。

シリーズ前代未聞、あのクロスゲートを真っ二つに粉砕!!

いやぁ、今までまったくそういう発想が出てこなかったというかなんというか……まー気持ちよくぶっ壊してくれましたね。これもうα勢超えたかもしれませんね。クロスゲートがなくなった以上サルファと全く同じルートは辿れなくなったわけですが、果たしてそれが今後の物語にどう影響するのか気になるところです。

コメント全体を見れば不満が多いように見えるかもしれませんが、これでも私はOGMDをかなり楽しみました。隠し要素回収の為に2週目も遊びますし、見てないストーリーや3人娘それぞれのエンドも見たいですからね。


最後に一つ。


前作から思ってたけど空戦前提のビルトビルガーが空中適応Bって絶対におかしいよね!? 
海戦型
 
面白かったですよー
スパロボとは選ぶものに非ず、買うものなりけり(※スパロボ学園は流石に除く)。
OGMDは他にも今後のスパロボにとってかなり重要になりそうな要素が少しずつあったし、何より魔装機神シリーズとの絡みからトンでもない事実が判明したりと、外伝っぽいながらかなり濃密な内容でした。難易度はキツかったですが値段分楽しめるモノだと思いますよ。 
Y.T
 
スパロボOGMDは面白かったですかー!(・∀・)
なんか直にアマゾンの広告で31%割引が出てたし・・・Vは兎も角ムーン・デュエラーズは元からするつもりは無かったが(・ω・`)

>シリーズ前代未聞、あのクロスゲートを真っ二つに粉砕!!
正に神をも恐れぬ所業、イイゾモットやれ!(おめめぐるぐる)
自衛隊彼の地にて斯く戦えりのゲートみたいに時空災害とか真っ先に浮かんだ、スパロボファンなのに・・・

オチを含めて良作?感が出る感想でした。