つぶやき

N.C
 
争いって何で起こるんだろう……。
下校中、なんとなしに、とはいえ真面目に考えてみました。
結論から言うと、争いって『環境によって変動する価値観』と『本質が理解できないという人間の真理』が原因で生まれるんじゃないかな、なんていうのが自分の弾き出した結果です。
環境っていうのは、自分の周りに存在する事象の総称みたいなものだと思います。それによって構築された価値観というのが、まず一つであると。譬えるなら、戦争やらなんやで人死にが当たり前の地域では、歩道の中央で人が死んでいても平気で素通りできます。これは『戦争』という概念が生んだ希薄な生命倫理だと捉え、例としてはいい譬えです。
次いで、『人間の真理』について。
当然のように、人間は物事を完全に理解することはできません。上っ面で理解できている振りして、その本質を何一つ理解していないんです。人間の真意も然り。人間の思考なんて見えませんし、時々使われる『わかりやすい顔』だって、その顔を見る人間の価値観という『基準点』によって生まれた独自解釈です。まあ、わかりやすい顔自体はあくまで比喩ですが。
人間は、価値観という基準点と人間真理という不明瞭な唯我によって事象を判断するのかなぁ、なんて。戯言ですけど。
要は、価値観と人間真理が複合して初めてそういうことが起こると思います。

最後に余談ですが、『固定観念』もその一因と考えていたり。洗脳も固定観念の植え付けと同義だと思いますし。

ま、ガキの戯言です。聞き流してください。