つぶやき

バンチュウタ
 
ラストナイツ
紀里谷和明がハリウッドで撮ったということで、観に行きました。
宇多田ヒカルのPVはすごく好きで独特の映像センスがある人なので注目しているのです。
映画もキャシャーン、GOEMONと観てはいます。
映画としてはいいと思う作品はいままでのところなかったのですが、キャシャーンやGOEMONには映像的なおもしろさはあったと思います
さて、今回の作品は、とても平凡な作品になっていました。
個人的な推測では紀里谷監督は、真面目の人で、社会問題とかそういった視点を盛り込まねば、みたいなところがあったために、キャシャーンなんかが中途半端な作品になってしまったのではないかと。
もっとエンターテイメントに振り切れば、観て、スカッとする作品が作れる力量があると思うのです。
しかし、今回も、そういう意味ではいい落としどころではなかったような気がします。
話としては3作の中では一番まとまりがあったものだと思いますが、映像での魅力がなく、平凡な作品になってしまったように思いました。
もっと紀里谷節を出した上で、物語をまとめてくれるといいのに、と思います。もっと話は単純でいいんだと思うのですが。