つぶやき

絶炎with八咫烏
 
今日見た夢を小説風に
轟音。
炸裂。

宙を駆ける亜音速の銃弾は、宝石店のショーケースを完膚無きまでに叩き割った。
アニメか漫画のような覆面を被ったその男は、両手に抱えたアサルトライフルをこちらに突きつけてくる。

脱出は不可能だ。外に繋がる道は防火用のシャッターで閉ざされ、携帯電話はそのテロリスト達に奪われた。

家族達も恐怖に肩を震わせている。人質として囚われている者の中には、あまりの恐怖で気を失った者も居た。

そしてテロリスト達は、新たな見せしめのため、引き金を引き絞る。
銃口が向く先は、自分の脳天。

終わった――そう確信した。

その時だ。

突如広がった濃密な闇が、世界を覆い隠したのは。

何も見えない暗闇の中で、生々しい音だけが響く。

ぐちゃり、ぼちゅっ、ぶちゃっ、どちゅっ。

暗闇は、人間を恐怖に陥れるという。
しかし、その暗闇は違った。

どこか暖かい。孤独は感じない。母の腹の中に居る赤子のように――

闇が晴れる。
テロリスト達の姿はない。シャッターも突き破られ、大穴が空いている。

そして、そこに立っていた者は――

黄金の髪と、輝く紅い瞳を持った、幼い少女だった。








結論。

ルーミアさんマジかっこかわええ!←