つぶやき

海戦型
 
消えたヤツ
部屋を変な虫が飛んでて鬱陶しかったから叩き潰したら、死んだ形跡があるのに死骸だけがきれいになかったんですよ。周辺を探しても一切見当たらない。いったいアイツはどこへ行ったんだ?と首を傾げました。
掌の狭間に消えたヤツはどこへいったのか。まさか私の掌が生み出したエネルギーが次元の門でも開いてどこか別の世界にでも飛び立ったんだろうか?
日常ではしばしば「あれ?」と思うような地味な不思議に溢れています。それらすべてに理由があるのだとしたら、我々の世界も案外ファンタジーワールドなのかもしれません。

まぁ実際にはそんなことあるわけなく、これを書いてる途中に死骸は割と近くで発見されました。
でも、もしも本当に虫が別の世界へ飛び立っていたら、一体何がどうなったんだろうか。
異次元型バタフライエフェクト。昔に暇つぶしで書いた幻の駄作「台車男」に続くバカ小説を……書く時間が取れたらいいなぁ、というお話。

ちなみに台車男は→(http://www.akatsuki-novels.com/mutters/view/7702/user_id~15354)こんなの。