十二話 美女(シスター)
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ゃかすようなニヤけている顔で尋ねた。
まあ、冗談だ。蓮には幼馴染とつけているのだった。
だが蓮の言い方は十分に誤解を招くような言いぐさだった。
「…おい」
「えー!? ひろとクンの彼女!?」
と大声で大げさな声を出したのはエレナ。レストランのそこら中の壁に反射して響き渡った。そんなに俺をちゃかしたいのか。
だが広翔は全く赤面にはなっていなかった。
「ひろとぉ? 私の前では彼女を作らないという約束は?」
と子供じみたようなことを発して笑っているのか少し怒っているのか分からないような表情をする加奈。
めんどくさい、と心で思うのは広翔。
大きいため息一つ着いた広翔は、
「加奈、海波(うみは)だよ。 桐生(きりゅう) 海波(うみは)。」
と加奈に向かって言った。
「えっ!?」
やはり少しばかり驚いたリアクションをした。
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