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月の姫の現代入り
日常ハプニング2
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「ふぃ〜今日も疲れた〜」

健吾は会社から帰路についていた。思ったよりも仕事が長引いて遅くなってしまったのだ

「依姫はちゃんと飯食ったかか?食ってないなら早めに帰るとしよう」

そう言って自転車のスピードをあげる。数分後には家に着いた

〜自宅〜

「ただいま〜」

鍵を開けて中に入る。だが、依姫の返事が帰ってこない

「? 依姫〜?まだ寝るには早い時間だがな・・・・・・」

電気は付いているが気配を感じられなかったのだ。と、そのとき

「おうふ!?」

健吾は横に避けた。壁にぶつかりはしたが、自分のところにいたものを見て絶句した。ドアに刀が刺さってたのだ

「おかえり、健吾」

そこには依姫がいた。笑顔で。だが、刀と目が笑っていなかった

「お、おう。ただいま。・・・・・なんだ。いきなり刀を向けて・・・俺なんかやったか?(やばいいやばい!!!!マジでなんかしたか?俺!)」

「少しばかり、健吾がおイタをしたから、お仕置きに、ね?」

そう言って刀を向ける

「マジですまん。なんのことやらさっぱりだ。思い当たる節がない」

「あらそう・・・・・なら、思い出させてあげましょうか?パソコンのフォルダー・・・・・・」

独り言のように呟いたキーワード

「パソコンのフォルダー?・・・・・・・・・!!!」

健吾も思い出したようだ

「あら、思い出したって顔ね?嬉しいわ」

「見ちまったのかあれを・・・・」

「なにか言うことは?」

「す、すいませんでしたーーーー!!!!!!!!」

その後、男性の悲鳴が近所に響き渡ったそうな。

「ほんと、すんませんでした」

椅子に座る依姫の前にボコボコになって土下座をした健吾の姿があった

「全く・・・・・・これっきりにしてちょうだいね?」

「は、はい・・・・・」

「そ、それにあなたには私が・・・・・ゴニョゴニョ」

「す、すんません!」

「じゃあ、もう一つだけバツを受けて頂戴」

「な、なんでござんしょう?」

ガタガタ震える健吾に近づき、同じ視線になる



〜寝室〜

「どうしてこうなった」

健吾がベットで寝ながら言った。その横には寝息を立てて寝る依姫の姿

罰というのは同じベットで寝てもらうことだった

「まぁ・・・・悪い気はしないんだがな・・・・美人の横に寝てられるなら」

そう言いつつ健吾も眠りにつく


〜翌日〜

「ん・・・・・もう朝か・・・・・」

健吾は何事もなく目覚めた。が、腕に依姫がくっついていた。

「あら〜ぐっすりねちゃってまぁ。今日は土曜だから良いんだけどさ。おい、依姫〜朝だぞ〜」

声をかけると「ん」
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