歌い手、約束する
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こかに行っちゃうようなことは・・・」
「ないよ。今のところ、僕がしたいことは“ノーネーム”の復興の手伝いと“音楽シリーズ”のギフト保持者を探すことだから」
「そう、ですか・・・よかったです」
リリちゃんは心底ほっとしたような顔をする。
「で、あの問題児三人組も引き受けたことを途中で投げ出すようなことはないから、あの三人もコミュニティから離れていくようなことはないよ」
「信頼しているんですね」
「これだけの間一緒に暮らしてれば、信頼は生まれるものだよ。もちろん、リリちゃん達との間にもね」
そう言いながら、僕はリリちゃんの頭を撫でる。
「はい・・・また、コミュニティから人がいなくなるようなことは、ないんですね?」
「うん、ない。約束するよ、“ノーネーム”から、離れていかないって」
そのあと、しばらくしてから僕らはお風呂から上がり、サラマンドラが振舞ってくれた食事を食べ、部屋に戻った。
しばらくするとリリちゃんが寝たので、布団をかぶせてから僕はサウザンドアイズの支店に向かうことにした。
逆廻君達が引き受けた依頼について、しっかりと聞いておかないとね。
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