暁 〜小説投稿サイト〜
仮面ライダーBLACK RX〜ネオゴルゴムの陰謀〜
第二十話『火山の咆哮』
[3/4]
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
げ、クリムゾンエクリプスに献上するのさ!」
光太郎の問いかけにエピメルは笑いながら答える。
「そんなことのために、罪のない人々の命を奪ったのか!変…身!」
光太郎の変身の掛け声とともに体組織を変化させる変身ベルト、サンライザーが出現し、キングストーンと太陽、2つのハイブリットエネルギーが全身を駆け巡り、南光太郎はロボライダーへと変身するのだ。
「俺は悲しみの王!RX!ロボライダー!」
ロボライダーは名乗りながらエピメルの尻尾を掴もうとする。
「馬鹿め!」
エピメルの太く雄大な尻尾はロボライダーの鋼鉄の装甲でも防ぐことができず、吹き飛ばされて壁面に叩きつけられる。ロボライダーはすぐに立ち上がり体制を整えようとするが、
「これでどうだ!」
エピメルはロボライダーの首に尻尾を巻きつけ、締め上げようとする。
「このまま骨を砕いてバラバラにしてやる!」
エピメルは更に尻尾をロボライダーの全身に巻きつけ、締め付ける。ロボライダーは必死に振りほどこうとするが、それにあわせてエピメルは締め付ける力を強める。
「強情な奴だ!これでもくらえ!」
エピメルはロボライダーの頭部めがけて火炎放射を放ち、ロボライダーを焼き殺そうとする。しかし、その炎はロボライダーによって吸収されてしまう。
「なんだと!?」
その光景にエピメルは驚く。
「俺は炎の王!その炎は、俺に力を与えてくれたのだ!」
ロボライダーは炎を吸収したことで力を強め、エピメルの拘束を強引に引き剥がす。
「ボルティックシューター!」
ロボライダーは必殺の光線銃を出現させる。しかし、
「いいのか、ここで俺を倒して?」
エピメルは余裕を見せる。
「どういう意味だ!」
「ここで俺を倒せばどうなるか。俺がここで死ねば、俺が体内に宿しているエネルギーが俺の掘り進めた道を伝って日本全土に流れ込む。そうなれば、日本は火山で焼かれた後に地盤沈下で海の底へ沈む。つまり、俺を倒した引き換えに日本を滅ぼすことになるのさ!」
エピメルは事実上日本と、そこに住む人々を人質とし、ロボライダーに攻撃を躊躇わせる。
「くっ!なんて卑怯な奴だ!」
「何とでも言え!戦いに卑怯も何もないんだよ!」
エピメルはロボライダーに素早く近づき、鋭利な爪で腹部を攻撃する。
「なんとか、奴を安全に倒せる方法を考えないと…」
ロボライダーはなんとか立ち上がり、
「そうか!行くぞ、ライドロン!」
ライドロンに乗り込むと、エピメルに突撃する。
「何が狙いがわからんが、受け止めてやろう!」
エピメルはライドロンの突撃を受け止めようとするが、あっさりと突撃を許してしまう。
「まさか、爆発させないで俺を倒そうという気か?だが無駄な行為だ!」
押し負
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ