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仮面ライダーBLACK RX〜ネオゴルゴムの陰謀〜
第五話『天使と悪魔の二重奏』
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ギーが全身を駆け巡り、南光太郎は、仮面ライダーBLACK RXへと変身するのだ。
「俺は太陽の子!仮面ライダーBLACK!RX!」
RXはクリオネ怪人に勇敢に立ち向かう。
「お前を倒せば、俺が最強だってことが証明される!」
クリオネ怪人はヒレ状になっている腕を鞭のように振るい、RXに叩きつける。
「柔らかいせいか、一撃が厳しい。なんとか隙きを見つけないと。」
RXは反撃の機会を伺い、
「そこだ!」
クリオネ怪人の腕を掴み、投げ飛ばす。
「うぐっ!」
背中を打ち付けたクリオネ怪人はうめき声を上げながら立ち上がる。
「いくぞ!」
RXはジャンプし、体を撚る。
「RXキック!」
RXは必殺のキックを放つが、
「馬鹿め!」
クリオネ怪人は頭部を変形させ、無数の触手を出現させてRXの両足を捕らえ、キックを封じると、
「さっきの仕返しだ!」
その勢いでRXを力強く地面に叩きつける。
「どうだ仮面ライダー!このまま丸呑みしてやる!」
クリオネ怪人はそのまま触手を動かしてRXを捕まえようとするが、
「そうはいくか!」
RXはすぐさまバックステップで触手による攻撃を避ける。
「リボルケイン!」
RXは左手をサンライザーに構え、太陽のエネルギーを凝縮した光の杖、リボルケインを出現させ、右手に持ち替えると、そのままクリオネ怪人めがけジャンプする。
「ハアッ!」
「させるか!」
RXはリボルケインを突き出し、それを見たクリオネ怪人は触手でリボルケインを絡めとろうとするが、太陽エネルギーの熱によって触手が焼き切れる。そこにリボルケインが突き刺さり、凝縮された太陽エネルギーを敵めがけて全放出するRXの必殺技、リボルクラッシュが炸裂し、クリオネ怪人は爆発し、蒸発する。
後日、蛇野あかりのアカウントや公式ページはすべて削除されており、ニュースサイトではそのことで持ち切りとなっていた。
「こういうことばっかりニュースサイトは作業が早いな。」
霞のジョーはニュースページを見ながら言う。
「今話題の有名人が痕跡を全部消して消えたってなれば、ニュースサイトだけじゃなくてネット掲示板でもいろんなことが書かれているわ。」
杏子は匿名ネット掲示板を開きながら言う。
「そうね。インターネットの普及で、顔を見せず、声も聞かせずに好き勝手なことを言えるから、出鱈目なことを言う人も増えたのよ。」
克美は掲示板の実情を呆れながら言う。
「そうだな。インターネット、正に天使にも悪魔にもなるツールだな。」
光太郎は今回の事件で身にしみたことを言う。世の中には輝かしい光があれば、必ず裏とも言える影は有る。ネオゴルゴムの暗躍はこれからも続く。光太郎の戦いも、ネオゴルゴムがある
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