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ルーインド東京
第十章「晴天」
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未夢のポータブルテレビには東京都が晴天になった中継映像が流れていた。

リポーター「東京都内の様子です!
      東京都は半年ぶりとなる晴天に恵まれました!」

その病室には療養中のベットに座る未夢と側には掛もいた。

未夢「東京もようやく晴れるときはやってきたな!」
掛「ああ、ついにこの時が来たか!」

総合病院の広場

快晴に恵まれた東京を見た木村は広場にいる皆を呼び出し晴れた東京に注目させた。

木村「皆!ラウンジの方に集まれ!」

そしてラウンジの方に皆を呼び出し、快晴になった東京の空に指をさした。

木村「見ろ!これが東京の新しい空だ!」

そして、東京は晴天による新しい光がここに差し込んだ。

それから数日後????
東京にはブルーインパルスが複数飛行していき、
東京中を元気づけていった。
そして、信介はリハビリを終えて、骨折を完治した。
そして平井一家は東京都を離れ、岡山県へ引っ越すことになった。

信介「もうリハビリを終えて骨折も完治したから
   俺達もそろそろ行くか!
   今日からまた家族としての生活が始まるぞ!」

すると、遥の友人である氷子(ひょうこ)
親友である幹の事で話かけた。

氷子「遥ちゃん!これから東京を離れるんだよね?」
遥「あっ!氷子ちゃん!」
氷子「幹ちゃんの事なんだけど。」
信介「おっと、その前に皆にお礼とお別れを言わないとな。」

そして、平井一家はそれぞれ友人や仲間などにお別れを言いに行った。

親友の幹のいる病室

そこには幹とその母親がいたのだった。
幹は頭に包帯を付けており、顔にはガーゼと絆創膏が付いていた。
そして遥は幹が無事だったことが嬉しすぎて幹の方に泣きついた。

遥「幹?????!」

幹のベッドで泣きつく遥を幹は優しく撫でた。

幹「大丈夫だよ、ハルちゃん。
  私、もう大丈夫だからね。」
氷子「遥ちゃんはもう東京を離れちゃうから
   お別れを言いたかったからね。」

そして、病院の廊下には遼真と木村先生と友達とその家族がいた。

まさるの母「この度はうちの息子を大変お世話になりました。」
ゆうとの父「ええ、その友達の遼真くんも一緒だったので」
遼真「家族にまた会えてよかったね、まさるくん!」

まさるは泣きながらこう言った。

まさる「うん・・・!母ちゃんと妹には会えた・・・
    でも父ちゃんは今回の地震に巻き込まれて亡くなったって・・・!」
遼真「そうだよね。でもまさるくんのパパもきっと天国で見守ってるよ。
   僕は東京を離れちゃうけど、僕の事も忘れないでね!」

そして、遼真とゆうととまさるは囲んで友情を忘れないとお別れを伝えた。

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