第十八話 ベースの防衛
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だ奴は必ず見つけてやる…!その前にお前達だ…っ!!」
セルパンの他にも倒さないとならない存在がいることを知ったヴァンはまずは目の前の敵に集中する。
「良い目だ…セルパンにはガーディアンを潰すように言われたが……まあいいだろう。お前の力を見せてもらうぞ…古の戦争で破壊神と恐れられた悪魔のレプリロイドの力をな」
「……プロメテ……ずるい……」
「何、楽しみは残しておいてやる。モデルOのオリジナルの破壊神の肩書きが偽りでなければの話だがな」
「(こいつらもモデルOのことを知っている…モデルOのオリジナルのこと調べたのか?ガーディアンベース以外で…?)」
つまり“あの男”とやらは大昔の戦争の歴史を知っていることになる。
プロメテが鎌を構えたことでヴァンもセイバーを構えた。
「ヴァン…」
「プレリー、先輩を連れて下がってろ…こいつらは…イレギュラーは全て倒す………何があってもだ」
その言葉に強い決意を感じたプレリーは妙な胸騒ぎを覚えたが、このままいても邪魔になるだけなので動力部を出た。
シャッターが閉じた瞬間、ヴァンとプロメテのセイバーと鎌の刃が激突した。
力は拮抗、ヴァンは拳にエネルギーを纏わせたオメガナックルでの一撃をプロメテに叩き込もうとするが、プロメテは不敵に笑うとワープした。
「こっちだっ!」
拳が空振りし、プロメテはヴァンの真上を取って鎌を構えながら急降下した。
「当たるかっ!」
即座にヴァンはダッシュでかわし、バスターを構えてチャージバスターを発射する。
「ぬんっ!!」
プロメテは振り返り様に鎌で薙ぎ払うと、そのままヴァンに斬り掛かるが、ダブルジャンプで斬?と衝撃波をかわす。
「はあああああっ!!」
「せぇやああああっ!!」
セイバーによる回転斬りをプロメテに繰り出しながら急降下するヴァンに対して、プロメテも鎌を高速で回転させながら上昇する。
互いの刃が何度も激突し、このままでは埒が明かないと判断したヴァンは回転斬りを中断して殴り掛かり、それをプロメテは鎌の柄で受け止めた。
「くそっ!!」
プロメテを強引に弾き飛ばし、その勢いを利用して距離を取り、チャージを終えたバスターを構えてチャージバスターを放った。
「焼き尽くせっ!!」
それをプロメテはワープで回避、再びヴァンの真上を取ると、髑髏を思わせる紫色の炎を四発発射した。
髑髏の炎からヴァンに向かって火球が放たれ、最初はかわせたが、回避後の隙を突いてきたために数発喰らってしまう。
それを見たプロメテは笑みを浮かべるが、次の瞬間のヴァンの変化に僅かだけ瞠目した。
火球を受けたアーマーの損傷が瞬く間に直っている。
いや、直っているこ
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