遠い遠い昔、遥か彼方の銀河系で・・・・・・。
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遠い遠い昔、遥か彼方の銀河系で……。
ある、フォースの卓越した、ジェダイがいた。彼を尊敬と畏怖を込めてアルバトロス教授と呼ぶ。ジェダイ評議会が彼のフォースとライトセーバーの理論と技法に関してそれにふさわしい称号が「教授」であった。そして彼のフォースの理論と技法を「アルバトリコン」という。彼の理論と技法を学ぶものはジェダイでも有数の卓越者となる。
アルバトロスが金属製の棒を高速で回転させていた。その回転はもはや棒を円盤のように見せてもいた。
「先生、何をしているのです」
「見ての通り、単純なフォースの使い方だがこいつをどうやって防ぐかね」
「ライトセーバーで中心を真っ二つにすれば」
「ほう、では受けてみよ。我がパダワンよ」
「はい!」
白い道着のまだ幼さの残る青年は青いライトセーバーを構える。
「1つ言っておく」
「はい?」
「死ぬなよ?」
「は?」
教授はその円盤をそのまま、円を描くように回し始めた。
「う、ああ!」
白い道着のまだ幼さの残る青年は青いライトセーバーを構える。
その円は二重の円盤にそしてそれをまた円を描くように、三重になった円盤をそのまま、円を描くようにパダワンに飛ばした。
パダワンはライトセーバーではなく、フォースでその軌道を止めた。しかし三重の回転は止められない。なんとか自分へ来るのを抑えているだけだ。すると教授はそこに自分の持っているライトセーバーの一本を投げた。それがその円盤の中心を切り裂くとものすごい勢いで2つになった三重の回転のかかった棒が2つ出来た。
パダワンのフォースでは止めきれず、すかさず2つの円盤がパダワンを襲う、しかし教授の一番弟子である。ライトセーバーを稲妻のように使い、1つを斬ってからもう一つに剣閃の軌道を変えて斬る。
「ほう、だが斬るだけではこの技の本質は見きれてない、しかしよく捉えた」
教授はフォースを止めると4つの円盤の動きはとまって空中にピタリと4つの棒の破片を停止させた。
「わかったか、私クラスのフォースになるとある程度のパワーに方向と発想を与えるだけのテクニックを加えて、スピードにフォースの力を傾ければこうなる。1つの回転を覚えるだけで、おまえの真っ正直な技は格段に強まるだろう。心を火で鍛え水で極める。そうすればおまえのこころは強くそして柔軟に、あらゆる世界を映し出す水面になる」
「はい!」
「む、飛び散った小さな破片がお前の脇腹をえぐったようだな」
「う、ぐう」
「動くなよ」
教授が手をかざすと、傷は跡形もなくなくなった。
「どうやったんです?傷を治したなんて?そんな高度なフォースをどうやって」
「細胞を癒す周波数を使い傷を治す。まあ、それは熟練者のやり方だ。おまえでも、こういう外傷は、細胞レベルでただ配列を動かして整え
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