二十
[8]前話 [2]次話
想ふとて
世に逢ふもなき
今なれば
夢にもなかりき
人も忘るゝ
どんなに想いが強くとも…もう会わないと決めた今となっては、この想いほど無駄なものはあるまい…。
夢の中にさえあの人はいない…そうしてあの人は私を忘れてゆくのだろうな…。
振り返り
見なば侘しき
道なれば
想いに痛む
わが心なか
人生を振り返り、こうして見ると…なんと小さく心許ないものだろうか…。
人を愛しては絶望し…それでもまた愛してしまい…。
こんな自分に嫌気がさす…そして、叶わぬ想いに心が痛むのだ…。
人とは…なんとも我が儘なものだな…。
[8]前話 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ