そうだ、家出をしよう
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ィンのつれなさにも納得がいくと言うもの。
「先輩、いや師匠!」
「え?師匠?」
ティオネは聖戦士に詰め寄る。
その気迫に、聖戦士はたじろぐ。
「どうか思い人の落とし方についてご教授下さい!
同じ同族のよしみとして!」
恋愛と言うものを焚き付けられたのか、鬼気迫る勢いで聖戦士に弟子入りしてきたティオナだった。
実際に彼氏とかいるわけではない聖戦士も、思い人と言う単語に反応し、嬉々として恋愛談義に花を咲かせ始めるのだった。
「…何でこうなった」
「ティオネは、昔からこう」
「おねぇちゃん……」
3時間に昇る談義に、家出してきたのは間違っていたのか。
そう思わずにはいられないタケルだった。
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