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役職?召喚魔術師ですがなにか?
そうだ、家出をしよう
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マゾネス姉妹。
ティオネとティオナだった。
因みにまだあの時のドラゴン連続召喚の件を根に持っている。特にティオナが。

「何だ、姉妹も一緒か」
「ねぇねぇ何食べてるのー?」
「ちょ、ティオナ!」
「えー良いじゃん。アイズも食べてるしさ」
「ん、美味しい」

いつの間に…アイズちゃんはいつにもましてフリーダムなようだ。

「あのね。確かにこれは食えば傷はなくなるけど、元を辿れば俺の魔力だからね?」
「は?魔力?食べ物でしょ?」
「そう。元気100倍」
おいこらアイズちゃん。

「おいしー!何コレ!はじめて食べた!」
「本当ね。これなら団長も…」

モウヤンのカレーは無限ではありません。1日3食が限界です。再利用しても10食が限界も良いところです。
それなのに君たちと来たらそんなに食べてくれやがりまして…俺の分ないじゃん。

「ごちそうさま」
「お粗末さま…じゃねえよ!全部平らげやがったな!?」
「うん!美味しかった!」
「だろうな!」
「何怒ってんのよ。小さい男ね」
「他所が内に入ってくることが正しいとでも思ってんの!?」
「こんなところでキャンプしてる方が悪いんじゃない?」

なんと言う暴論。理屈とか完全無視である。

「もう良いわバカゾネス!さっさと帰れ!」
「なっ!?言うに事欠いてバカゾネスですって!?
ティオナなら兎も角聞き捨てならないわね!」
「ウチ(モンスター)のアマゾネスはお前以上に上品だよ!」
「何ですって!?」

段々とヒートアップする言い争いに、アイズとティオネが茅の外になる。
しかしここまで食い下がってくるのなら、実際に引き合わせた方が早いかもしれない。

「と言うわけで召喚!アマゾネスの聖戦士!」

魔方陣から現れたのは、アマゾネスシリーズの一角。
他のアマゾネスとは違って肌の露出は少なく、それでいて筋肉質でもない。

「な、一体何処から…」
「強そう…」
「き、綺麗な人…」

それぞれが感想を口にし、聖戦士に見とれる。

「どうだ!これが気品と言うものだ!」
「あ、主様…恥ずかしいです」
「ほら!羞恥心とかお前らないだろ!こう言うところとかも女らしさがにじみ出ると言うもの!」
「そ、そんなの関係無いでしょ!」
「いいや在るね!男としてオープン過ぎるのも如何なものか!
終始盛ったような物言いが、一部の男以外に通用すると思うなよ!」

ガーン!と、ティオネは雷に射たれたように仰け反った。
まさか、と思う。
ロキファミリアの団長、フィン・ディムナに対して行ってきた様々なアプローチは、全てに於て強引さが見られた。
尽くす女と言うものを体現してきたつもりのティオナだが、それが逆効果であったと言われるならば、これまでのフ
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