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魔法少女リリカルなのはINNOCENT ブレイブバトル
DUEL5 レヴィとの対決
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上に上がった方が良いと判断した結果だ。

「え?」

だがその判断は正しかったようだ。
上へ逃げていこうとしたレヴィを巻き込み、斬り裂いた。

「よし!!」

レヴィはそのまま建物のビルの屋上に落ちていく。
今回の戦いは幸運続きだが、やっとの事でレヴィにまともなダメージを与えることが出来た。ちゃんと説明をまだしてもらっていないが、レヴィのライトニングは守りが脆い。葬刃を喰らえばひとたまりもないはず………

『最後まで油断しないでよ』
「分かってる………」

こっちも満身創痍なのは変わらない。不意を突かれればそのまま敗北にもなりかねない。

「………」

警戒しながらレヴィの様子を確認しに行く。

「きゅぅ………」

レヴィは目を回しながら気絶していた。

「………と言うことは」

『勝者、有栖零治君!!』







「ぶぅ………」
「何だよ、そんなに不服か?」

ゲームが終わって早々に、レヴィが不服そうに頬を膨らませてこっちにやって来た。

「いきなり新しいスキルとかずるい………」
「誰も葬刃だけとは言ってないぜ?」

と言ったが、当の本人も知ったのはあの土壇場である。

「それに初心者の俺に合わせて手加減してくれただろ?あのフォトンランサーだって全然操れてなかったし」
「へいとがくれたんだ。レパートリー増えればもっと戦略が増えるんじゃないかって。けどボク誘導弾苦手だから………」
「へいと?」

確か焔はフェイトと言っていたはずだが、間違えたのだろうか?

「あの……零治さん」
「あっ、ノーヴェ」

俺とレヴィが話しているとノーヴェがトコトコやって来た。

「誰この子?レイの知り合い?」
「まあそんなとこだ。それよりもノーヴェこれ」

そう言って俺はノーヴェに赤と青のスケルトンカラーのホルダーを渡した。

「あっ……」
「何かレヴィに勝ったから特別に2つプレゼントしてもらったんだよ。確か姉妹多いんだよな?一つしか余分に無いけど、良かったら使ってくれ。あっ、それと……」

そう呟きながら俺は1枚のカードを取り出す。

「これ、今回の景品のレアカード。新武装らしいんだけど、俺は使えないからさ………良かったら使ってくれ」
「えっ、でも………」
「俺はバトルを楽しめたから充分満足さ」

そう言って半ば強引にノーヴェに渡した。

「ノーヴェ、どこっスか〜!!」
「あっ、ウェンディの声………」

ノーヴェに渡した後直ぐにノーヴェを呼ぶ声が聞こえてきた。イベントは継続中なのに遠くから聞こえてくるのだが、どれだけ大声で呼んでいるのだろうか?

「姉妹か?」

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